リーダー不在の今

こんにちは!
アルバイト活用コンサルタントの
植竹剛です。

以前、メディアに書かれていた内容で、
なぜ大震災の復興が進まないのかを
分析されていました。

ある避難所に100名の方がいらっしゃいました。
救援物資でリンゴが80個送られてきました。

なんと、全員に行き渡らない、不公平になってしまう
という理由で、放置され、腐ってしまって廃棄された
というではありませんか!

なんとも嘆かわしい事実です。

なぜこのようなことが起こったのでしょうか。

私は「リーダー不在」であったと考えています。

リーダーという言い方にも色々あります。

ここでは「自分の意志で動けるリーダー」としておきます。

状況と目的によって方法論は変化します。

その時に邪魔をした考え方が「前例主義」だったそうです。

裁判の判例のように、先に決めたことに習うというのは
否定しません。

でも、ここ何百年も経験していないことにそもそも
「前例」など通用しません。

阪神淡路大震災のことを想像される方もいらっしゃいますが
被災された規模、行政の数を比較すると当てはまらない
事項もたくさんあるはずです。

実態は現場でしかわからないことと類似してきます。

こんな時に、

「全員が自分の考えで率先して行動する」

「行動指針はビジョンリーダーの考え方を愚直に守る」

この2点が大切なのだと思います。

これは会社でも同じなのではないでしょうか。

創業者、社長の思い描く理念、方針を社員は理解する
義務があります。

そして、納得できるか自分に問いかける必要があります。

震災を例にとってきましたが、この義務は最初から
クリアされています。

「被災された方々を助けたい」

このまとまりが、組織を結束します。

ここで重ね合わせてみると、「危機感」が大切です。

ボランティアの方は、実際被災されていない方もいらっしゃいます。
つまり、完全に同じ境遇には立てません。

でも、どれだけ考えを同化できるかを行動によって努力されます。

会社の社員の方はどうでしょうか?

精神的に楽な場所を作っていませんか?
業績が下がってもすぐに給料は下がらないという
安堵感はありませんか?

会社を衰退させてしまうのにはいくつかの要因が重なった時に
起こります。

でも、この「考え方」は常に危険に晒されていることに
なるのです。

ちょっとほっこりしているあなたがいるとすれば、
考え方を改めてください。

賞与を払い続ける義務は会社にはありませんよね。
そうなってからでは遅いのです。

生活に心地よい緊張感を持つ。
今年の私の目標でもあります。

アルバイト活用コンサルタント
植竹剛