息子の将来 田舎暮らしを模索する

コロナ禍で、働く場所を選ぶ必要がないきっかけができた。

 

 

そして都会の喧騒にも少し飽きが出始めている。

 

 

まだ人間ができていないこともあり、どうしても他人との「比較」をしてしまう自分がいる。

 

 

私よりも容姿が良い、金を持っていそうだ、幸せそうだ。

 

 

このような「相対感」では生きている意味を失ってしまう危機感を抱くようになって数年経つ。

 

 

とはいえ、人がいれば無意識のうちにしてしまう課題を解決するには「人のあまりいない場所」へ移住することが今のところ最良の策と考えるようになってきた。

 

 

従前は、田舎は「暮らしにくい」という事実があった。近代文化に触れ続けて生きてきたので、情報を取得しづらい懸念があった。でも今は、ほぼそのようなことはない。

 

 

都会の現状を知るには、住む必要はなく、来ればよいのだ。お上りさんサイコウなのだ。

 

 

20代後半から30代前半の10年間はいろいろな場所へ転勤をした。

 

 

その時に思ったのは、田植えの時期にはかえるの合唱を聞き、

 

 

 

 

 

 

 

 

夏になれば風で稲同士がこすれ「サササ」という清涼を覚える音がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

秋には鈴虫や、「ボト」という音で「あ、栗が落ちたな」。

 

 

 

 

 

 

 

冬には「ガサ・バサ」という雪が木々から落ちる音、夜中の雷雲で目が覚める音。

 

 

 

 

 

 

 

 

このように身近な自然に触れていくことを決めた。

 

 

では、場所はどこにすれば?これは非常に難しい。

 

 

明日からまた「探す」旅が始まる。

 

 

週末、息子と話しをしようと思う。

 

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛