カテゴリー ~ お店探訪

行きたかったお店~なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。~

お店探訪, 代表植竹のアクティビティ

株式会社のみもの。」(。まで社名)が展開している「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか」という店名のそば屋に出向いた。

 

 

もともとは、池袋で「カレーは飲み物」というお店から始まり、新しい業態としてスタートした。社名や店名の最後に「。」を入れるという面白さがあり、看板もシンプルでとても目を引く。「。」というピリオドで示すことを考えると、「意志の強さの表れ」「背水の陣」という言葉が連想される。

 

 

他の業態として、「とんかつは飲み物」もあり、ネーミングが興味をそそる。

 

 

能書きはこれくらいにして、さっそく入店入店^^

 

 

なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。秋葉原店 東京都千代田区神田和泉町1-3-5 サンフランビル2号館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は秋葉原店を訪れた。まず注目すべきは蕎麦の量。小:200g、中:250g、大:350gで結構な食べごたえがある。

 

メニューはこれ以外の季節ものもあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は「肉そばの中(900円)」を注文して着席。入口の引き戸は全開だが相席となる。店内を見渡すと男性客100%で、がっつり系であることが予想できる。

 

 

他の注文を見ていると、中もしくは大の2択。やはり男性客の注文らしさを感じる。ふと目をずらすとセルフサービスでこのようなものがあった。

 

 

蕎麦湯と魚粉がセルフサービスで設置されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍で少し気になる。今回は遠慮した。事前に仕込みができていて、3分ほどで着丼。

 

 

刻みのりのインパクトは強烈。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高さに注目。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、つけ汁にのりをバサっとダイブ。のりの下には大量の白ごま、長ネギ、茹でた豚肉がドン・ドン・ドーンと鎮座していて食欲をそそる。

 

 

ようやく掘り起こして蕎麦と対面。さっそくいただいた。

 

 

うん?うん!麺のコシがすごい!まるで冷麺を食べているような歯ごたえ。これは男性客は好きになるだろうと一口目から実感した。

 

 

同時に、つけ汁に入っている「ラー油」が結構辛い。勢いよくすするとむせるほど。でも旨い。しょっぱさと辛さが合うのは定番だが、食材にラー油をかけるのが一般的。汁とラー油のコラボは非常に楽しい。

 

 

あっと言う間に半分ほど食べてしまったところで思い出した。「生卵」と「天かす」が無料サービスだったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほどよく溶いて麺を投入。う~んマイルドだ。辛さも和らぐ。合うね~^^

 

 

そして、次は天かす投入。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スプーンにかるく一杯を入れ、油の甘さも味わう。イケる。かるく「カリっ」と天かすの歯ごたえも良いエッセンスになっていて、一気に完食した。

 

 

五十路を手前にして、塩分の摂取には気を遣い始めたため、汁の塩味の強さに少しひるんだが、この麺を受け止める相棒としてはこのくらいで良いのだろう。

 

 

歯ごたえでリピートしたくなるこの蕎麦は、これからのファストフードを変える逸材かもしれない。

 

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛

 

 

 

駅そばの実力 ~小田急線 箱根そば~

お店探訪, 代表植竹のアクティビティ

昨日のブログで富士そばに辛口のエールを送った。

 

 

今日は、小田急レストランシステムが運営する「名代箱根そば」へ。小田急線向ヶ丘遊園駅の南口改札を出て50mほどにある向ヶ丘遊園南口店を訪れた。

雨まじりの天気で朝なのに暗く、看板が目立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

箱根そばはもうひとつブランドがある。新宿駅西口地下改札にほど近い「箱根そば本陣」だ。いずれ訪れてみることにする。

 

 

向ヶ丘遊園駅は専修大学の最寄り駅ということで、吉野家・松屋・マクドナルド・ケンタッキーフライドチキンというファストフードチェーンが軒並み競合している。

 

 

そのような中、学生はあまりターゲットにせず、40代以上の顧客が目立つ箱根そば。さっそく入店してみた。

 

 

あまり時間もなかったので、券売機で目に付いたメニューを選んだ。駅そばだけに交通系ICカードでの購入も可能だ。

ラインナップは富士そばと似ているが、しょうがやニンニクを使ったメニューがイチオシのようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

席の構成は2人掛けテーブルが2つ、4人掛けテーブルが2つ。単席は10席だ。入口すぐの席に座り、店内を観察してみた。

 

 

めずらしく店内トイレがある。非常にせまかったが用を足すには十分だ。写真は控えた。

 

 

掲示されていたイチオシメニューはなかなかうまそうだ。涼をさそいつつ、ニンニクパワーで暑い夏を乗り越えよう!という意志も伝わってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着席すると、くふうがなされていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

個席にしっかりパーティションが仕込まれている。富士そばにはない投資だ。土台は両面テープで止められており、はがすときは少したいへんそう。でも、パーティション自体が取り外し可能で、コロナ終息後、不要になれば、清掃は大変だがバーカウンターの占有目印として機能するかもしれない。

 

 

「そばは茹でておりますので少々お待ちください」との声かけ。時間はないが待つことにした。そして4分ほど経って番号で呼び出された。この4分は待てるか待てないかギリギリの時間であると思った。セミオーダーで麺を茹でているのか、作り置きは極力しない品質管理か。

 

 

かき揚げは自店生産。ピーク前の仕込みで大量のかき揚げを生産していた。

 

 

私が頼んだメニューはこちら。

朝そば

 

 

 

 

 

 

 

 

たぬきときつねの両方が入って330円。かなりのお得感がある。昔、両方入っていて「化かし合いそば」という名前を付けている蕎麦屋もあったことを思い出した。

 

 

まずは、汁から。まずだしの香りと味が来てから、しょう油味がだんだんしてくる。優しい味だ。富士そばと比べると、私の好みは箱根そばに軍配が上がった。

 

 

熱さに耐えつつ、2分半ほどで完食。

 

 

 

 

 

 

 

 

以前は口をふくペーパーナプキンが配置されていた記憶があるが廃止されていた。これも感染リスクを減らすためか、乗じて経費節約か。マイハンカチがあれば不要派の植竹としては悪影響はないが、どうなのだろう。意見が分かれるところ。

 

 

滞在時間は7分ほどだった。短かったが富士そばといろいろな比較ができた。そして気づきが一つ。どんぶりを返却したときに「ごちそうさま~」と声を掛けるとかき揚げを作っていた女性店員が笑顔で「いってらっしゃいませ~」と返礼してくれた。こういう何気ない一言が常連化を促進する。

 

 

このような自然なあいさつやコミュニケーションは、店長が教えることで従業員の働きやすさも促進できる。

 

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛

ありがったかった店 ~御茶ノ水 明神そば~

お店探訪, 代表植竹のアクティビティ

高校1年のとき、御茶ノ水まで駿台予備校に通っていた。金はないが腹は減るのが当時でラーメン屋の600円はなかなか使えなかった。そんな時、かけそば200円にネギ大盛りをサービスしてくれた「そば明神」が御茶ノ水にある。

 

 

仕事で御茶ノ水駅に降りた。待ち合わせまで30分ほどあるので、暑いがブラブラ散策。すっかり様変わりしながらもポツポツと懐かしい店が残っている。

 

 

あぁ明神だ。変わってないなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?ん!7/20 午後2時で閉店?20日って今日じゃないか!と思った時は入店していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

昔はなかった券売機が鎮座。かけそばを、と思ったがふと「明神そば」が目に入った。高校時代は買えなかった贅沢な一杯。躊躇なく520円のボタンを押した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんという豪華さだ。きつね、たぬき、豚肉にワカメにゆで卵。ずいぶん俺も出世したものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは汁を一口。これだ!ガツンと強烈なしょう油味が舌と喉を通る。先日赴いた富士そばの汁と共通点はあるが、パンチ力は明神が上。でも塩っ辛いとはなぜか思えない。

 

 

理由が分かった。厨房をふと見ると、鰹の荒節と思えるものがある。この出汁が強烈な返しを受け止めていたんだな。

 

 

高校時代に好きな味だ。そばを一杯食べたという充実感を得られる。ボーッと丼を眺めていたらハッと我に帰り、ズルズル。

 

 

食べ進めて茹で卵に到達。きょうびの半熟トロ〜リ卵をあざけ笑うような、完全に火の通った黄身に出会う。速攻で半分になった黄身を汁の海に落とし、すぐに救出。旨い。

 

 

たぶん、麺の茹で機にダイレクトインして作るのだろう。昔は外まで行列ができていた店だけに、くふうが感じられる。ノスタルジーに浸りながら完食。

 

 

出際に、今日で終わっちゃうんですね。とても残念です。と店主に告げたら、ウンウンと頷かれた。植竹が「ありがとう!」と声を掛けて外に出た時、3人の従業員が揃って、「さようなら!」と言ってくれた。

 

 

こみ上げるものを抑え、本当にごちそうさまでした、今までありがとうございました。と呟いた。

 

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛

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