カテゴリー ~ お店探訪
地道に出店を増やしてる店 ~藤ヱ門(ふじえもん)~
栃木県小山市に本店がある「本格手打ちつけ汁うどん 藤ヱ門」に行ってきた。
他にも、小山駅ビル内や道の駅思川の中など、「出店契約審査」に厳しい場所にも出店できていることを見ると、経営自体の信用度も高い評価を得ているようだ。
入口左側にある製麺所だ。おのずと期待感が上がる。
店頭でのワクワク感が高めに入店^^
11時開店で、11:05現着。すでに2客が入店しているがソーシャルディスタンスはバッチリ取れているので安心だ。
「お好きな席へどうぞ~~~」 オールドレディの声掛けがさっそく入る。
おー結構メニューあるな
地味に「当店のうどんは茹で時間10分前後かかります」のテプラが貼ってある。即席感がないのは期待感がさらに上がる。
さすがに茹でに時間がかかっている。しかし「待ち甲斐」があるというもの。「お待たせいたしました~~~」の声にワクワク感が上がる。
栃木県は「海なし県」なので、ナマズは食材として貴重なたんぱく源として食されてきた。今は動きはないが「懐かしの」というフレーズが付いて宣伝にしている。
やっぱり食べたくなり、こちらを唐揚げを単品注文。1個から頼める。
まずは、うどんをそのままいただく。おー!コシが!でもモチモチ感の方が強調されている。噛んでも噛んでもうどんが歯の側面に付いてくる感覚。店主やるなぁ。加えて、機械ではなく「手切り」のようで、不ぞろいの太さが逆に楽しい。地道にこねて、地道に売るから確実に出店できているのだろうと思った。
ナマズをやってみる。大根おろしが付いている。しかし天つゆはない。
つけ汁かしょう油か。塩は頼めばもらえるのか。まずはつけ汁でチャレンジ。とても柔らかい。本体を持つだけで半分くらい身がさけてくる。あわてて汁を付け食す。「おーホロホロ柔らかいなぁ」と思ったとたん、祖母は「ワシはナマズは喰わん」と言っていたのを思い出した。やはりお盆中だ。
唐揚げはもも肉を半分に割き、食べやすくしてくれている。
たれの甘さ、辛さがちょうどよい。これはハイボールと一緒に流し込みたいところだ。
うどんの話に戻ると、つけ汁はバッチリ濃い。栃木は塩辛いのが好きな人が多いのでうなずける。丸太切りのネギ、お揚げ、いんげん、豚バラが所せましと具沢山。うれしい。
麺を汁につけて30秒ほど置くと、ちょうどよい固さに仕上がる。計算してるなぁ。バクバク書き込み、まずはナマズをフィニッシュ。
つづいて唐揚げもフィニッシュさせて、うどんも完食。
目の前の若者が大盛を注文してみてみたら、かなりの標高。店主は気前も良いようだ。
今度は夜の部に来ることをきめた。ごちそうさまでした。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
気づいたら入店していた ~吉野家~
一部の旧友しか知らないことだが、植竹は高校3年の2月(卒業直前)に、吉野家でアルバイトをした経験がある。
高校時代に知っていた牛丼屋は「吉野家」「松屋」「すき屋」「牛丼太郎」だった。牛丼太郎は今は存在していない。
高校1年のとき、初めて牛丼を食べて衝撃を受けた。以来、考え事をしながら牛丼屋に吸い込まれ、牛丼(並)を無意識にお替りしていた、という事実が過去あった。
それくらいギュウドンラブな植竹なのだが、うっかり今回は「気づいたら入店」していたのだ。嘘偽りなく無意識だった。
現在は着席してスタッフがお茶を運びつつ「ご注文はお決まりですか?」のスタイルではなく先に有人レジに向かい、オーダーし金銭授受をして席で出来上がりを待つシステムが主流になりつつある。
「あ、牛丼並を1つと、生卵を1個ください」
と意識が現実に戻りオーダーした。商品受け取りコーナーでお待ちくださいとの声掛けに従った。
お茶や紅ショウガ、七味は設定コーナーがあり、でセルフサービスで給仕を行う。
実は牛丼を食べたのは約1年ぶり。卵を軽く溶き主役にライドオン。肉と紅ショウガを一口。やはり旨い。これこれ。植竹は言うまでもなく、牛丼は「吉野家派」である。
数年前であれば、大盛・特盛がメインであったが、今は並がデフォルト。乗るべき電車まであと2分。漢飯(おとこめし)流にかき込み、米粒一粒の残さず完食。
高校時代の頃を思い出させてくれる吉野家。ごちそうさまでした。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
JR東日本フーズブランドを食す ~国産二八蕎麦 蕎香~
JR東日本の関連会社「JR東日本フーズ」がブランド展開するそば・うどん店は増えている。
中でも、今年8月1日にJR高輪ゲートウェイ駅で「高輪SOBA二八」がオープンしている。別段使う駅でもないので、今後チャンスがあったら立ち寄ることにする。しかし「改札外」であることは注意点だ。
全ブランド制覇をひそかにもくろんで、今回訪れたのは「国産二八蕎麦 蕎香」だ。
さて、券売機スタイルで選ぼうかな・・・の前に店頭ポスターが目に入る。
本格志向のブランド寄せ。現在はこの1店舗のみの展開のようだ。午前中でもあったし、実力試しで「かけそば」のボタンをプッシュ。
入店すると、店頭に案内係の方がおり、だれも客のいない店内で「いらっしゃいませ、まずは消毒をお願い致します」ということでアルコール消毒。そして、「ご協力ありがとうございます。お好きな席へどうぞ」と丁寧な口調で案内された。
「はい、かけそば、温かいおそばでよろしいですか」と温・冷の最終確認。「よろしかったですか」ではないことに安堵する。
ほどなくして着盆。
あとは、セルフサービスではなく、フルサービスであること、ガラスコップのお冷ではなくステンレス製カップに冷茶くらいの差か?と少し疑心暗鬼になる。七味入れは、JR新宿駅で立ち寄った「そばいち」とまったく同じ器だ。
恐る恐る和レンゲで汁を一口。 「うぉっ!!」
あ、あまい!そう、甘味を強く感じる汁だ。それから出汁の味と香りが口内を埋め尽くす。「駅そば=しょっぱい」という先入観は見事に打ち砕かれた。
これ、うまいなぁ。 通常は辛党の植竹だがこの汁の味は「ホッと」する。
3口くらいずずずと飲む。旨さが変わらない。あら~うれしい出会い。
そして麺を食す。短い。そばの皮の黒点が目立つ。ほのかであるが蕎麦の香りがしてくる。ははぁ、これがHP上で表現している「厳選された国産蕎麦粉を使用した二八蕎麦を提供する蕎麦専門店です。打ちたての麺を、大釜で茹であげる「蕎香」の蕎麦は、とても豊かな香りが特徴です」という意味が理解できた。
でもでも、植竹的には汁の味に軽い感動すら覚えた。2分以内で完食。
正直いままで体験した「いろり庵」「いろり庵きらく」「そばいち」はさほど変化は感じられなかった。つまり味が似ている。しかし、この蕎香(きょうか)はちがっていた。
実際に足を運び、体験・体感しないと分からないことは多いなと改めて教えていただいた。現場主義は継続する。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
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