しいたけ栽培で一番多い質問

しいたけ栽培を始めて15ヶ月。450日くらいでしょうか。毎日8時間くらいはしいたけのことを考えて、何かしらの行動をしているので、使った時間は約3600時間になりました。

 

この3600時間って何かと比較できないかな、とちょっと考えてみました。

 

思いついたのは、「国家資格に合格するのに必要な勉強時間」でした。ネットで情報をさらってみると、こんな数字がでていました。

 

◆合格するのに必要と言われる勉強時間(推計)

・中小企業診断士 1000時間

・社会保険労務士 1000時間

・公認会計士 3000時間

・税理士 3000時間

・司法試験 8000時間

 

ほー、司法試験ってさすがに飛び抜けてるなぁと感心しましたが、この時間数と比べてみると、税理士・公認会計士になるくらいの時間を使ったんだなとも考えられます。

 

この時間は、たぶん自分自身のためだったら途中で止めていたと思います。なんせ、あまり自分に興味のない人間でして・・・(笑)。

 

しいたけ栽培の師匠の小野達也君にも「最近分かってきたね~!」としばしば言われるようになったので、ソコソコ理解してきたのかなと自負し始めてます(笑)。

 


 

今日は、いただくご質問の中で一番多い「菌床しいたけ栽培で、2回目の発芽っていつ?」にお答えしていきます。この内容は過去に何回かブログで書いてきた内容ですが、継続して発信していこうと思います。

 

◆回答 2~3週間後とお考えください。

 

です。初回の発芽は、開封してから3日目くらいから始まり、10日目くらいには最盛期を迎えます。

 

この「3日間」と「14~21日間」って5~7倍「待つ」ということになるので、だんだん「もう生えてこないのかな?」と不安になってしまうと思うのです。

 

ワタシも過去そう思いました。水漬けをして、上げて1週間。なーんにも変化していない。「これは失敗か?温度・湿度の管理をミスったか?」ととっても不安な気持ちになります。

 

でも、温度と湿度を1日2回もれなくチェックすれば、ほぼ確実に生えてきます。「ほぼ」と書いたのは、あくまでも相手は菌という自然物であり、コントロールはできないからです。なので「必ず生えてきます」とは申し上げられないのです。

 

現在、テスト栽培&販売をしている、自宅でしいたけ栽培の2回目の菌床の様子です。

数は初回には勝てませんが、型が良いことに気づきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大ぶりで、肉厚さが見て取れると思います。重要なポイントは2つです。

①発芽前は『菌床から水がしたたり落ちるくらい』水を与える

②発芽したら、水を掛けずに加湿器(霧吹きよりも細かい霧状の水)で湿度管理をする

 

生えてくるまでは「どんどんお水」、生えてきたら「最小限のお水」と覚えてください。

 

もう確実に「美味い」です^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからしいたけにとってはシンドイ季節になりますが、真夏の栽培方法についても、これからアップしていきますね。お楽しみに^^

 

株式会社チームのちから

自宅でしいたけ栽培 事業責任者

たのしいたけ園 植竹 剛