カテゴリー ~ お店探訪
寿司屋のパスタを息子と食べる ~ うにと牡蠣と日本酒と 鮨 遊成~
やっと時間が取れて、久しぶりの来店だ。しかも新しいメニューができてから初。正確に言うと、2店舗を合体して新しくなったのだ。
以前は和食バルと鮨屋の2店舗があったが、コロナ禍で打撃を受け、和食バルは閉店してしまった。でも、親しくさせてもらっている憂誠オーナーは強い。ランチ時は和食バルの看板メニューだった「ウニボナーラ」を提供してくれている。
和食バルに足を運ぶことはできなかったが、今日はウキウキしながら向かった。しかも、息子と。店内に入ると客はいない。そりゃ開店直後だからね。横浜駅から来る途中、家系ラーメンの総本山である吉村屋の行列は完全に密。行きたいが行けないね。
到着し、店頭をパチリ。暑いのですぐに入店^^
「こんにちは!」「いらっしゃいませ~~~!」「やっと来れました!」「お待ちしてましたよ~^^」
「単品もありますが、ドリンクと一品付けたセットもありますけど、どうされます?」
「もちろんセットでいただきますよ」「ありがとうございます!」
ということでほどなく、わたしはジャスミン茶で、息子のコーラが置かれた。
ほどなくして、一品の到着。
さすがお寿司屋さんである。この玉子焼きは非常に甘く、美味。ダイソン級で口の中に食べ物を運び込む息子に一つ進呈。「いいの?やった~~!」といつまでも15歳。もう22だけど。
そして、ついにお目当てのウニボナーラが着皿。
これ、ゼッタイ、うまいやーつ、である。もう呼吸の乱れを感じる。でもやはり儀式はしておかないと。
たまごの黄身によく絡めて、「いただきます」合掌&合唱。フォークに巻き付けて一口。私と息子はしばし言葉を失う。「とても旨いな」「うん、とても旨い」。
雲丹とチーズは入っているのは分かる。でも、この細かい食感はなんだ?とび子にも似た感覚だ。とたぶん怪訝そうな顔をしていたのだろう、店長が「ウニボナーラは隠し味に◎◎を使ってるんですよ」とコッソリ教えてくれた。
「あ~!だからこうなるんだ!これは楽しい!」
残念ながら、隠し味を公開することはできない。近隣の方は足を運ばれるべし。雲丹、チーズ好きという方ならかならず旨い。
「このソースはもったいないなぁ」
「そうなんですよね。和食バルをやっていたときはバゲットのガーリックトーストをお出ししていたので、ご一緒に召し上がるお客さまもいらしゃいました」
「バゲットある?」「いや~さすがに今は置いてないんです」
店長、こういう料理を2年もかけて開発するなんて、罪が深い。さらに言えば、バゲットがないのはさらに罪深い^^
でも、また通う未来のわたしがいる。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
名店に足を運ぶ ~福富町 富寿司~
以前のブログで書いたが、お世話になった、幼なじみのK社長とともに関内を訪れた。伊勢佐木町(お店の住所は福富町)と野毛の間にある。
今日もコロナリスクを最小限にするため、18時前にこちらへ。
レトロなアパートの1階にある路面店。豪華さはないが、こういう隠れた名店は植竹の大好物だ。始めから言うが、「コスパ最高」である。
打ち水された入口から入る。地元のお寿司屋さん風情だ。大好きポイントは「大将の優しさと渋さ」である。
カウンター席の一番奥に通される。おいおい、ここって花席だよね。50手前の小僧がこんな席に座ってよいの?と少しドキドキしながら通された。
「植竹さん、毎度ありがとうございます」とさっそく大将のおもてなし。あまり名誉欲のない植竹でもうれしくなる。
「大将、今日もよろしくお願いします。この方はいつもお世話になっているK社長です」「初めまして、Kです。宜しくお願いします」「そうですか!それはよくお越しいただきました。ありがとうございます」という一連のあいさつを終え、着席。
わたしは生、K社長は梅酒ソーダ薄めを注文。普段K社長は飲まない方なのだが今日はお付き合いいただいた。
いきなりしらす干しでうなる。とにかく優しい味なのだ。料理は人柄が映るというが本当のことだった。大トロは言わずもがなである。口の中に入れるとかってに溶けていく。
こちらも、酢のキツさがまったくない逸品。しらす干しという乾きものから、濡れものというべきかこちらのめごち。歯ごたえも優しい。
ほのかな甘みと塩味。そのあと濃厚なミソの味。色味は地味だが、味わいは派手そのもの。
もう、スーパーの生牡蠣を手に取ることはないだろう。この味を知ってしまったらがっかりすること請け合いだからである。大将、あなたは罪深い^^
カリっとなっているが、中身の水分は残されている。焼き場を任されているお弟子さんの作品。数年前に初めて訪れたときには、まだ任されていなかったような記憶がある。しっかり修行されていることだろう。ちなみにこのお弟子さんの電話対応は神クラスである。
これは完全に反則もの。雲丹を塩水にくぐらせ味付けは以上。海でそだった雲丹を故郷にかえしてあげるように同じ塩度にするとのこと。「雲丹にリラックスしてもらおうとおもって」と大将。にくい演出だ。
「頭からガブリといっちゃってください」という大将の号令で即かぶりつく。これも良い火加減でうれしくもあり、楽しくなる。コケの香りが口内に広がり、降り塩がされているのも相まって「甘い」。
あー堪能させていただいてます。という具合に私はほろ酔い親父に。K社長は完全に握り臨戦態勢だ。
お任せで握ってください。あい!かしこまりました!
わたしはこの一貫でフィニッシュ。ここからはK社長オンステージが開幕。
途中でわたしにも配給された。こちらも最高。
前後するが、ネギトロ巻きが出てきたので「大将、味噌汁お願いします!」「はい!おかあさん、味噌汁2つね!」
お手洗いに行きがてら、おかみさんにクレジットカードを渡す。「おあいそ」などの専門用語は使いたくないたち。
美味しかったです!また来ます!
いつもありがとうございます!またお待ちしております!
おかみさんが玄関まで見送ってくれる。さいごまでぬかりはない。
さいごにK社長のコメント抜粋。「一生忘れられない日になったよ」
飲食店は人生の思い出をくれる。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
JR東日本駅そば探訪 ~そばいち~
なんだか立ち食いそば探訪が多い。でも時間が無い中、とても助かるお店なので感謝している。今回はJR新宿駅南口改札内にある「そばいち」さんを訪ねた。
南口は広い構内があり、いくつものお店がある。
その中で、小田急線の連絡改札のとなり、端っこにそばいちはある。
昼時だったが、比較的すいているのとコロナ対策もバッチリなので入店^^
こちらのお店では「カレーライス」を注文する客が目立った。かつ、女性比率が結構高い。立ち食い席もあるが、2人掛けテーブルも奥にあり、女性はそちらで食すことが多そうだ。
そうこうしていると、母子連れも来店。せがまれたか。
そうこうしていると、呼ばれたので取りに行く。オーダーしたのはいつものこれ。
いろり庵きらくよりも20円高い。その代わりなのだろうか、ロゴを配したかまぼこが1枚鎮座している。見た目で麺はきらくと同じか。
まず驚いたのは提供スピードの速さ。乗りたい電車まで5分以内の間で食す客も多いからだろう。男性客は皆、かきこみながら食べている。
そばいちにもすりごまの提供があるのはうれしい。多めにかけさせていただいた。
汁を一口。うんうん、安定の味。JR東日本の味といってもよいかも。天かすのカリっと度は最近ではトップレベル。ピーク時が一番おいしい方程式は健在だ。
私も周りの貴兄と同じく、時間がなかったのでかきこむ。そして完食撮影を忘れてしまった。
週に2回程度は立ち食いそば屋を利用させてもらっているが、飽きないのは本当に不思議である。私の場合、同じペースでピザやホットドッグは食べられない。飽きてしまうのが分かっているからである。
日本のソウルフードのひとつであるそば。便利さも相まってこれからもずっと営業をつづけてほしい。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
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