変種?変異?なんだこのしいたけは?
2020年5月から始めた、しいたけのテスト栽培も3ヶ月目の7月になりました。
2020年5月は「つけもの樽」
2020年6月は「育苗(いくびょう)ハウス」へお引越し
そして、2020年7月。やっと生えてきたのですが・・・
うーん。なんだか軸がやけに太いなぁ。
美味しいのかなぁ。
イメージしているしいたけとはかなりちがうのでガッカリ。
でもここでも高校の同級、小野君からズバリの回答。持つべきものは友だなぁと嬉しい気持ちに。
小野:「ほー、ヘー。これ外に持ち出した?」
植竹:「えっ?!なんで分かるの?出張したとき、車で連れて行ったんだよ」
小野:「だよね~。だからこんなに軸が太くなったんだね」
植竹:「???」
小野:「しいたけは『刺激』によって菌糸が増えたり、菌糸が集まって傘とか軸とかになるよね」
植竹:「うん、そうだね。図鑑で見た」
小野:「うんうん、菌糸の束 = 子実体(しじったい) = しいたけの傘や軸、も分かる?」
植竹:「う、うん。(子実体ってムズカシイ言葉だな・・・)」
小野:「じゃあ、菌糸の束が増えるために必要な『刺激』ってなんだっけ?」
植竹:「温度と湿度だよね」
小野:「そうそう。でももう一つあるんだ」
植竹:「おぉ?そうだんだ。何だろう」
小野:「実は『振動』なんだ」
植竹:「えーっつ?!そうなんだ!」
小野:「論文などの確証はないんだけど、昔親父が近くの山に雷が落ちると『お!明日はなめこが豊作だな』と言って明朝早くからきのこ狩りに行ってたんだ」
植竹:「おーーー!!!先人の知恵!」
小野:「そうそう。だから形はふつうのしいたけと比べると変かもしれないけど、味は問題ないよ」
植竹:「おうおう!そうか!ありがとう!」
まだまだ製品化、販売には至らないものでしたが、美味しくいただきました。
このときの味はずーっと憶えていると思います。
この事業は必ずヒトを楽しませることができると思えた瞬間でした。
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
植竹 剛
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