立ち食いソバの兄貴分に行ってきた ~いろり庵~

移動中にふと眼が止まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いろり庵」って立ち食いそばじゃなかったかな?あ、でも「きらく」って屋号が付いてないな。あれ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本酒ズラリ?あれれ?あーそういうことか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酒のつまみがあるってことは、そば居酒屋スタイルの業態なんだ。正直知らなかった。そば単品の値段を見てみると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おー!たぬきそばが770円!「いろり庵きらく」ならば400円だったような・・・。これは食べくらべをしておかないとな。ということで入店^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いらっしゃいませ~!!大きな声であいさつを受け、うれしくもあり、客席の雰囲気もみて居酒屋スタイルと確信した。

 

 

午前10時台の来店だったので、空席が目立つ。植竹をのぞいて3名が食していた。

 

 

「お好きな席どうぞ~!!」「広い席におすわりください!!」とうれしい誘導だ。お言葉に甘えてひとりで4人席に座った。

 

 

店長らしきご年配の男性がおしぼり、箸、お冷を持ってきてくれた。サービスリーダーも兼ねているのだろう。率先して動かれている。

 

 

どこか少し「鉄道マン」の匂いもする。配置転換で異動されてきたのかもしれない。もしも当たっているならば、相当なる気持ちを切り換えられたにちがいない、と推測していたら

 

 

「お決まりですか~!!」

 

 

「はいっ!たぬきそばお願いします!」

 

 

「たぬきそば、かしこまりました~!!」

 

 

やはり、元気な受け答えは気持ちが良い。厨房の方を見ると、なにか設備機器のメンテナンスをしているようだった。長い棒を天井に向けて何かしている。

 

 

5ふんほど経って着丼。

 

たぬきそば770円(税込)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?これは・・・!

 

三つ葉がアクセント。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天かすの量がハンパない。さじですくってみたら1cmくらいの層の厚みがある。「きらく」のたぬきそばとくらべると、ざっと3倍はあるのではないか。

 

 

まずは天かす入り汁を一口。ん?案外あっさりめだ。汁も”きらく”とちがうのか?そして天かすをかんだときのかる~い「カリっ」という食感がすきなのだが、体験はできなかった。

 

 

植竹が立ち食いそば屋でたぬきそばをよく注文するのは、お店で使う「油」の状態を知りたいから。油の酸化が進んでいると、決まって胃がもたれる傾向があるので、バロメーターにしている。

 

 

フレッシュな油を使ってくれれば、食後2~3時間で空腹を感じるが、酸化が進んでいると1食スキップできるくらい。

 

 

今、食後7時間ほどたっているが、食欲はあまりない。でもまぁ、この天かすの量を食べれば同じことか。

 

 

ということでほぼ完食&完飲。

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

いろり庵きらくの兄貴分かなと思って来訪したが、価格差370円を満たしてくれることはなかった。このお店は、気の置けない仲間と美味しい日本酒を楽しみながら「〆のそば」的に使った方がトータルの満足度は高いだろう。

 

 

JR上野駅の中央改札内、新幹線ホームに向かう途中にある。乗り換えに余裕のあるときは、一杯やってみよう。

 

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛