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自主経営ってホントにできるもの?(上)

コンサルティング

皆さん、こんにちは!

株式会社チームのちから
店長養成道場 道場主の
植竹剛です。

幣著「できる店長」と「ダメ店長」の習慣
では、以下のように書いています。

#02 できる店長は人に任せようとし、
ダメ店長は自分が仕切らねばと考える

#15 できる店長は人に任せるまでの準備をし、
ダメ店長は人に任せることを怖がる。

私の処女作です^^

これは、所詮店長というか
人間一人でやれることって
案外少ないものなのだ
ということを申し上げたいのです。

これは経営者も同じことが言えます。

でも「私はやれる」って思う
中小企業の社長さんは
非常に多いものです。

これって実は「落とし穴」
なんです。

できる経営者の元に
できる部下は「できにくい」
んです。

なぜかというと、経営者が
「正解」を言ってしまうから。

つまり部下が「考えること」を
しなくなってしまうんです。

これは非常に怖いことです。

だっていつも経営者が
正解を言い続けられるか
分からないからなんです。

しかも組織内での問題や
課題に対しての正解率が
高いということは、内々の
ことを意識し過ぎている
ことでもあるんです。

ということは、
外を見る、情報を得ることの時間が
少なくなっている可能性もあります。

これは怖い・・・

でもじゃあどうすれば良いのか。

はい、突破口は
経営者が「ガマン」すること
でしかありません。

部下の意見を聞き、
出なければ出るまで
「待つ」しかないのです。

そして、ポソッと部下が
話したことを聞き逃さず
しっかり評価することです。

あとは放任まがいであったとしても
やらせてみて仕上がりを見ることは
非常に大切です。

部下が胸張って世界で勝負して欲しいですね~^^

そこに摩擦や軋轢が生じるかも
しれませんが、恐れてはなりません。

併せて押さえておきたいのは
腹心は揃えておきたいもの。

組織内で賄いきれない場合は
コンサルをピンチヒッターに。

これ宣伝でもなんでもないです^^

要は我慢しながら動く。
社長、一時乗り越えれば
必ず楽になります。
こうご期待ください!

とここまでできたら
いよいよ、「自主運営」ゾーンへ。

あれ?「自主経営」じゃないの?

はい、まずは運営からです。

週末はこの経営と運営のちがいを
お伝えします。

さぁて
明日は土曜日ですね!
週末も仕事に遊びに
充実した一日を!

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹剛

事実とはいったい何なのか

コンサルティング

皆さん、こんにちは!

株式会社チームのちから
店長養成道場 道場主の
植竹剛です。

組織が成長する過程で
避けて通れない関門
みたいなものがあります。

それは「事実を正とする」
ということです。

何の話?と思われたでしょう。

要は「出来事と自分の意見は
区別しないといけない」

ということです。

でも「想い」が深ければ
深いほどその「罠」に
陥りがちなのです。

そうです。
良い人でありたい、
何か良いことをしたい
と思っている人ほど
リスクがあります。

そのような人には
「新聞の3面記事」が
お手本です、と伝えます。

つまり、
・●●県●●市●●で
・●●月●●日●●時●●分ごろ
・▲▲宅で(例)火事があった。

これを、事実とします。
でもその中で、
・★★さんが犯人だ!なぜなら
ライターを手に持っていて逃げたから!

は「憶測」ですよね。

これって、
・★★さんがライターを手に持っていた
という目撃者だけの事実認定で
証明ができません。

でも、これは絶対事実だ!
私を信じて!という訴えをするはずです。

見たことは事実なんでしょうけどね・・・

あと「逃げた」ということも憶測ですね。

急用を思い出して目的を果たすために
走っただけかもしれません。

と、このような分析は
誰でもできるのですが、
この先が問題なのです。

そうです。
目撃者本人→事実認定
以外の人→事実認定としては曖昧
という相違があるのですが、

結果警察の捜索によって
★★さんが容疑者として逮捕された

ということになると

「それ見たことか!なんで俺を信じないんだ!」

と感情を爆発させる人がいて、
対応に困ってしまうことが
あると思うのです。

その時に私はこう言います。

「では事実として、容疑者が★★さんではなく■■さんだったら、あなたはただの嘘つきですよ」

「でも・・・」

「ではもう一つ。あなたが声に出した★★さんへの謝罪、ケアはどうするつもりなのですか?」

「・・・」

このような会話を何十、何百と
重ねていくしかありません。

それでも
「私はこれがポリシーなので変えられません」と言われたら、
その職、特に人を育てる立場や責任を解かなければなりません。

厳しいですがそれが現実です。

でも、そのような方には
「相談相手」として、
自分では判断する権限を
与えずに業務をさせることで
何かの気づきを得てくれるかも
しれません。

良い人材に陥りがちな
ことでした。

さぁて
今日の仕事も折り返し!
ソデまくりで行きましょう!

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹剛

ホウレンソウの根っこ

コンサルティング

皆さん、こんにちは!

株式会社チームのちから
店長養成道場 道場主の
植竹剛です。

「報告は一番報告したくない
内容から報告せよ」

ってな感じで25年くらい前
に教わりました。

つまり失敗したことから
報告しなさい、そうすれば
早く対処できるから
傷口も化膿しないから。

という体でした。

私、本当にいろいろな失敗をしてきました。

確かにその通りなのですが
どうしてもできない人がいます。

それはなぜでしょうか。

そうですね。
ベクトルが常に自分に
向いているからです。

この失敗を報告したら
・注意/訓戒/始末書
・減給
・降給/降職
・諭旨解雇
・懲戒解雇
などなど。

でも本当に怖いのは
良かれと思い、本気で
その仕事に取り組んで
失敗したのかどうか
とういうことなんです。

自分にベクトルが
向いている人は、
その本気度も
自分の価値観や

「損得勘定」

に左右される人は、
組織や世間とのギャップに
苦しみ続けることに
なってしまうでしょう。

それでもそんな自分を
止められない人で、
本気で変えたいと
思われるのであれば

「起業」

されてみてはいかがでしょう。

はい、すべて自分の責任。
はい、本当にすべてです。

部下の失敗を例に取ります。

部下の失態は自分の責任です。
だってその仕事をやりなさい、
と指示を出したのはあなたですから。

「任命責任」

を問われることになるわけです。

そして今日の最後に、

責任は取るためにあるのではなく、
果たすためにある。

 

さぁて
今日の仕事も折り返し!
ソデまくりで行きましょう!

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹剛

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