モチベーションを維持する方法とは?

こんにちは!
株式会社チームのちから 代表取締役
店舗経営チーム力向上コンサルタント
の植竹剛です。

最近、朝晩が冷え込むようになってきましたね。
私は暑がりな方なのですが、長そでシャツの上に
もう一枚着込むようになってきました。

でも、このブログを書き始めると体がポカポカしてきます。

それでは、今日も元気よく行きましょう!

今回は前回からの続きで、従業員とのコミュニケーションが
その後どのように発展して、「お客さまを見る」ことに
つながっていくのかをお話ししたいと思います。

従業員の日頃の変化を記憶して、その変化を
「言葉でアウトプット」することを習慣化させましょう!
という提案には続きがあります。

まず、スタートは「組織トップから!」です。
そうです、あなたからです!

「言葉でアウトプットする」習慣が浸透し始めると
相手は「私のことを気に掛けてくれている」
という感情に発展します。

この従業員にとって、この感情の芽生えが非常に重要です!
このうれしい気持ちを今度は他の人にも味わってもらいたいな
と考えるようになってくれて、変化をアウトプットする「マネ」を
してくれるようになってくれたら最高ですね!

しかも、あなたとその従業員との人間関係が一歩近づきます。

冒頭、「あなたから実践を!」と書いた理由をお話しします。
良い兆候が見られるようになってきたので、
「君たちもぜひやってみなさい」では「チーム力」の強化と
しては、効果半減です。

そうです!ひたすら自ら実践し続けるのみです。
あなたと周囲の人間関係が良好になっていく姿を
あなたの部下達は観察できているのか、という確認を
していくためです。

その時、部下の特徴の一面をプロットすることができます。

● 「どうして、毎朝あなた(組織トップ)は忙しい時間を
縫ってでも、コミュニケーションをするのだろう・・・」

● 「どうしたら、あなた(組織トップ)とみんな(アルバイト)
は楽しそうに会話しているんだろう。私には怖い上司
なのに・・・」

● 「あんなに楽しそうにしてるやり方を教えてください!」

● 「マネしてみようかな・・・」

などですね。
このような特徴をつかむことは、これからの
「チームビルディング」にも大きな影響を与えます。
このお話は今後していきますね。

本題に戻ります。

店舗の中に入ると、この「OJT(=On The Job Training)」はすぐに始まります。
営業時間中だけだったら、もったいないですよね。
この「すぐ始まる」が訓練として一番大事です。

営業中では、このような発展型もでてくることでしょう。

女性スタッフの場合「お化粧くずれ」状態で頑張っている
姿をたびたび目にします。そんなとき男性社員の方が、
「ちょっとお手洗いに行って来ていいよ。その間ここは
私が見ておくからね」

というファンデーションをパタパタするジェスチャーと
小気味よい一言で、勘の良いスタッフは気づくでしょうし、
とにかく「●●さん(社員)は気が利くし、やさしい!」
という効果てきめんです!

根底にあるのは男性社員の方が女性スタッフの
「変化」に気づいたからですよね。

朝礼・終礼を実施している店舗であれば終礼での
「今日はこんなうれしいことがあった発表」があるだけで
気を遣った社員の方も心が「ホンワカ」してきて
win-winの関係になっていきます。

ポイントは「アウトプット=行動・表現する」することです。
もちろん、あなたであれば変化に気づけているはずです。

でも、気恥ずかしい、今さらそんなこと言ってもという
「行動」に起こせないと「気づけていない」と同じ評価に
なってしまします。

他愛のないことかもしれませんがこのように薄紙一枚乗せていく
ことこそ「チームの力」を無限に発揮できる一つの要素に
なっていきます。

振り返りますが、「褒めよう」として言うコメントは
どこかしらじらしくてほっぺがかゆくなるようなイメージは
言う方も言われる方も感じてしまいがちです。
元々日本人は褒めるのが苦手であるようです。

しかし、「事実を言う」ことは「お世辞」として認識される
ことは少ないですよね。

お客さまを見る=アイコンタクトをしなさい、という
OJTではなかなか身に付きませんし、「観察する」所までは
たどり着きにくいものです。

でも、この方法で継続していけば、早期離職にも歯止めが
かかります。人間にとって組織の中で関心が持たれないことが
一番悲しいことですよね。

お互い人間関係がないから、なんとなくモジモジ。
目線の行き場がないのでお互いスマホとにらめっこ。
これではちょっと切ないですね。

ここから、このお話の核心に触れていきます。

「サービス」という言葉と共に、
「ホスピタリティ」という言葉もあります。

次回はこのホスピタリティをじっくり掘り下げたいと思います。

今日もお付き合いありがとうございました!

株式会社チームのちから 代表取締役
店舗経営チーム力向上コンサルタント
植竹剛