パートさんアルバイトさんが育つ組織づくり1

「パートさんアルバイトさんが育つ組織づくり」の資料がやっと完成しました。

 

 

今、コロナ禍でパート・アルバイトを休ませている事業所や店舗も多いと思います。でも、再開するときをイメージして「今できること」を実践していただきたくて公開することにしました。

 

 

パート・アルバイトとZoomやLINEなどでコミュニケーションを図り、必ず一緒に働ける日を目標にして、ぜひ取り組んでみてください。

 

 

まずは章立てをご紹介します。

 

 

第1章 育成までたどりつかない理由

第2章 受入のための準備

第3章 定着する仕組みづくり

第4章 育成の仕組みづくり

 

 

となっています。今日から少しずつご説明していきます。問いかけもありますので、ぜひ回答や質問を弊社インフォメーションセンターまでお寄せください。必ずご返信いたします。

 

 

また、ご意見もお待ちしております。下のフォームよりご記入ください。

 

 

 

 

このブログで使われるデータはすべて「アイデム 人と仕事研究所」のHPから引用させていただいています。以前研修を2年間にわたって開催させていただき、大変お世話になりました。

 

 

 

第1章 育成までたどり着かない理由

1-1 早期退職の真の理由

1-2 理念/社風/体制づくり

1-3 人材/労働マーケット

1-4 求める人材像の設定

1-5 年間募集採用計画

1-6 募集要項の作り方

1-7 面接前準備

1-8 面接

1-9 採否決定

1-10  振り返り

1-11  まとめ

 

 

1-1 早期退職の真の理由

 

約半数が「退職する本当の理由」を言わないものです。理由は結構単純なものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

平成21年パートタイマー白書では、「辞めた理由」についても聞いています。

 

・「今までで最も早く(短期間で)辞めてしまった職場の退職理由」
⇒第1位「職場の人間関係に問題があったから」26.2%

・「今の職場で辞めたいと思ったことがある(57.8%)人の、その理由」
⇒第1位「職場の人間関係に問題があったから」35.5%

 

 

 

という理由であれば「本心」は言わないですよね。といいますか「言えない」ので「ほかの理由をでっち上げる」というのが実際にあることが推測できます。

 

 

さらにリアルな統計調査結果があります。

 

 

◆人間関係について誰かに相談したか?

「相談したことがある」45.9%

「相談ことしたことはない」54.1%

半数以上は誰にも相談していません

 

 

 

 

◆「相談した」と回答したパート・アルバイトに「誰に相談したのか」

「同僚のパート・アルバイト」が63.8%

「家族」48.9%

「職場以外の友人」46.8%。

「店長など事業所の責任者」「それ以外の正社員」「パートリーダー」については20%未満

 

 

これが実態です。パート・アルバイトが定着しない、成長しないと嘆く経営者や人事担当者は耳が痛いはずです。

 

 

このような状況になってしまっているならば、「何かしらの対策」は必須です。

 

 

明日はその対策方法についてお話しします。ご意見・ご質問お待ちしております!

 

 

 

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛