アルバイト応募から面接までのポイントは?

こんにちは!
店舗経営チーム力向上コンサルタント
の植竹剛です。

昨日、夕食を摂るのが遅くなってしまい、
久しぶりにラーメン屋さんに行ってみました。

普段は夜あまり炭水化物を摂らないのですが、
醤油ネギラーメンをオーダーしました。

「おいしい!」

たまにはいいものですね!
でも習慣化しないように気を付けます。(笑)

それでは今日も元気よく行ってみましょう!

今回はアルバイト面接のポイントについて
お話をしていきます。

仕事の忙しい合間を縫って行うことが多い面接業務ですが、
あなたはどのように進行していますか?

お話しの結論は「時間管理」です。
とにかく、アルバイト予備軍はほかのお店も
狙っています。ライバルに勝つには
とにもかくにも「レスポンス」の速さです!

ポイント3つにまとめます。

①応募から面接までの間隔を空けない(なんなら今日の●時でしたら)
相手の空きスケジュールの最短日時を面接に設定します。

②面接判断と採否連絡
面接が午前中の場合 ⇒ 当日夜5時までに連絡
面接が午後5時までの場合 ⇒ 当日夜9時まで
面接が午後5時以降の場合 ⇒ 当日の連絡リミットを確認して
当日中もしくは翌日の午前中までに

※日をまたぐのはあまり宜しくありません。夜面接は
本人の強い希望(昼間はダブルワークなど)のみにしましょう。
※直感で採用を決める場合には即決でもOKです。

③オリエンテーション(説明)日の設定最短で組む 

でも、若かりし日の私(店長時代)はこのような
混乱ぶりでした。

アルバイト:「店長、アルバイト面接希望の方が
いらっしゃいました」
店長   :「あれっ?今日だっけ?今忙しいな・・・
ちょっと待っといてもらって!」

アルバイト:「あの、もう10分くらい待たれてますよ」
店長   :「わかったわかった。今いくよ」

店長   :「お待たせして申し訳なかったね」
面接希望者:「いえ・・・」

店長   :「では、志望動機を教えてください」
面接希望者:「あの、家から近かったので・・・」
店長   :「動機はそれだけですか?」
面接希望者:「あ、はい。あとは時間の融通が利きそうだったので」

———-面接後———-

アルバイト:「店長、今の子どうでした?」
店長   :「う~ん、だめだな。うちで働きたいという
気持ちが薄いな」

アルバイト:「そうですか・・・待っているのを見たら良さそう
だったんですけどね・・・」
アルバイト:「なかなか良い人来ませんね。人数足りてなくて
困ってるのに・・・」

店長   :「うん・・・」

まったく、ひどい店長です!(私でした・・・)

しかも、なんだか「・・・」の多い会話ですね。
登場人物3名ともしっくりいっていないようです。
それもそのはず。全員がLose-Loseになってしまったからですね。

原因はなんだったのでしょうか。

店長の時間管理
・予定管理
・スケジュールの入れ方
・スケジュールが立っていないからいつ忙しく、
いつ手が空いているということがわからない

このような初歩的な自己管理ミスによるものがまず
挙げられます。

あなたもこの面接に限らず、スケジュールを確認するのを
忘れたことのご経験はたぶんあると思います。

単純な防止策としては、あなたご自身のスケジュールと
店舗や組織に関わるスケジュールを区別することから
始めます。

今回の面接は、「面接がある」という店舗でのスケジュール
「面接の対応をする」というあなたのスケジュールを分けて
おくと、もし自身のスケジュールで抜けていたとしても、
他の社員やアルバイトさんがフォロー役に回ってくれます。

副店長:「店長、今日は14:00から○○さんという方の
面接が入ってますね」
店長 :「ん?そうだったか・・・ありがとう!自分の予定表では
抜けていたよ」

このようにしていくことが「仕組みづくり」になります。
事例としては非常に単純なことですが、店舗としての行事や
要件を優先してしまい、店長としての業務を行うのを
圧迫してしまうということが防止できるようになります。

加えて、あなた以外の従業員もあなたとの打ち合わせ、
相談など声を掛けやすくなりあなたへのアポイントも
スムーズに行えるようになります。

今回では、面接予約が入ったことを全員が知っておく
ルールをつくることで進めてみましょう。

1.店舗行動予定を掲示する(ホワイトボードなど)
基本的なことですが、やはり運用し続けないと
風景化します。

2.朝礼等で読み上げるルールをつくり習慣化させる

3.当日最終退館者が確認し、すべて終わっていたら消す

4.明日の行動予定を書き出す

5.翌朝の社員が出勤したときの「実施リスト(To DOリスト)」
を確認して漏れがないかチェックする

社内イントラネットなどのシステムを利用されている
会社であれば入力しておく、でも良いのですが
できれば「手書き」をおすすめします。

では、冒頭のやり取りをリセットしてみましょう。

面接希望者:「あの、本日●時に面接をしていただく予定の
○○です」
アルバイト:「○○さんですね!ようこそ!」
「お話は店長から伺っています。少々お待ちくださいませ!」

面接希望者:「(内心 ホッ。) はい、宜しくお願いします。」

店長   :「あなたが○○さんですね!どうもありがとうございます!」
「さぁ、こちらへどうぞ!」

———綺麗に清掃された面接会場(事務所など)で————–

店長   :「本日はご来店ありがとうございます。」
「これから30~40分お時間をいただいて面接を
していきます」

店長   :「まずは、当店(当社)がめざしていることから
ご説明します」

面接希望者:「はい、宜しくお願いします。」

———-面接後———-

アルバイト:「店長、今の子どうでした?」
店長   :「ちょっと元気がなかったけど、それはこれからの
我々の指導次第で大丈夫だと思うよ」

アルバイト:「では採用ですか?」
店長   :「そうだね!あまり経験がないからリラックスしてもらおう」
アルバイト:「よかった!忙しくて目が回りそうだったので」
アルバイト:「じゃあ私、ウエルカムボード作りますね!」

スムーズにスケジュールが進行されることで時間に余裕ができて
人材の見極めミスも減少します。

未来のチームメイトを見極めるには、あなたには
最高のコンディションで臨んでいただきたいです。

本日はここまでにしたいと思います。

次回は、面接時の採用基準はどのようにして決めたら
よいのか、をテーマにお伝えしていきます。

最後までお読みいただきましてありがとうございました!

店舗経営チーム力向上コンサルタント
植竹剛