カイ(息子)の毎朝のルーティンワークをご紹介します。
自閉症スペクトラム障害とてんかん発作が持病の息子、カイ。
いろいろな傾向がありますが、幼いころは一日のタイムテーブルが決まっていないと落ち着かないことがしばしばありました。
なので修学旅行のしおりのように、冷蔵庫の前扉に「今日のカイがやること」のような表を掲げていました。
今は予定が決まっていないと不安定になることはありません。逆に喜んで自分の趣味に没頭してしまうので、今でもタイムテーブルはつくっています。
曜日によっては、水泳の朝練(ウェイトトレーニングなど)や夜練がありますので、複数パターンがあります。
6:00 起床 → カーテン開ける → 窓を開ける → 布団を押入に 6:10 トイレ → 洗顔 → 計量 → 着替え 6:20 自宅でしいたけ栽培ブログ用の写真を撮る → LINEにアップ 6:40 さくら(愛犬)の散歩 (曜日によってゴミ出し兼ねて) 7:00 朝食 7:20 身じたく 持ち物チェック 7:55 仕事へGo! |
おおむねこんな感じなのですが、毎日ピタッとこのように収まることはほぼありません(笑)。
そうです。寝坊です(笑)。
だいたい10分~30分くらいはズレます。なので最大45分程度の余裕を持たせています。(7:10~7:55)
自尊感情があまり高くないので、失敗の連続は彼のやる気をそいでしまいます。遅刻やバタバタを繰り返さないちょっとした工夫が必要です。
(自尊感情・・・自己に対して肯定的な評価を抱いている状態、あるいは、自分自身を価値ある存在として捉える感覚を指す、心理学の用語。self-esteemの訳語。引用:デジタル大辞林)
それは「陽気に起こす」ことです。
A群:「もう●:●●だよ!」「遅刻するよ!」「いい加減起きなさい!」はマイナス言葉なので極力言わないように気を付けています。
B群:「今日は良い天気だなぁ~!」「今日は雨だな。5分早めの行動だな、カイ」というように寝ている息子に会話をするようにしています。
A群だと「え?もうなんだよ!」というカイのマイナス感情がリアクションになっていると思います。
B群だと、「うん?おとうさんとおはなししているのかな?」と返答しようと頭を働かせようとするはずです。
要は眠りから覚めて、活動を開始してもらうことが目的なのですが、同じ起きるでもA群ではモチベーションが上がってこないのでダラダラと行動します。一方B群は、幾分早目の行動をしてくれています。
ワタシは「起きてからの初動のスピードも上げたい」と欲張りなので、ちょこっと工夫を心がけています。
言霊(ことだま)だから、一言を大切に、という先人の教えに感謝です^^
さぁ!朝からしいたけ食べて、しっかり仕事してきてな!カイ!
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
たのしいたけ園 植竹 剛
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