#439 対策を立てるということの意味

今日はクライアント先で
気づきが多くありました。

 

業績不振のお店があり、
対策書を全従業員に
提出してもらいました。

 

内容を拝見すると、

 

・人材不足
・マンパワーが低い
・オペレーション効率を上げる機器導入

 

というような内容が
大半を占めていました。

 

はて?

 

これで解決できるなら
安い投資だが……。

 

ここで素晴らしかったのは
社長です。

 

私が

 

社長なりの対策を
考えてみてください。

 

とたった5分間で
イメージを確認しました。

 

すると

 

対策内容が

 

非常に具体的でした。

 

さすがです。

 

人材不足って
一体どれだけの人員数と
労働時間が不足しているのか。

 

そもそも、
過不足の基準は
何にあるのか。

 

こういったことが
明記されていない対策書は
まったく意味をなしません。

 

つまり、

 

提出することが
目的になっています。

 

併せて

 

具体的に表記する
ということは

 

個人にリスクが
生まれます。

 

●●さんがこう言ったとか

 

●●さんの意見に従ったが
成果は出なかった

 

とまあこんな感じです。

 

だから何なの?

 

正解がない中で
意見を出した方が偉いのに。

 

このような葛藤と矛盾が
繰り返されるのが組織なら

 

改変しかありません。

 

具体化するリスクは
社長が一番背負っています。

 

でも背に腹は変えられない。

 

つまり不退転の決意なのです。

 

この社長は伸びるーーー

 

と偉そうに思ってしまいました。

 

社長、
勇気を持って具体的な
決断されてますか?

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛