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移動時の親友 ~崎陽軒 シウマイ弁当~

お店探訪, 代表植竹のアクティビティ, 執筆

10時からテニス。終わって実家に移動するとき、前もってイメージしていたのが「崎陽軒のシウマイ弁当」だった。

 

 

おともも忘れず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土産も購入

 

 

 

 

 

 

 

 

 

からの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

降臨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わざと日持ちをさせない製法が旨さのヒケツだろう。だいたい6時間以内に食べるべしと店員さんからご教示をいただく。

 

 

とはいえ、おともからいただく。プシュ ゴク ウマ~~~。

 

 

ちなみに、この車両に座っているのはワタシだけ。密にはなっていない。しかも最前列。

 

 

何から食べるかのフォームが人それぞれだろう。前の儀式として、このように和からしを付ける。

 

 

いと可愛らし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁて!参る!ワタシはこのような順番で食べ進めるのがほぼルーティンだ。

 

 

初手は切り昆布&千切り生姜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2番目はなんと、アンズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一度紅ショウガ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4番目はたけのこ煮つけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5番目にまぐろの漬け焼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7番目に主役のシウマイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8番目はごはん。左手前から食す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9番目にかまぼこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラストは鶏の唐揚げだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

締めは小梅であることを言い添えておく。

 

 

迷い箸はマナーに反するが、このシウマイ弁当は例外。この「迷い」が非常に楽しい。これで860円は非常にコスパが高い。

 

 

なぜシウマイ弁当がウケているのかを考えてみた。

 

 

・具材が11種類と非常に盛りだくさん

・弁当の総量がちょうどよい

・お酒を飲みながらの肴にしっかりなる

・とにかく全部旨い

・価格に値頃感がある

・シウマイの塩味と貝柱の存在感ありあり

・ご飯の甘味がシウマイを引き立てる

・柔らかいもの、歯ごたえのあるもののバランスが取れている

・変に冷たかったり、固かったりしていない

と挙げればキリがないくらい。

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このような工夫が素晴らしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍で、大変な飲食店も多い。ぜひテイクアウト商品の参考になれば幸いである。

 

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛

 

 

 

大戸屋の命運は2015年に尽きていたのか?

お店探訪, 代表植竹のアクティビティ, 執筆

飲食チェーンの中でもよく通った大戸屋が今、揺れている。

 

 

創業者である故三森久実氏は「モスバーガーの定食版」を目指したと、あるOBが語っていたという記事を見つけた。東洋経済ONLINE記事

 

 

さらに植竹が分析すると、以下のような要素が顧客を引きつけたのだと思う。

 

 

1.「たて感」があった。

 

出来たて、揚げたて、焼きたて、炊きたて。この「たて感」は顧客のハートをしっかりつかんだ。ロッテリア出身の植竹が思う、「マクドナルト・ロッテリアのハンバーガーとはまったくちがうもの」であったモスバーガーのハンバーガーにもこの「たて」がある。

 

 

2.週3通っても飽きがこない

 

食べ物に「飽き」がくるのは、あまり美味しくもないが、腹が減っているので仕方なく欲求を満たすという、作業的意味合いを含んだときに感じることだと思う。

 

 

2004年当時、週3通った大戸屋にはその“飽き”という感覚はこなかった。「月曜日は肉料理 ⇒ 水曜日は魚定食 ⇒ 土曜日は小鉢で一杯」というようなローテーションをしていたのをよく思い出す。週3行っても飽きないお店という称号は、飲食店での誉れであると思う。

 

 

3.孤食でも家庭を味わえた

 

女性をターゲットにしたのが功を奏した。かつて単身赴任を経験した植竹も、夜仕事が終わり、車を走らせていて、大戸屋の青い看板を見つけると吸い込まれるようにウインカーランプを点滅させていた。

 

 

これは家庭感とも言い換えられると思う。一人暮らしでも両親や兄弟たちと食卓をともにしたあの光景がイメージできる料理や雰囲気が大戸屋にはあった。あくまでも家庭料理を味わえたことを言いたいのではなく、「家庭」を味わえたのだ。

 

 

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昨日も事務所にほど近い大戸屋のお店を訪ねると、場所柄もあるだろうが、孤食者5名の内3名は女性であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店内でキョロキョロ観察していて、厨房をみたとき目が止まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影したのは、金曜日の夜7時すぎ。本来ならば焼き物食材がどんどん焼かれているべきなのに、直火コンロの種火が小さくユラユラと揺れていた。今の大戸屋には哀愁すら感じられ、当時植竹が好きだった大戸屋の姿は薄れている。

 

 

大戸屋というお店は、2015年の創業者の死とともに終わったのか。いや、心をともにした社員やFCオーナーによってこれからも立て直しは可能であると植竹は見る。

 

 

しかし、一番のウリを手放したらコロワイドの傘下になる。ここで再度原点に立ち返り、何のために久実氏は大戸屋を事業として立ち上げたのか。顧客の笑顔のためではなかろうか。決してお家騒動やお金のために立ち上げたのではないことは断言できる。「”顧客の笑顔”などと、子どもじみたことを言って」と現経営陣が解釈するならば、私は当社株を手放す。

 

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛

 

 

 

胡蝶の夢に習う

代表植竹のアクティビティ, 執筆

荘子が唱えた説話に「胡蝶の夢」がある。

 

 

ある事業の看板名を考えていたら巡り合えた言葉だった。

 

 

『夢の中で胡蝶(蝶のこと)としてひらひらと飛んでいた所、目が覚めたが、はたして自分は蝶になった夢をみていたのか、それとも今の自分は蝶が見ている夢なのか、という説話』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

恥ずかしながら今日の今日までこの言葉を知らなかった私は最初、「コロナ禍は夢か現実か」と安易に読んでしまった。

 

 

しかし、夢なのか現実なのかが問題なのではなく、いずれの自分もまた真なりと説かれている。

 

 

新型コロナウィルスCovid-19は自然が作ったのか、人間の手によるものか、人間の無意識の所業により突然変異したのかは分からない。

 

 

荘子が今生きていれば、「そんなの何の問題にもならない」と一蹴されてしまうだろう。

 

 

でも今、生きている我々は生活様式だけでなく、人生も変えるほどの転機が訪れている。

 

 

そんな渦中、私は大きな過ちを犯した。小さなこだわりにとらわれ、本質を見なかった。

 

 

あぁ。無為自然の境地にたち、人を赦せる人間になりたい。

 

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛

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