超人気店に並んで入ってみた ~まぜそば やまの~

高校の同級と久しぶりに会った。現役当時からお互い大食漢で、定食屋で2品は当たり前だった。テニス後に「腹減ったな」ということになり、「植竹、いい店知らないか」ということで二子玉川から練馬まで移動。

 

 

練馬は植竹の故郷で、非常に懐かしい。いつ開店したかは分からないが美味しいお店として有名な「まぜそば やまの」へ行ってきた。

 

半地下のお店。すでにお一人並んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

密を避けるため11時30分開店のところ、11時すぎに到着。2・3番目という良い位置に付けた。友人と、ずいぶん食事量が落ちたこと、コロナのこと、テニスのことをマスク越しにヒソヒソと話していると、「お待たせしました~」の号砲により入店^^

 

店は奥にあり、手前は「出水」というカラオケ(スナック)がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10mほど歩くと券売機のお出ましだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで、「まぜそば」と「トロ豚飯」をチョイス。50手前でも、まだまだ食えることを確かめたい。

 

 

入店すると、店員の若いおねえさんに「食券お預かりしま~す。はい、にんにくとニラは入れていいですか~?」と聞かれたので、「はいお願いします」と伝え着席。

 

店内風景はこのような感じだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レトロさの演出もあり、すぐになじめた。改めてメニューをチェック。後追い現金払いも可能のようだ。

 

次回は煮干中華だな、と心で思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

一杯やりたいのはヤマヤマだが、長居はできない。ガマン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1ターン目は12名が着席。まだ入れるがお店の密防止策であろう。結構並んでたのね。さすが人気店。

 

 

相変わらず、友人と小声で会話をしていたら、先に「トロ豚飯」が着丼。

 

ご飯よりも豚肉の方が体積が大きい。

 

 

 

 

 

 

 

 

おいおい、やる気にさせてくれるじゃないか!と思いながらパシパシと写真を撮っていると、主役のまぜそばも着丼。

 

けっこう大きい丼。左がトロ豚飯だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長ネギ、ニラ、角切り海苔、節粉、にんにく、ピリ辛ひき肉、黄身と色どりもジャンクの割に良い。さっそくまぜまぜしていただく。

 

おっと、儀式はしておかないとね^^

 

 

 

 

 

 

 

 

第一印象は「ヘルシー」だ。ニラ・ネギのシャキシャキ音が口の中で奏でる。その後、節粉のザラツキとともに、麺タレのしょっぱさとニンニクの香りが鼻から抜ける。こりゃ楽しい。

 

 

食べ進めて気づいたのだが、意外とオイリーでないことだ。油そばとは一線を画している。そして麺とW主演の「ピリ辛ひき肉」は、うなる旨さ。単体でいただいてみたら、「ビール」と思わず発してしていそうな逸品。やっぱりこういうのがしっかり美味しくないと、ここまでの人気店にはならないよね、と自問自答しながら黙々といただく。

 

 

スープの下には大量のピリ辛ひき肉が待ち構えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ものの数分で平らげたら、美味しい第2ラウンド。割り汁を追加してスープとしていただく。水面下にはピリ辛ひき肉が「早くすくい上げてくれ」と待っている。

 

 

少しかきまぜながらいただく。う~~~ん、いいね~~~。汁はあっさりだが、丼の中に、ニンニクやニラ、節粉などがまだ残っているので、それも溶かしながらいただくと複雑な味になってくれる。あ~楽しい。(2回め)

 

 

汁が少なくなったので、残しておいたごはんを飛び込ませた。

 

第3ラウンドまで楽しめる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美味しい、楽しい、汗かきオッサンが二人。懐かしいも加えておく。

 

 

大満足でお冷をあおっていたら、こんな説明書きを見つけた。

 

おいおい!「酢を入れて」って見えてなかったぜ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人とも老眼が進み、「なんか書いてあるな」ということは認識していたが、指南書であったとは気づいていなかった。

 

 

宿題をいただいた感覚になりつつ、店員のおねえさんに「ねえねえ、052ってどんな意味があるの?」と聞いてみた。忙しそうにしていたのに笑顔で「052って名古屋の市外局番って知ってます
?」「うんなんとなく」「それが理由みたいですよっ!」と言い残して、さっそうと次の客の対応をしていった。

 

 

友人と顔を合わせて、「意味わかった?」「いや」「こりゃ宿題だな」「だな、また来いってことなだ」とオッサン二人がブツブツ言いながら、お店を後にしようと「ごちそうさま~」というと威勢の良い「ありがとうございました~」にまたうれしくなる。と同時に「熱い視線を浴びながら」退店した。

 

 

11:55くらいだったか。数十人の並び客全員と目が合いながら、「どうだ旨かったろ!」と言われているようで、すごすごと辞した。

 

 

このようにコロナ禍を防ぎながらでも「お店探訪」はできる。狙い目は「開店直後」だ。

 

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛