カテゴリー ~ 息子としいたけ栽培
菌床を休ませる方法
収穫がおわったら、今までフル活動していた菌床に休けいをしてもらいます。
菌床やしいたけのタネにとっての休けいは、「水に漬ける」ことでなり立ちます。
自宅ではこのように「水漬け」を行っています。
①収穫した菌床を市販のBOXに入れます。
②強い浮力をおさえるため、発泡スチロールや断熱材を加工してフタとのすき間が出ないようにします。
③水を入れます。
④さらにラチェット式のロープでしっかり固定します。
⑤このように菌床が完全に水没していることを確認して完了です。
この状態で12~18時間ほど漬けておきます。
12時間漬ける目安として一日のスケジュールを立てておくと、取り出す時刻は分かりやすくなります。
朝7時に漬けたとすれば、取り出すのは夜7時から深夜1時までの間になります。
息子は、朝15分早起きをして、漬け込み作業をやるようになってくれました。
このように自宅でしいたけ栽培は「5分」「10分」「15分」の作業がほとんどで構成されています。
次回以降も他の作業をご紹介します。
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
植竹 剛
適量を伝えるむずかしさ
カイ、菌床ちゃんに霧吹きしよう。適量あげといてね。
これ、息子にとっては非常にむずかしい指示です。
いえ、たとえ健常者であっても同じことでしょう。
どれくらい水をあげればよいのですか?と質問できればよいのですが、質問のしかたが分からないこともあります。
はたまた、自分で判断して「これが適量だ」として霧吹きするヒトもいるでしょう。
正解は、菌床やしいたけしか分からないです。でもいろいろ加減をしながら、気温や湿度を考えながら「そのときの適量」を判断することは息子には荷が重いことです。
なので、うちの家族ではこのようにしました。
カイ、今日も「水ちゃぽん」を3秒やっておいてね。 は~い、了解です! |
この水ちゃぽんとは、これからしいたけが出てくる菌床を水の中に3秒間漬ける作業です。

水を入れたBOXに3秒間、菌床を入れて保湿をしています。
イチ、ニー、サン!とまじめに正確にやってくれています。
霧吹きだと「表面が濡れるまで」「菌床から水がしたたり落ちるまで」など『非常に抽象的』な表現になってしまい、結果としてうまく行かないことがたびたびありました。
息子でもできる、いえ誰でも同じ結果になるやり方を探し続けてこのようになりました。
冬は湿度が低いので「今日は水ちゃぽんは5秒にしよう」という変化への対応もスムーズです。
すると息子から
「おとうさん、きょうもかんそうしてるから、みずちゃぽんは5びょうでいいかな?」
と提案をしてくれるようになります。このときは親として本当にうれしいの一言でした。
そうだね!今日も5秒でやってみよう!
お~当たった^^
このような会話がしいたけ栽培を通じてできるようになります。
しいたけ栽培は家族をつなぐ架け橋になってもらえるとうれしいです。
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
植竹 剛
しいたけの暑さ対策~車内編~
しいたけちゃんは暑いのが苦手です。
栽培はじたくの納戸で行うので、エアコンに雨戸で対策できます。
でも、車の中は大変です。
クーラーを入れたり、保冷剤で暑さ対策をしても、すぐに弱ったり、天に召されてしまいます。
なので、冷気を後方に送ってあげることにしました。

養生テープで固定しました。

翌朝、みごとに取れてました・・・
最初のDIYチャレンジは見事に失敗しました。
でもすぐに再チャレンジです!

あ、ジャバラのしっぽの部分に切り込みを入れれば!

8ヶ所に切り込みを入れてみました。

うんうん!フィット感あるぞ!

最後はやっぱり養生テープw

S字フックにスズランテープを引っ掛ける単純なDIY

後方にも設置。

運転席側にも付けてみました。
失敗してもすぐにチャレンジ!はしいたけ栽培をテストしていたときに、よくよく経験しました。
ちょっとした失敗、ちょっとした苦労はすぐに小さな成功を生んでくれます。
およそ30分で完成。
仕上げは本格的な夏本番のまえに、荷台ガラスにサンシェードを購入する予定です。
暑さと直射日光をふせいで、品質の良いしいたけをこれからもお届けします^^
あしたの朝、取れてないことを祈るばかり・・・(笑)
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
植竹 剛
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