さらなる開発に期待 ~戸みら伊 伊勢佐木町店~

株式会社クロコという手広くシステム開発や動画プロモーション、デザイン制作、催事、エネルギーの各事業を展開する会社だ。同社が飲食事業として経営・運営している店「戸みら伊 横浜伊勢佐木町店」に行ってきた。

 

 

実は5・6回めくらいの来店で、植竹的に「好きなラーメン店」に入る。なので楽しみしていた。初めてランチタイムにお邪魔した。

 

 

つけ麺が今の推し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初は、「豚骨魚介」ってちょっとめずらしいなと思ったのがきっかけ。でもここ最近は「鶏とんこつ」の優しい味が好きになった。

 

 

メニューが絵画的なのは面白い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来店して、まずびっくりしたのは若い女性店員に「大盛りと小ライスがサービスですが」と尋ねられた。

 

 

あ、あぁ、じゃあライスお願いします。 はい。

 

 

けっこうそっけない会話、一往復が終了。許可を取りパチパチ。

 

 

お、薬味か。どれどれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左はショウガだった。少し気が抜けている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右側は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ対策で試すのはやめておいた。店員さんにも聞けず仕舞い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飲食店では定番になりつつある、「手指のアルコール消毒促進」「個客化する仕切り・パーテーション」は最低あっても良いが、何も言われなかったので試食は避けた。

 

 

小ライスから着丼。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづけてメインが着丼。

 

 

戸みら伊特製らあめん~鶏とんこつ味~920円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例によってスープを一口。魚粉の味をまず感じ、すぐに鶏のまろやかな出汁が見えてきた。そしてさいごに豚骨の甘さが口の中を包む。旨い。

 

 

それから、メンマにいった。これ、私大好き。甘辛で煮つけられた色はこげ茶色に照りでキラキラ光っている。

 

 

チャーシューもホロホロと肉がほどけていく柔らかさ。一方、麺はいたって普通。もう少ししっかり湯切りをしてほしいところ。

 

 

食べ進めていくにつれ、気づいてことがある。それは食べるスピードが増していかないのだ。つまり、うまいと飽きの間をさまよっている状態で、リピフラグが黄色信号になってしまった。

 

 

要は食べ慣れてしまったということだ。旨いんだけど、初手からゴールまで「分かって」しまっているのだ。立ち食いそばや牛丼などとくらべてラーメンは、「ド定番」の味がまだ決め切れていないことが大変ではあるが、ラーメン業界がここまで成長した努力の証でもある。

 

 

ということは、「進化が前提」の業態であるということだ。たとえ天下一品でも離反はある。いろいろ手掛けている企業だけに、ラーメンの商品開発まで手が回るか心配だ。

 

 

完食はできた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私よりも先に食べ終わった、30代男性サラリーマン風と50代フリーランス系男性がともに、食べ終わるやいなや、何も言わずに退店していった姿を見てすぐ、従業員を見たら、「ありがとうございました」とは言いつつも、伏目でドンブリを片付けていた。

 

 

商品開発・サービス開発。でも上野・横浜という飛び地で、見られている意識が低下しているかもしれない。でもちょっとテコ入れすればすぐに良くなるはず。スピード感が求められる。

 

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛