従業員満足を向上させるには?
こんにちは!
アルバイト活用コンサルタントの
植竹剛です。
多くの研究テーマにもなっている「従業員満足」。
アルバイトが多く在籍する店舗で、どうすれば上がるのでしょうか。
まずは、「報酬」から考えていきます。
そもそも「報酬」という言葉=賃金という
イメージが強いと思います。
では、時給を1,000円から2,000円にすれば、
従業員満足は維持できるでしょうか。
上がった瞬間は一気にモチベーションが上がることでしょう。
しかし、時給2,000円の生活を1~2ヶ月経験すれば「慣れ」てきます。
こうなると、モチベーションの「源泉」にはなりません。
次は3,000円もらわないと1,000円の時と同じになってしまいます。
こうならないようにするためには、以下の言葉が重要です。
1.この店で働いていることが楽しい
2.この仕事にはやりがいがある。自分のためになる。
大きく分けてこの2点です。
1.は、アルバイトをする環境が自分に合っているとその気持ちになります。
・雰囲気
・コミュニケーションの量
・人間関係
がキーワードになります。
そして、2.は、アルバイト自身が何かの目標があって、達成するための
仕事先として、適しているという状態です。
・やりがい
・仕事の面白さ
がキーワードになります。
以前のブログでも書きましたが、この2点が満たされていると、
店舗の業務を「無償=ボランティア」で手伝うという出来事が
生まれてきます。
経営・運営責任側から見ても、とてもほほえましく、うれしい瞬間です。
ここに1+1=∞という「チームのちから」が作用します。
心振るえる時【共振】でもありますね。
3.として、「報酬」とは、もちろん「給与」も関連します。
4.として、お子さんがいらっしゃる主婦の方にはありがたい、
「託児所」や「病気になった時の受入先」があると、
モチベーションアップ=不安要素が減る、という効果も生まれます。
このように、「報酬」とは全体で4種類あると考えています。
自社、自店での振り返りをおすすめします。
次回も「従業員満足」を別の視点から掘り下げます。
アルバイト活用コンサルタント
植竹剛