新人さんの育て方 ~パートさんアルバイトさんが育つ組織づくり13~
正社員やパート・アルバイトに関わらず、新人教育の大切さは皆さん同じ思いのはずです。
新人がひとり立ちするまでに多くの費用と時間を投資しています。
コストとして考える項目を挙げます。
・新人用トレーニングマニュアル作成 ・トレーナー用指導マニュアル作成 ・トレーニング前後の準備・説明・実行・フォローの各時間 ・新人に与える教育時間 ・トレーナー役の人件費 ・新人/トレーナーの評価の仕組みづくり ・評価/認定する時間 |
新人一人あたり、1000万円以上ものコストをかけてじっくり育てる会社もあります。
そこで、新人教育カリキュラム・プログラムを作るにあたり、決めてほしいことがあります。
それは「教育方針」です。
教育方針の例 【弱肉強食。這い上がってくる人材に特化して教育する】 【個人の意思を尊重。モチベーションは自身でコントロールする】 【親鳥ひな鳥。すべて世話をして飛び立つ姿を見守る】 |
どれも正解です。「喰うか、喰われるか」の業界もありますし、「将来を見すえて、じっくり育てる」環境もあります。
肝心なのは教育方針を「決める」「守る」です。一切の妥協は許されず、ブレた時点で組織の成長は止まります。
でも、残念ながらよく「ブレます」。感情を入れるべきではないときに、ほだされてしまったりします。
そのためには「教育トレーナーの専業化」を推進すべきです。普段は通常業務をし、新人さんが入社してきたら、トレーナー役に特化するやり方です。
1名が業務から抜けるのは、周りからしたら超大変です。でも、教育方針通りに行うためには「みんなで苦労を分かち合う」ことはどうしても必要です。
・新人さんは努力して仕事を早く、正確に覚えて組織に貢献する。 ・トレーナーは新人さんの特性に合わせて、1秒でも早くひとり立ちさせる。 ・周りの従業員は新人さんを温かい目で配慮しつつ、抜けた穴をカバーする努力をする。 |
これこそが、「連携」であり「責任の明確さ」と「連帯感」が一気に育ちます。
そして、新人さんが晴れてひとり立ちを果たせたとき、全員が全員に「お疲れさま!」と言ってあげられる組織になれます。
イメージしてみてください。会社の将来が見えてくるはずです。
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株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
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