心配になる店 ~蕎や爽亭~
ジャパン・トラベル・サーヴィスが運営する店「爽亭(さわやかてい)」に行ってきた。
訪れた場所は、JR登戸駅の改札の目の前にある。小田急線登戸駅への乗り換え口として多くの人が往来する。
メイン顧客はJR→小田急線の方へ向かう人たちのような立地だ。正午前に乗り換えようとしたとき、ぱっと見1人しか顧客がいないことが気になり、理由を探しに入店してみた。
券売機を見ると、「爽やか」という店名もあって冷し系のラインアップが一番目立つ。しかし、少し目線よりも高めにPOPが配置されているため、見にくいか。でも冷し探しならすぐ分かる。
植竹デフォルトの「たぬきそば」を発注した。
驚いたのは、チケットを渡したとき、隠れるように2人の顧客がいた。店頭画像から見て左サイドである。あぁ、0・1人では入りにくいが2人以上いれば入りやすくなる顧客心理があるのにもったいない。空いている時にはコロナを逆利用して、店頭から入りが見えない場所は、イスでも置いておけばいいのに。
そうこうしているヒマにたぬきそばが着丼。
ん?360円ととても安価だが、このようなエプロンが設置されている。
雰囲気からいって、女性客の獲得は考えていないように見えるが・・・。そもそも紙エプロンって、太麺や乳化している汁によって衣服にかかるのだが過剰サービスになっていないか?
ちぐはぐ感を覚えつつ汁を一口。か、からい。。ながいこと汁を湯煎して煮詰まったような味。店頭看板に「茹でたて」「揚げたて」と書いてあるが、事実とは思い難い麺と天かす。
おいおい、本来は良いところを褒めたいのだが一つも見当たらない。。。
私のあとに入った顧客は5名。また私が客寄せパンダになっている。しかも予想した通り、全員男性サラリーマン風情で40代前後。そして驚くことに全員が「温」メニューを頼んでいた。POPの視野ケアの問題はありそうだ。
スタッフは3名。前方の茹で場に1人、後方の揚場・シンクに計2人。状況は、茹で場の完全ワンマンショー。時間によって場所を交代しているのだろうがこれでは後方支援の役割は果たせていない。
「いらっしゃいませ、ありがとうございました」もしているが、心地よくはならないレベル。表面的な初期研修は受けているのだろう。
残念だが、こういう店はコロナ禍でなくても生き残らない。早急なる改善をすべき。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
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