【不定期連載】26歳営業部長奮闘記#1

皆さん、おはようございます!

株式会社チームのちから
店長養成道場 道場主の
植竹剛です。

「植竹さん、部長って何なんですか?」

昨日6月1日が誕生日の
彼(26歳営業部長)
の開口一番でした。

考えて考えて考える。

社長は「やってみろ」
放任主義型です。

潰れなければ
一番人材が成長する方法なのですが、

これがなかなか。。

社長の想いを通訳できて、
答えではなく、ヒントを出し、
自分で考えることの重要性を
理解・納得してもらう。

これ、ホントに頭使うんです。

事情も知っていて、
伸ばすべき分野を
社長と共有し、

社長の想いを尊重しつつ
コンサルとしての意見も
織り交ぜる。

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植竹:「部長って何か・・・。確かに
やったことないからわからないかもね」

部長:「はい・・・マジでなんかよくわかんないっす」
(植竹:もう少し部長っぽく話してほしい・・・)

「私の考える部長職は『社長の代弁者』
の役割がとっても大事だとおもってるんだよね」

「代弁ですか・・・」

「そうそう。社長の想いや考えを
どこまでシンクロできるかなんだよね」

「なるほど」

「でも勘違いしてはいけないこともあるんだよ。
『だったらいつも社長を見ながら仕事すればいいんだ』
っておもってほしくないんだよ」

「えっ?でもシンクロ率を上げるには
社長にくっつかないとムリなんじゃないすか?」

「理解が速いねー!そうそうそこは一見矛盾している
ように聞こえたのは正解なんだ」

「はぁ・・・」

「経営や運営をしているときの正解は社長じゃなくて、
『現場』なんだ。だから社長を見ながら仕事したら
『現実』が見えづらくなってしまうんだよ」

「・・・なんとなく分かります」

「うんうん。ではこうしてみよう。
A店で●●という問題があったとする」

「はい」

「今までだったら社長にどうやって報告してた?」

「はい、A店で●●という問題が起こっています」

「そうすると社長のリアクションは?」

「で、部長はどうやってその問題を解決するの?」

「そうだよね。そう言われるよね。
それでどう返答しているの?」

「店長に考えさせてます。状況としては・・・」

「はいちょっと待って!そこで部長の考えはあるの?ないの?」

「正直忙しくてなかなか考えられないんです」

「たしかに、店長兼部長だから
オペレーションもしなくちゃいけないしね」

「はい、実は前回完休(完全公休:完全に一日OFF)
取れたのもいつだったか忘れてしまったような状況で・・・」

「うんうん。そうなっちゃうよね(話がそれてるな)。
じゃあ店舗を回らなくても状況が把握できる
方法は何かないかな?」

「う~ん、ありますかね・・・」

「事実としての報告をさせることなんじゃないかな」

「事実としての報告・・・」

「そうそう。事実としての報告の
お手本は新聞の三面記事で
「交通事故」「火事」「犯罪」系の
記事の書き方だよ」

「へぇ~そうなんですか」

「うんうん、憶測とか私見は事実を
隠してしまうことになることが多いんだよ」

「そうですね!人間関係の噂話とかもですよね」

「そうそう!見てもいないのにさも見ていたかのように」

「そうなんです!駅まで一緒に女性アルバイトと
帰っただけで付き合ってる的な」

「あるあるだね。ということでその『事実』を
報告させる形式と教育をすることから
始めてみたらどうかな」

「事実を報告させる・・・
あ、何か閃いた気がします!
ありがとうございます!やってみます!」

悩んで悩んでひらめいた!

「がんばってね^^」

「毎週ミーティングお願いします」

「ハイハイ」

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ホントに一つひとつなんですよね。

「昨日の自分を1%上回る」
これを一年続けると、つまり計算式は

1.01^365=37.8
というものすごい数字になります。
というのはご存知の方もチラホラ。

じゃあ3年間(1095日)だったら
どうなるでしょう。

1.01^1095=53939

人間って可能性は無限大なんだなと
数字を見て改めて思う植竹でした。

さぁて!
午後もバリバリ行きましょうか!

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹剛