アルバイトの採用基準は明確に決まっていますか?
こんにちは!
店舗経営チーム力向上コンサルタント
の植竹剛です。
今朝、栃木県小山市は冷え込みました。
布団の誘惑に打ち勝って、日課にしようと
している朝散歩に出ました。
国道沿いを東に向かって歩いていると
でっかい太陽がだんだん上がってきます。
それだけで感動してしまいました。
そんな朝からのラッキーを一日キープするためにも
元気よく行きます!
本日は、面接時の「採用基準」についてお話していきます。
最近特に感じることなのですが、
目標を持って行動している人って輝いて見えませんか?
プラスの波動を出していて周囲の人も感化されるほど
お強い方もいらっしゃいますね。
短期的でも、小さいことでも、易しい内容でも
問題ありません。
目標を立てて達成した時のイメージをするだけで
ニヤリとしてしまう今の私もいます。(笑)
この「何か目標はありますか?」面接時の質問項目ですね!
まとめ直します。
採用基準をつくるには、もちろん面接内容が大切です。
冒頭は会社、店舗、店長の「理念」や
「コンセプト」、売りにしていく「ブランド」の
説明をまずしましょう。
項目を書き出してみます。
●面接内容
1.自社、自店の目指していることを説明する
⇒被面接者の「聴く」姿勢を観察できる。
2.自店の売り「めざすブランド力」を説明する
⇒話が固くならないように注意して、軽い笑いが
出るような雰囲気をつくる。「反応力」を観察する。
※なるべく、紙で渡して「読んでみて」よりも、
アイコンタクトを取りながら話し掛けるような
方法が望ましいです。
3.被面接者のコメントを聴く
⇒「理念やめざすブランドについて感想をいただけますか?」
4.少しずつ人物評価につながる質問をする
⇒「今、生活や勉強など何でも結構です。何か目標がありますか?」
⇒「今、一番打ち込んでいる事はありますか?それは何ですか?」
※趣味等であってももちろんOKです。
真剣にやっていることがある=真剣に生きている です。
5.この場で頭の中でまとめて、すぐに言葉に表すという能力
の確認をします。
⇒「今までのお話の中で、あなたがうちのお店で
働くことになったら、あなたにとってどのような
良いことがありますか?」
⇒「同時にあなたが入社してくれることでお店にとって
どのような良いことがあると思いますか?」
6.条件面、シフトに入れる日などなどを確認する
●そして「採用基準」です!
■聴く姿勢(前傾姿勢、うなずき、「ハ行リアクション」等)
⇒接客時の対応が想像できます。
■聴いた内容をまとめる能力
⇒お客さまのオーダーやクレームの初期対応など
事実を伝えることができるかの確認です。
■相手にわかりやすく伝えられる能力
⇒話す力が見えます。職場内人間関係で支障がでないか
確認ができます。
■適度にメモ等を取ったりするかの確認
(面接前に「メモはお好きなときにどうぞ!」という誘導はする)
⇒マニュアル、ガイドなど仕事上のルールを正しく理解
しようとするかの確認ができます。
■どのように生活をしているかの確認
⇒あなたの店舗は活動目的や目標を設定している。
実生活の中で、同じくしてその苦しさや達成感を
経験したことがあるかの確認ができます。
■自身の生活で自店で働くことがどのようなメリットがあるのかを
どこまで考えてきたかの確認
⇒建設的に考えをまとめてきたか、普段からまとめているかの
確認ができます。
■自分の能力を棚卸したことがあるかの確認
⇒方針や目標が変わったとしても「振り返り」をして
目標を修正したことがあれば、柔軟に対応できる
ことを確認できます。
加えて「素直さ」「謙虚さ」を面接中に併せて観察していく
ことが非常に重要です。
と書いてきましたが100点満点人材とはそうそう出会えませんね。
そうすると、そうです!「教育できるか」に掛かってきます。
つまり、採用基準とは
「人材の能力確認」とともに、「自店の教育環境は整っているか」
「受け入れても大丈夫か(相手を不幸にしないか)?」
ということも言えるのではないでしょうか。
あなたの会社、店舗で面接基準のつくり方の
ご参考になれば幸いです。
今日はここまでにしたいと思います。
最後までお読みいただきまして有難うございました。
店舗経営チーム力向上コンサルタント
植竹剛