カテゴリー ~ コンサルティング
遊びから仕事に生かせること
こんにちは!
アルバイト活用コンサルタントの
植竹剛です。
先週末は友人が小山に集まってくれて、テニス合宿をしました。
スペシャルゲストは友人の息子さん、5歳の「ダイくん」です!
私の趣味の一つに「スポーツ写真」があります。
躍動感あふれる一枚を撮るという意味です。
ダイくんはコート内で砂遊びかボール遊びをしていました。
砂遊びとは、コートの表面が人工芝の上に細かい砂を敷いてある
オムニコートと呼ばれるものだったからです。
「ダイくん、テニスやる?」
「うん!」
さすが、中高とテニス部の父を持つダイくん。
マイラケット持参です(笑)。
そんな中で、「これはチャンス!」と私は思い、
ラケットをカメラに持ち替えました。
コンセプトは「我が息子のようにダイくんを撮る」でした。
天候、時刻を読んで絞りやシャッタースピード、露出を考えます。
業務で言うと、「方針決定」ですね。
そこから最初は審判台に座って見下ろすアングルで、
次に太陽の角度を意識してあえて逆行にして背部を光らせる手法。
最後はコートの中に入って膝を地面に付けて「目線と同じ高さ」で
トライしてみました。
これは「営業計画・計画内容の伝達・アルバイトの協力」と言った所です。
撮った枚数は約200枚。
繁忙日の単日売上目標です。
選りすぐりの約10枚をクラウドで仲間と共有しました。
これは結果の共有、価値観の共有です。
ちょっとオーバーな表現ですが、店長の方に意識して欲しいのは
実生活の中でも自分の感性を磨くことはたくさんある、ということなのです。
軽く意識するだけですぐに仕事に反映できます。
仕事のヒントは道端にたくさん転がっている、という
一材にしていただけると幸いです。
業績結果は友人からのメール。内容は
「これは良いね!引き伸ばして家のリビングに飾るよ!ありがとう!」
ワクワクしながら返信待ちです(笑)
アルバイト活用コンサルタント
植竹剛
褒めることに秘めるパワー
こんにちは!
アルバイト活用コンサルタントの
植竹剛です。
突然ですが、「褒める」って最近流行ってますね。
以前のブログでも褒めることの重要性は何度か申し上げてきました。
そして、褒める材料は「観察」から始まる、と言ってきました。
ここで、私の実体験から新たに気づきがありました。
ご案内していきます!
息子が今、ランニング検定を学校で受けています。
3キロを何分で走れるかという検定です。
ベストタイムは20分09秒・・・
はっきり言って「遅い」です・・・
息子に聞きました。
「どうしたら速くなるの?」
モチロン答えが出てきません。
「自分で考えてみな」
放任してみることにしました。
すると、3日たっても、4日たっても考えるそぶりを見せません。
ちょっと私もシビレを切らせて、
「どう?考えてみた?」
「うん?何が?」
「・・・」
そんなもんですね(笑)
興味を持たせるのは親の役割。
店長とアルバイトの関係も非常に似ています。
考えさせるレベルの違いだけです。
「目標って何か決めてるの?」
「どうやって目標って決めるの?」
「(まぁ、こんなもんだな)」
「よし、じゃあ近所の公園に行こうか!」
「う、うん・・・」
自宅を出て、歩きながらどうしようか親として考えます。
「公園の周りを歩くか」
「う、うん」
私の歩幅は約90cmということは以前から知っていたので、
暗算で割り出しました。
「だいたい1周200mだな。じゃあます1周走ってみようか!」
「う、うん・・・」
息子のペースに合わせて一緒に走ってみました。
結果は53秒。
「じゃあカイ、目標は1周1分以内にしよう。今日は3周からスタートだ!」
「わかった」
「じゃあ行くゾ!!」
結果は2分53秒でした。
「やったな!よくがんばった!」
「明日は4周を4分以内なっ!」
「うん、やってみる!」
目標タイムを第一段階の目標として、
一日1周増やすという第二段階の目標を設定しています。
今日は15周を走り、14分57秒でした。
明日、私は深夜まで帰宅できないことを息子へ告げると、
「じゃあ一人で頑張ってみる!」と言ってくれました。
この結果になるまで約3週間かかりました。
躾、教育は七転び八起きですね!
計算上ですが、公園15周走=3,000m=ランニング検定で
20分09秒 ⇒ 15分以内完走となり
約5分の短縮になる皮算用です(笑)
「お父さん、ラン検で15分切ったらこのNゲージが欲しいんだけど!」
「・・・。考えとく・・・」
ここが親子と店長・アルバイトの違いでしょうか・・・(笑)
いえ、「評価」「報酬」という点では同じかもしれません。
次回のラン検は3月20日だそうです。
予算、計画、目標をつくり、店長自らが「背中」を見せて
アルバイトと一緒に業務、作業をやってみる。
「うぁ!店長って何でもできるんだ!」のアピールだけでなく、
「店長ってこんな細かいことまで見ててくれるんだ!」
と思ってもらえたら、「3か月は安泰」ですよ(笑)!
このようなことが「本当のコミュニケーション」であると私は考えています。
この時間をどう作れるかが、店長の皆さんに求められることになります。
アルバイト活用コンサルタント
植竹剛
すべての責任は「社長と店長」にある?!
こんにちは!
アルバイト活用コンサルタントの
植竹剛です。
知人から薦められて、こんなタイトルの本を買って読みました。
「お店のバイトはなぜ1週間で辞めるのか?」
加藤 雅彦さん・工藤 昌幸さん・黒部 得善さん・須藤 治久さん共著
日経BP社 ISBN978-4-8222-7309-5
あっという間の1時間で完読しました。
非常に共感しました。
と共に、社長と店長にエールを送りたいです。
サブタイトルに「ルールと目標で彼らはデキるスタッフに変わる!」
とあります。
確かにその通りです。
ここで自論を付け加えたいと思います。
もちろん、この著者の方々もコンサルティングにおいては
クライアントの方へお伝えしていると思われる内容です。
キーワードは「継続」です。
店長一人でやり続けることは本当に可能なのか。
店長が異動して新任店長がこの想いを引き継げるのか。
このテーマを書くに、「ジャパンニューアルファ」という
企業が鮮明に蘇ります。
オーナーの想いを社員が独自に「昇華」させていくという
とんでもない(良い意味の)会社です!
「会社は社会の預かりものである」
この一言でさまざまなノンフィクションが生まれました。
新任店長の店舗が、初めて新台入替を迎える時に、
前日から開店まで、先輩店長が張り付きます。
その約10時間、夜通し「時に罵声が飛び交う『指摘』」を
10数名の店長が行うのです。
「ここが汚い!」
「ここ壊れてないか?」
「このクロス(壁紙)の補修は?」
新任店長は休憩など一切なし(当時)で走り回ります。
開店1時間前から、先輩店長は各所に散ってそれぞれ部下社員や
アルバイトの指導をしながら業務を行います。もちろん徹夜です。
お客様のご誘導を始め、カウンターの景品確認、トイレ清掃状態
に至るまですべてです。
その間、新任店長は動向を事務所で見守ります。
見た目は「ドカッ」と立派な椅子に座っていますが、
心の内は、戦々恐々です。
そして開店30分後に全員の先輩店長が事務所に集結します。
「●●店長!初開店おめでとう!!!」
花束とケーキが運ばれます。
全社員(約400名)の寄せ書きもです。
私は10回ほどこの機会に居合わせることができました。
泣かない店長は誰一人としていません。
我がこととして、です。
この例は非常に稀ではないでしょうか。
余談ですが、先輩店長業務は部下が一部代行します。
「協働」は数百名に及びます。
「●●を男にする!」
その想いの達成と共に、この猛者達は当たり前のように
自店へ戻り、采配を振るいます。
私は「昇華」だと今でも思います。
先日、元店長とサシ飲みをしました。
その話をすると二人とも眼は「ウルウル」です(苦笑)
経営者の「器」の大きさを感じます。
そして、このような上司の姿を見てアルバイトはスクスク成長します。
アルバイト活用コンサルタント
植竹剛
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