アルバイトリーダーの作り方とは?

こんにちは!
店舗経営チーム力向上コンサルタント
の植竹剛です。

店舗経営のチーム力向上をめざしているあなたにお送りする
ブログの「アルバイト編」は今回、次回でいったん終了します。

いまは新しい内容の体系化を進めています!
これからも、あなたのお役に立てる、経営のヒントになる
ことを発信し続けていきます!

それでは、今日も元気よく行きましょう!

あなた(店長)の右腕となる人材の登用は
絶対不可欠です。

アルバイト出身の方が最終的に「社長」
になられる方も事実いらっしゃいます。

特別な才能がなくても、アルバイトが店舗管理
を担うことは十分可能です。

今日はこの考え方をお話ししていきます。

それではさっそくアルバイトリーダーの
つくり方の項目を書き出します。

1.業務の深度を設定してみる
●これは、一見同じような業務でも深度(難しさ)
が異なる場合があります。

【例】在庫管理
(初級)適正発注をし、過剰や在庫切れがない
(中級)標準取れ数から発注コントロールしてロス分析を行う
(上級)販売ボリュームを予測(販売促進含め)して、
おすすめ商品として売上貢献を図る

特に上級は対象者一人ではできません。
全員の協力が必要です。

深度の設定は二つの考え方があります。

①業務自体の深度
②個からチームでの関わり具合
(初級)一人でできる
(中級)引き継ぎをしながら他の人材も関与する
(上級)チーム全員で取り組む内容

②の上級の例は”プロジェクトの責任者”とも言えます。
内容はアイデアとして日頃ストックしていると便利です。

2.数値責任を与え、達成するまでのプロセス自体が教育
●カンタンな数値から始めてみます。クリアをして
自信を付けてもらうことが狙いです。

3.対象アルバイトのモチベーションの源泉を
常に確認しながらお互いに探していく

4.人事考課でしっかり評価(良し悪し)をする
●考課期間内で消化できるような内容が良いのですね。
長期設定をしないと達成できない内容でもOKです。
仕掛り中であることを明記しておきます。処遇の件は今回割愛します。

5.チャレンジするチャンスを与え続ける
●失敗することもあります。評価は厳正に行います。
でも、あなたからの最大のエールは次のチャンスを
与えることです。

6.周囲のバックアップを観察する
●仲間がチャレンジしていることに興味があるのかを
軽く距離をとって観察します。
巨人の星の明子ねぇちゃんのように・・・(笑)

7.達成時には大々的に皆でお祝いする(公開する)
●自分で喜びを噛みしめるのも良いのですが、
ここは皆で苦労と達成感を味わいましょう。

あなたの立場であれば、この場でも「目」をキラリとさせて
次の候補生を観察したりします。

このようにアルバイトさんでも店舗マネジメント業務の
役割をこなすことはできます。

そうすると、「社員としてがんばってみようかな」心
が芽生えて即戦力が誕生し始めます。新規出店など
成長戦略も会社として組みやすくなります。
人材がそろっていないと難しいですよね。

新規学卒の新入社員を一から育てるよりも会社に
貢献してくれるかもしれませんね。

業務深度の設計や内容、店舗コンセプトに即した
項目を決めることは正直大変です。

でも、ここを乗り切ることであなたも成長することでしょう。
かわいい部下、アルバイトたちのためにひと肌脱いで
仕組みをつくっていきましょう!

気をつけることは一点だけ。内容や仕組みを
「難しくしない」 ⇒ 「カンタン(簡潔)」にする
これが一番大切です。

あなたのレベルで作り上げたら誰も使いこなせません。
相手を思うならばこそ、相手のレベルまで下がってあげてください。
ブラッシュアップ(改善)はみんなが手伝ってくれるようになります。
でも、「はじめの一歩」はあなたからです。

今日はここまでにしたいと思います。
次回は「アルバイト編」最終回です!

最後までお読みいただき有難うございました!

店舗経営チーム力向上コンサルタント
植竹剛