障がいを知る11 息子の場合9 モチベーション維持の方法
すべての目標を見失いがちの今、息子のボディメンテナンスは必須課題である。
先日、星取表のブログを書いたが毎日アップダウンするモチベーションの維持管理には頭を使う。
まぁ、通常の大人だってなかなか続けられないし、自分を律するのはほとんどの人の課題だろう。
ということで、私が普段息子にしているモチベーションの起伏をなるべく少なくし、トレーニングやメンテナンスを続けてもらう工夫をご紹介する。
目次
1.すぐ手に入るメリットを提案する
ネットやブログに集中し過ぎる傾向がある息子。時間が長すぎるなと思った時、このような声掛けをするようにしている。
・「お茶飲む?」「チョコ食べる?」といった休憩を促す。 ・トレーニング1時間前に、開始時刻を知らせる。(あと何分後とは言わない) ・「今日のごはんは何にしようか?」と向いている気持ちの方向を少し変える。 |
意外と効果がある場合が多い。「気をそらす」が私の今のやり方。
2.ちょっと頑張れば手に入るメリットを提案する
これは私自身にもメリットのある方法で息子に「提案」する形をとるようにしている。ただし毎日は難しいこともあるので、「カンフル剤」的に使うことが多い。週末は結構多用する。
・「今日の筋トレ、お父さんと回数勝負しよう!」と競争を持ちかける。 ・勝ったら、負けたらの条件を出す。いずれも息子の有利な内容にする。 ・親父として、息子を倒す!くらい、大マジで取り組む。 |
3.相当頑張れば手に入るメリットを提案する
ここを頑張れば、パラリンピックに出られるぞ!というようなイメージの付かないことを提案しても、息子のモチベーションは簡単には上がらないので、ここは前述した「目の前のニンジン作戦」を敢行する。
・全種目120枚シールで「Nintendo Switch」だ!(予約しないと買えないくらい品薄) ・「お父さんは、カイが水泳で優勝するところを見たいなぁ」と期待を表す。 ・「パラリンピックに出られれば、いろいろ楽しい仕事ができるぞ!」と将来の良いイメージを話す。 |
これは、普段から会話をして「すり込んで」おく必要がある。仕込みというヤツだ。夕食時に一定の間隔を空けて話をするようにしている。毎食ではお互い疲れてしまう。
4.でも本当は・・・
自主的にトレーニングやメンテナンスを行ってほしいが、それよりも興味の強いものには親でも到底勝てない。勝負ごとではないのだが、過程においては「いかにネタを増やし、あれやこれや」と提案をし続けることが大切である。
☆特に、トレーニングやメンテナンスをやったかやっていないかは自己申告制にしている。息子は厳にうそを付けないようになっているので、「やった=シール」として信頼している。
親バカだが、コロナ禍で行動範囲が狭まっている中、何もしなければダイエットの甲斐なく太ってしまっているところだが、現状は維持できているようだ。
オヤジとしても威厳を示すというプレッシャーを楽しもうと思う。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
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