JR東日本の立ち食いそばを検証した ~「いろり庵」と「いろり庵きらく」~
以前のブログで「いろり庵」のことを書いた。たぬきそば770円。大量の天かすに驚いた。
チャンスがあり、今度は「いろり庵きらく」のたぬきそば400円にありつけた。ちがいを検証してみた。
この店は、立ち食いコーナーとともに、イスもある店。でも4人席などはもちろんない。
座って食せるのはカウンター形式だ。午前10時すぎで客はわたしだけ。コロナ密対策もバッチリだ。
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可動式パーテーションで隣客をケア。
ゆでてますので、少々お待ちくださいませ~という声掛けにちょっとうれしくなる。茹でたてをいただける証拠である。これもピーク時では経験できない。
うん?こうなったんだね。これも対策の一つだろう。
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コスト節約にもなるね。
2分ほど待機して「たぬきそばご注文のおきゃくさま~!お待たせしました!」との合図で取りに行く。いろり庵では持ってきてくれたのでこのあたりが値段の差か。
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天かすとネギのみ。シンプルだ。
カウンターまで、七味とすりごまを掛けに行く。「いろり庵きらく」はごまが置いてあるのがうれしい。
着席しなおして、いざ。汁は濃いめだが後味はあっさりする。兄貴分のきらくとはちがう味だ。天かすが汁を吸いながらも、最後の抵抗をして「カリっ」という食感にもありつけた。これこれ、これがたぬきそばのだいご味。
味は総じて、「いろり庵きらく」の方に軍配が上がる。こういうお店で求めるのは「手軽な美味しさ」だと思う。
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ごちそうさまでした。
駅そばならば「いろり庵きらく」の勝利。370円の価格差ならば、あと30円足せば2杯食える。この差を埋めるだけの味、サービスは「いろり庵」では感じられなかった。
でもこの差は「求めるサービス」によるちがいだ。兄貴分を否定するつもりはない。
サービスの多様化により、飲食店は更なる向上が求められている。このコロナ禍をどうぞ乗り切り、本来の勝負をしてもらいたい。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
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