焼肉店とらじの思い出

こんにちは!
アルバイト活用コンサルタントの
植竹剛です。

新卒初配属のロッテリア中野サンモール店にいた時です。

毎月の月末棚卸しが終わった後は、目と鼻の先にある
焼肉とらじさんに行っていました。

月1常連だったので、予約をしていなくても、
セッティングはほぼ完了していました。

早く行きたいので、閉店作業中は連携の声かけ以外は全員無言で
超集中モードです。

新人アルバイトはゴミ出し、トイレやフロア清掃。

ベテランアルバイトはバックヤードの清掃と明日の営業準備。

リーダーアルバイトと私は棚卸し数カウント、POSへの入力、
売上金締め、日報、月報、書類整理、引き継ぎ内容確認、
発注履歴と在庫量を確認して欠品が出ない確認、シフト表確認

などたくさんやることがあります。

すると、当日シフトに入っていないアルバイトが
閉店直後からチラホラ現れます。

私含めて、4~5人だったのが多い時には
10人くらいになっています。

ボランティアの期待に応えるためにシフトにハイッテイルメンバーは
一層努力します。

歩いている人間はもちろん0。

私は社員業務を終わらせて最終確認です。

棚卸しデータを照合してオペレーションのロスを分析する手がかりを探します。

あせりからか、アルバイトのやっつけ仕事はリーダーがビシッと指摘します。

真冬でも汗をかきます。スポーツタオル持参者も。

そんなこんなで、
「全部終わり!」
行こうか!

とらじさんは走って5秒の場所にあります。

いち速く着替えた新人アルバイトがひとっ走り。

『10人です!』

ササッとお箸セットがいくつか追加されて、準備も5秒で完了です。

『お疲れさまでした!』

入店あいさつは「いらっしゃいませ」ではありません。

とらじ店長と軽く世間話をしている間に、生ビールもセット完了です。

「竹マネ!準備OK!」

カンパ~イ!!

いつの間にか朝になる、そんな一日でした。

アルバイトはアルバイト。

だから期待しない、は大間違い。

何の目標もなく、毎日タラタラしている社員よりよっぽど良い人材です。

学生アルバイトは勉強とバイト。スケジュール調整も色々あります。

でもタラタラ社員は自宅と店舗の行き来だけ。

そこから違います。

主婦の方ならもっと忙しい。

指示を出す側がアルバイトのことをどう思い、どう仕上げるか。

これだけです。

アルバイト活用コンサルタント
植竹剛