カテゴリー ~ お店探訪
大食いのまねごとをしてきた ~文福飯店~
いや~、店を辞してから6時間以上経ったがいまだに満腹感でいっぱい。これには訳がある。まずはお店紹介。
大食い選手権で優勝した人や大食いYouTuberがこぞって通う店、「文福飯店」は実家から車で20分ほどの場所にある。
実は、3回めの来店になる。初回はハンバーグ定食、ご飯大盛にチャレンジ。見事に食べきれず、ハンバーグ半分をお持ち帰りした。
2回めの来店では、焼肉丼大盛にチャレンジ。なんとか死闘を制した。
今日は、完全決着をつけるべく来訪^^。しかし、開店時刻の11時に到着したときには、すでに開店していて、車で入店待機組が1組。約30席が開店前に埋まるという人気店。食べる量が多いと、滞在時間も伸びるもの。2組めとして待っていたが、入店時刻は11:45。
約15分後、かつのドンが着丼。
見てください。かつとじの部分が完全に浮いている。これ、普通盛りである。ちょっと中身をチェックしてみた。
おわかりだろうか。玉ねぎ層が約1cmとすれば、その下すべてがご飯ということになる。ご存知の通り、どんぶりは上になるにつれ、直径は大きくなっている。かるく見積もってもご飯は、1.5号ほど入っているだろうということが簡単に予測できる。
しかし、若主人は着丼時に、「ごはん少なかったら言ってね~~~^^」と軽快なボイスとフットワークで次のしごとに移っていかれた。す、すごい。。
わしゃわしゃと食べ始める。ご飯に箸を入れると、折れんばかり。これ、パンパンに詰めてる・・・。死闘を覚悟する。
息子が注文した、揚げ麺のかた焼きそばのボリュームも半端ない。
22歳の息子もわしゃわしゃ食べ進める。しかも、この前に一口では入りきらないシュウマイをやっつけてからの、だ。
家族でわしゃわしゃ。周りのお客さんたちも、わしゃわしゃ。箸を止めたら終わりだ、と全員がおもっていることだろう。
カレーライス大盛、ネギトロ丼大盛などが周りで運ばれてくる。みんな小さな驚きの声を上げてる。そうだろう、だって一般の最低2倍はあるからね。
肝心のカツ丼。第一印象は「肉が柔らかい!」だった。箸で持ち上げそのまま半分をかみ切ろうとすると、すっと歯が入る。衣は肉の周りの役割を終え、セパレートしておかずの一つに進化していった。次に、タレの甘さがドンとやってくる。これは好き嫌いを分ける。行儀悪しだが、ちょこっとしょう油を加えさせていただいた。
玉ねぎは半煮えでシャキシャキ感が残っているので、うれしい。卵は甘辛のタレに抱かれつつ、たぶん3個は使っていると思うので、存在感もしっかりある。
とこのような食レポもどきができたのも最初だけだった。まさに死闘を繰り広げつつ、美味しく最後までいただいた。
ごちそうさまでした~! 写真撮った~~? は~いバッチリ撮りましたよ。 息子さん?結構食べるね~。今度「お任せ」にしてみる?
えっ!? あのお任せって、10キロ近く食べる大食いの人たちが全員完食できないとされる、あの「お任せ」のことか!?
いえいえ、それはムリです~!また来ます!まってるよ~ん!
気さくなお店には元気なあいさつと掛け声が多くある。人が集まる理由のひとつだ。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
ついに隠れ家的お店を発見した ~Bruschetteria Degli Artisti ブルスケッテリア デッリ アルティスティ~
失礼な部分も含めて、①混みあっていなく、②ご夫婦で切り盛りされ、③ガチで旨い、飲食店の常連になりたいなと思っていた。最近、最有力候補のお店と巡り合えたのでご紹介。
うん?なんだか雰囲気の良い”ツラ”(店舗の外観)だな。気取りやおごりを感じず、イタリア料理が好きで好きで開店しましたというオーナーの想いが伝わってくる。
ア ル ティ ス ティ という店か。後にググったら「アーティスト」という意味だった。「誇り」をそのまま店名にされたということだ。
正式にはBruschetteria Degli Artisti ブルスケッテリア デッリ アルティスティ
Bruschetteria Bruschetta屋さんの意味
ブルスケッタ。イタリア料理の軽食のひとつ。おつまみや前菜として用いられる。元来はイタリア中部の郷土料理である。名称はローマ地方の方言で「炭火であぶる」を意味するブルスカーレ(bruscare)に由来する。Wikiより引用
たのもう!という気持ちで入店^^ 30代かなと思わせるご主人はPCで作業中。あ、いらっしゃいませ的に、ちょっと乾いたあいさつを受ける。
少し大きめの音でBGMが鳴る。奥様と思われる女性からハキハキとした口調であいさつをされ、メニューを見てみると、日本語表記に安堵する。その中で、初回お試しにはもってこいのものがあった。
お店の冠でもあるブルスケッタと生ハム・サラミ・サラダ・真だことヤリイカの煮込み・パン・チーズとのこと。お!ブルスケッタもこのような種類があるのか。
飲み物は、喉が渇いていたので、瓶ビールから出発。後に赤ワインへ。
家庭的でアットホームな(小泉さん的な表現)内装にホッとする。すると、スライサーがスイッチオン。もしやこれから生ハムを切るのかな?「(内心)おー!」と歓喜する。これは期待感アップ!ということでいよいよ到着。
最初に言ってしまうと、ご主人、商売下手。だってこれだけで満足しちゃいますから。すべてが超絶旨かったことを申し添えておきます。
ぜーんぶ味が立ってるんです。リッツの上のクリームチーズは49(甘さ・さわやかさ):51(塩味)という絶妙な味だし、生ハムはしっとり感としっかり塩味、最後に脂身の甘味。サラミは噛むごとに軽い「プチ」と音がするような食感で楽しいし、サラダにかかったビネガーとオリーブオイルのドレッシングは酸味抑えめの感覚が素晴らしいし・・・。と枚挙にいとまがない。
そして、真だことヤリイカの煮込みは「赤ワイン」「白ワイン」「パン」「ごはん」「そのまま」何でも合う!ピリ辛具合は好みになってしまうけど、私にはバッチリ。
そしてそして、いよいよブルスケッタが参上。
味、食感、バランス、主役わき役の役割とすべて二重丸。熱いうちにサクっといただいた方が良いだろう。
こうなると、食欲爆発期を迎え「あの、100年のミートソースタリアテッレください!」「あ、あと赤ワインもう1杯おねがいします」と半分無意識のうちにオーダーしてしまった。
表現できないくらいの旨さ。ミートソース好き、チーズ好きには堪らない逸品であることは間違いない。一度もフォークを置くことなく完食。
おいしかったです。また来ます! ありがとうございます。お待ちしております!
という軽快なあいさつに変わったこともうれしい。この店は一人でチビチビ通うことに決めた。次回はラザニアをオーダーしてみようと思う。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
スポーツ以外でもさわやかな汗は出る ~デリー上野店~
午前中の商談を終えて、カレーモードを満たしてくれる店に行ってきた。それは「デリー上野店」だ。数年前に友人に教えてもらって以来のファンである。
開店時刻は11:50となかなか面白い。というのは、11:00などの開店でもよいのだが、正午からのランチ需要に合わせているのと、「並び」の演出にも一役買ってくれているようだ。
11:15くらいに1回めの現着。店頭シャッターが1/4くらい閉まっている。まだ35分もあるので、湯島天神を参拝することにする。
サクっと戻って11:30。あれ?すでに並んでる?状態。状況をつかめないでいると、背後から来たリーマン3名が店横の小径に入っていった。しかし、それがデリーの並び場所であった。本来ならば3番目だったのに、6番目になってしまった。
6番目の位置はこのくらい。
「石川のコシヒカリ」。お米は日本米なのね、などと思っていたら、サーっと雨。結構雨足は強め。しかし、勝手口のひさしに避けられたので、3名の前に並んでいたらずぶ濡れになっていた。ついている。
ジャスト11:50。足早に先頭が歩き始めた。開店だ。入店入店^^
店頭でアルコール消毒が強制。スタッフ1名が付いているので100%実施。
メニューは撮影したが、入店前から一択で決めていた。「カシミールカレー」である。リンクで誕生秘話やカイゼン・改良を重ねていることが分かる。
「カシミールカレーは辛い」というのは正しい。ただし、単に痛辛いのではない。口でピリっと、嚥下するとスーッと胃に入っていくのが分かる。しかも、胃もたれなどは一切ない「不思議な辛さ」なのだ。
卓上に事前セットされている「玉ねぎ」と「きゅうり」。この2つ、大変優秀なのである。そんなこんなで、主役が到着。
具はいたってシンプル。鶏のもも肉3個とジャガイモ1/8個が1つだけ。月桂樹が1枚入っていた。あまり多くの枚数を使わないだろうから、ラッキーカレーになったかもしれない。
ちょっと分かりにくいが、このカレー、ほぼ「粘度」がない。サラサラ・シャバシャバのタイプ。玉ねぎの水分をここまで飛ばしてシャバシャバを保とうとしているのがうかがえる。
米に掛けたら瞬間的に吸収するくらい。さて、汗かき大会を始めるとしよう。おおおおおお!これなんだよ。この辛さがいいんよねぇ。辛いのが苦手な人にも一口だけ試してもらいたいことがある。それは、口の中に入れた後、いつまでも辛いのではなく、スーッと辛さが薄まっていくのが分かることである。そして薄まると同時に汗がサーっと皮下から出てくる「交換式」的な感じなのだ。
1/4ほど食べたところで、軽い休憩。脇を固める”おとも”の導入だ。まずは玉ねぎから。
これが妙で、辛いのマ反対、「スーッと甘くなる」ような味を感じられる。赤いスパイスは何なのかは分からないが、非常に清々しくなれる逸品。
きゅうりは、「きゅうりのキューちゃん」のように一見できるが、味はまったくちがう。ピクルスに近い味で酸味をはっきり感じられた。これもうまい。
福神漬けやラッキョウでないこともニクイ演出だ。一休みは終了。ここから一気にかきこむ。しかし、さすがに辛いか、米が甘いからか、カレーと米の食べる配分で、米の消費の方が早いことに気が付いた。ペース変更して、カレーをそのままスプーンから飲むという行為にでた。くぅ~、からい。でも、うまい。
お冷とグッと一口。辛さ軽減というよりも、解放感の方が上回る。ごちそうさまでした。
店員さんはインドの方か、非常に接客も丁寧でよかったのだが、ずーっとお尻を向けられていたのは閉口した。
辛くないメニューも多く扱うデリー。ランチビールを頼む客も案外多かった。また行くことが確定している旨い店である。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
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