ルール憎んでヒトを憎まず

皆さん、こんにちは!

株式会社チームのちから
店長養成道場 道場主の
植竹剛です。

結構このタイトルはズシンと
心に響く方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

どうしても「アイツ」のせいだ
と言いたくなってしまうものです。

でもその理由が問題です。
はい、そうです。

誰かのせいに「できると」
ヒトは責任から解放されて
気分が楽になれるからです。

これからの話は
私がとある店舗で
店長をしていた時の
実話です。

飲食事業は本当に楽しいです!

レジギャップが出ました。
はい、これは理論売上(POS売上)対して
現金の有高と差が出ている状態を指します。

正直、1日2,000名を超える
お客さまが来店される店舗では
1円や10円程度のギャップが
出ても仕方ないこともあります。

しかも、あるお客さまには10円多く、
あるお客さまには10円少なく
誤ってお釣りを渡してしまっても
ギャップは0円になることもあります。

といいながらも、どうすれば
0客0円のギャップにできるかを
考え、テストし、常に改善する
活動自体が、店舗を、従業員を
真摯にしてくれます。

ですが残念ながら「犯罪」も
存在するのが店舗です。

はい、売上を盗むというヒトも
残念ながら存在します。

みんなで汗水たらして得た売上を
軽い動機で100円・500円・1000円。。

でもこれは見抜けない店長である
私の責任だと思わせてくれることが
ありました。

白状します。

とある女性アルバイトが
怪しいと踏んだ私は、同性の
主婦のアルバイトに身体検査を
促しました。

結果、どうしても出せなかった
のでしょう。握りしめた右手の中に
どうしても店長には見せたくないものが
入っている。勘弁してもらえませんか。

と哀願され、許してしまいました。
植竹、25歳のときです。
まだまだ半人前店長です。

するとその主婦アルバイトが
退職しますと言ってきました。
今思えばそりゃそうです。
やりたくないことをやらされて・・・。

慰留して事なきを得ましたが、
そのすったもんだの最中、
当該の女性アルバイトは
バックレていきました。

話はそこで終わるはずだったのですが、
1か月後、パトカーで補導される
その女性アルバイトを見ました。
悪い癖を止められなかったのでしょう。

その時、私は後頭部をトンカチで
殴られたような気がしました。

ヒトは環境で変われるはずだ。

つまりルールをつくり、
継続すればヒトは変われる。
まだ高校2年生の女性アルバイトに
植竹は教わりました。

私はこの方に真摯さという言葉を教えていただきました。

ということで、店舗の
経営や運営に関するコンサルを
させていただくときの基本は

・トップ自らがルールをつくり
・トップ自らがルールを実践し
・トップ自らが委任したヒトを評価する

これで組織は3か月で
必ず変わります。

さぁて!
午後もバリバリ行きましょうか!

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹剛