本当のHACCP(ハセップ)を実行し続ける最大のポイントとは?

みなさま、こんばんは!

株式会社チームのちから
店長養成道場 道場主 兼
アルバイト活用コンサルタントの
植竹剛です。

本日までの3日間、JHTC
(Japan Haccp Traning Center)主催の
HACCP研修を受講してきました。

JHTCのホームページはコチラから
↓↓↓
http://www.jhtc-haccp.org/

wst1408140001-p1

工場内の衛生管理はとても大切ですね!

食品工場のトータルでの衛生管理を
しっかり学んできました。もちろん
リテールハセップ(小売業のHACCP)も
教えていただきました。

凝縮してお話しすると、本当のHACCP計画は
消費者に重篤な悪影響を及ぼすことに焦点を
当てて、しっかりたたくことを意味しています。

その手前にある一般衛生管理との区別の仕方や
HACCPチームを編成したりとか、
細かいところまでみっちりしごかれました(笑)。

先ほどまで、テキストを見直して、
しっかり記憶にとどめる作業をしていました。

ノウハウやこのようなイレギュラーやリスクには
このような措置をしたり、対処したりする方法は
学べましたが、一つとても気になる内容がありました。

それは・・・

経営者のコミットメントを図り続ける

でした。

JHTCでは経営者(社長)対象の
ワークショップもメニューとしてお持ちです。

でも、受講されるのは「工場長」や「役員」
の方ばかりだそうです。社長ご本人は
参加されない・・・。

これは悲しい現実でした。

食の安全は部下が守ってくれるのでしょうか。

それとも、HACCPのことを熟知している
という自信があるのでしょうか。

両方大きな間違いです。

会社の旗振り役は社長しかできません。
副社長・専務・常務・取締役は一時だけ
社長の代わりを勤めてくれるだけです。

ぜひ受講していただきたいものです。

しかも、「図り続ける」ということは、
社長が食の安全に対するモチベーションが
続かないということでしょうか。

日本の向上の衛生管理状態はアジア諸国と
比較すると、先遅れ感があるそうです。

日本企業の資本でアジア圏に多くの工場を建て、
日本自体が遅れているというのは皮肉なものです。

ぜひ、東京オリンピックに向けて奮起して
いただきたいものです。

店舗経営も「経営者のコミットメント」は
とても重要です。

お客様の何にコミットするのかを明確にして、
アピールすることこそが他店との差別化です。

来週は宗教上食べられない食べ物がある「ハラル」
について勉強してきます!

工場内のラインを区分しても、粉末状になった食品が
空気中を浮遊してハラルのラインに入ってしまったら・・・。

学びは楽しいですね。

店長道場主 兼 アルバイト活用コンサルタント
植竹剛