潜在化している店舗の問題を発見する方法とは?
こんにちは!
 店舗経営チーム力向上コンサルタント
 の植竹剛です。
先日、屋形船に乗ってきました!
 あるトンカツ屋さんで知り合った方々の
 集まりで、とても楽しい夜でした!
スカイツリーもきれいでした!
 写真はちょっとピンボケかもしれません。
それでは、今日も元気よく行きましょう!
間接的なコミュニケーションについて前回お伝えしました。
 今回は、間接の間接?の「店舗の状態から潜在化している
  問題点」を見つけていきます。
結局は普段の観察から違和感があったことを調べてみる
 方法が一番なのですが、その切り口をご紹介します。
① 店舗出入口のほこり、汚れが「数日間」放置されている
② バックヤードの清潔感が無くなってきている
③ 電球・電灯の玉切れや点滅がある(のに気づかない)
④ 消耗品や文房具などの経費額が微増している
⑤ 修繕費額が最近増えた
などたくさんあります。
あなたが休暇などを取って仕事に復帰されたときに
 感じることもあるでしょう。
ポイント解説をしていきます。
①は「数日間」がキーワードです。その日だけでは判断できない
 こともあります。あえて、そのままにしておくやり方です。
 部下の観察眼が養われていない教育面の課題という
 ことも挙げられますが今回は別角度でご紹介しています。
②はもちろん、モラル面の品質が下がってきている結果に
 結びつくことがあります。
③は店舗管理の状態が下がっていることが予想されます。
 特に天井の電球などは高所作業になる場合がありますね。
 残業時間管理が間違った方向に行っていないか、という
  確認にもなります。
④は私物化しているのは最低ですが、仕事の忙しさにかまけて
 店舗の資産であるという意識が下がっている状態を意味します。
⑤も④と同様で、商品になるまでの大切な設備機器の
 メンテナンスがうまくいっていないことが考えられます。
 計画表を埋めるだけになっていないか実態を見て確認します。
というように「物」や「状態」はある意味、人よりも正直です。
そしてあなたの立場からすればすぐに改善しようとして、
 部下に声を掛けます。
あなた:「●●さん、あそこの電球が切れているよ。交換して」
 部下 :「あ、申し訳ございません。閉店後にやります」
 あなた:「いやいや、まだ開店して間もないから今やれない?」
 部下 :「あの、これからアルバイトの休憩を回しますので
 ちょっと難しいです」
という会話をもとめているのではなく、「どうして」この状態が
 放置されているかの「本当の原因」を確かめることが重要ですね。
店舗の問題は極端な例を除いて、ほぼ100%「人材」によるものです。
 人材の何の状態が良くないのかの確認が一番です。
上の会話ではその場のボヤを消すことだけの追求になってしまって
 「モグラたたき」とよく言われます。
現象課題から本質的な問題を見つけ出して、スピーディーに
  対応するのも、あなたの腕の見せ所ですね。
感情的に「あそこはどうしたの?」「ちゃんと報告して!」と
 やってしまっては自らハンマーを持って疲れ切るまで
  退治をし続けることになります。
これでは店舗は良くなりません。
まずは違和感の感覚を鍛えましょう。
 そのためには普段の観察量が大切です。
 すぐに改善したいところですが、ちょっと我慢します。
先ほども書きましたが休む前の日と休み明けの状態を
 比較すると分かりやすいですね。
また、何の事情で良くない状態を放置しているのか
 をヒアリングしてみます。
普段からのコミュニケーションがあれば
 ノミニケーションなどで打ち明けてくれるでしょう。
その時、「こんなことが原因なんじゃない?」
 という予測も話すとより距離が縮まります。
あなたの立場であればずっと店舗に居られる訳ではなく、
 「対外的な用事」「外部環境の確認」など外に出ることも
 多くなっているはずです。
そんな時に頼りになるのは、やはり「チーム」ですね!
本日はここまでにしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
店舗経営チーム力向上コンサルタント
 植竹剛





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