コンビニオーナーの試練

こんにちは!
アルバイト活用コンサルタントの
植竹剛です。

実は今日は12月7日。
震度5の地震がありました。

ちょうと私は東京駅に向かう地下鉄の中。
停車したとき、ちょっと電車って乗降客の
移動で揺れますよね。

でもその揺れ方がおかしかったのです。
本を読んでいた私はちょっと遅れて気が付きました。
辺りを見回すと、目が合う人がチラホラ。

影響なし、とのことで1分ほどで発車しました。
月並みな言葉ですが、自然には勝てませんね。

前回の続きでコンビニのオーナー奮闘記のように
なってきたブログです。

苦しい人数で店舗シフトを回していると、アルバイトの
定着は一部の方にギュッと絞られます。

つまり、辞めて雇っての繰り返しです。
そうすると、さらにオーナーは店長業務が増えます。
募集媒体の校正、電話対応、面接、書類作成と管理、初期教育・・・
費用管理、利益額がダウンするので販売戦略の見直し・・・

余談ですが、アルバイトがコロコロ入れ替わる店舗は
レジ内の整理整頓が雑になります。
特にレジ袋や包材、宅急便の備品などの位置が変わっていることが
目立ちます。

水回りのスポンジの汚れ具合や事務所への出入口のノブ周りの
清掃などをちょこちょこチェックしています。

話しを戻します。

疲労と睡眠不足でフラフラのオーナーに明日はあるのでしょうか。
ご家族がいらっしゃる方も多い(出店する条件の一つにも)でしょう。
家族サービス?もちろん自身の体のことが優先です。
心もですね・・・

やはり、オーナーの業務レベルにまでアルバイトを育成する以外の
道はありません。

クレーム対応や突発的な案件も含めてですね。
極端に言いますが火事や強盗以外すべてです。

私がオーナーならば「この人」と見込んだフリーターを
自身のシフトに帯同させます。つまり同じ時間をたくさん
共有します。

常に会話をしながら、相談し合いながら・・・
今後の話「どうしたらもっと良くなるだろうか」を
し続けます。

お互いの存在を理解し、お互いが必要としている、
されている心境になったら、二手に分かれて以外の
アルバイト育成に入ります。

昼間に入るアルバイト教育は重要です。
客層が一番多いからです。
売上が高いからではありません。

同じ看板、(ほぼ)同じ商品というイメージがある分、
コンビニ競争状態をどのように勝利するか。

勝利というより、「生き残る」ためにはどうするか。

人材ですね。
オーナーはここから辛抱して数か月は深夜番に。
深夜番のアルバイト希望者はいろいろな生活背景を
背負っています。

このメンバーをまとめられれば、かなり安定してくるはずです。
朝のピーク前にいろいろな準備をすべき所、サボリまくって
朝番のアルバイトから不満が噴出します。

そうすると、昼食時のお弁当、総菜の陳列に影響が出るはずです。
お客様が多いのに、コンテナやカゴ類がそのままの店舗ありますよね。
コンテナから直接商品を取り出すお客様も出てきます。
先入れ先出しの方程式は見事に崩れて、「期限切れ」管理もままなりません。

比較的お客様が少ない時間帯:深夜2時から4時の2時間がその日の
「店舗の流れ」をつくります。

「やるべき業務を集約させる」ことです。
やるべき業務の棚卸し、チェックシート、終了確認。
出来なかったら、その内容を引き継ぐ。
この繰り返しで相当、改善するはずです。

約20年前からすれば、接客を含めて改善されてきている点も
多くなりました。

でも、「あのアルバイトがいるから、あの店舗に行こう」
という常連さんの数は他のサービス業と比べると少ないでしょう。

アルバイト教育に正解はありませんが、私が言いたいのは
「オーナー自身の心身資源は当初、均等ではなく片寄ってでも
絞り込んだ人材に集中投下する」ということです。

でもこれが厳しい試練です。
長い時間、店舗に立ち続けながら、業務をしながら
さらに集中投下を強いているからです。

でも右腕が育ってくれれば・・・と考えると、
「目標:一旦のゴール」が設定できます。
人間、目標があれば、強いプレッシャーにも
耐えられるものになってきます。

そして、右腕とのめぐり合わせは仕事中の
謙虚、素直、感謝によってもたらされます。

すべてにおいて時間がなく、この気持ちに
なる余裕すらない方はどうぞ「寝て」ください。

「本当にゴメン!30分寝る!」

これで随分楽になります。
そのまま突っ張って、店舗にひずみを生むよりも
よっぽどマシです。

これを一日2回はやりたいですね。
難しいとは思いますが・・・

そのかわり、一人少なくなった分仕事が
たまっています。

率先して片づけましょう。

リカバリーも大切です。

そうすれば、必ずこんな言葉がもらえるはずです。

「店長、ありがとう!がんばって!」
コンビニオーナーにエールを送ります!

みんなのために今後も宜しくお願いします。
コンビニは日本人の生活に溶け込んでいます。

アルバイト活用コンサルタント
植竹剛