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【Never Give Up!】大胆考え、コロナに備える

売上・利益向上策, 実店舗向け商売繫盛ノウハウ

全く先が読めない、新型コロナウイルス。

 

 

新型コロナウイルスが蔓延しているニューヨークでは、外食禁止などの規制が敷かれ、飲食店は非常に厳しい環境に置かれています。

 

 

そのような中、昨日の東京新聞のWebサイトでの記事でこのような看板がありました。

東京新聞 TOKYO Webより転載させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

植竹もまさに同感です。今まで考えもしなかったレベルで「あきらめない!」を考えてみました。

 

 

今日のすぐコツ

・解雇する従業員と話し合い、再就職先を一緒に探すためハローワークに行く、HPを見る。

・持っているクレジットカードのキャッシング上限額合計を調べる。

 

 

1.メニューを厳選し、テイクアウト専門店に(Uber Eatsや出前館と契約)

ひょっとすると、この先デリバリもできない状況になるかもしれないが、やらないよりやった方が良い。

 

無理やり営業し続け、店舗がコロナ媒介先になってしまっては、元も子もない。刺身などの生鮮品であってもテイクアウトできるパッキング等、商品を即考えるべき。

 

 

2.家賃支払いを遅らせてもらう交渉

保証金から差し引いてもらう交渉でも良い。現状、3か月~6か月程度キャッシュに余裕があったとしても、今から交渉のステージに立とう。

 

 

3.全従業員の解雇

植竹が一番言いたくないことである。人材の成長が店舗の成長と普段言っておきながら断腸の思い。しかし、「存続」できれば、また雇用できる。

 

大切なことは、解雇する従業員の再就職の世話を最後まですることである。コロナが収まるまで雇用保険で食いつないでもらい、このような状況下でも、マスクを作る工場などは猫の手も借りたい状態である。働けるところはある。

 

店舗業務をいかに「ミニュマム(最小)」にして、オーナー一人で営業できる準備をしよう。

 

 

4.融資交渉・個人資産額確認・キャッシング

金融機関への融資、借入申込はすでにしていることと思う。しかし、今、金融機関はほぼパンク状態。対応が遅れることは見越しておかなければならない。

 

店舗オーナーならば、クレジットカードの1枚は所持しているはず。各クレジットカード会社のHPから検索すれば、自分のキャッシング限度額が分かる。計算して、預金残が無くなったら、迷わずキャッシングをすべき。

 

 

5.店舗を一時閉鎖し、日銭を稼ぐ

勇気ある撤退。しかし、絶対にあきらめない。オーナー自らの生活を守るためには「外で働く」ことも考えておかねばならない。

 

絶対に帰ってくることを胸に秘め、この際決断が必要。

心折れず、オーナーが独り立ちし続ける気概を持ち、このピンチを乗り切ろう!

 

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛

【1都3県向け】今日明日の過ごし方

コンサルティング, 売上・利益向上策, 実店舗向け商売繫盛ノウハウ

今日と明日、東京都、神奈川県、千葉県、山梨県で外出の自粛がでています。

 

 

お店は営業する/お店は臨時休業する、両方の判断があります。

 

 

お店を営業する方向け、臨時休業向けに、ここ2日間の過ごし方のおすすめです。

 

 

今日のすぐコツ

・今日を過ごすには、「仕事を外せない人」向けのテイクアウト商品をつくる。

・明後日以降のために過ごすには、「断捨離・清掃・アイデアづくり」をする。

 

 

1.今日明日営業する方向け

公共交通機関や公務員など「休めない」人たちを思い、何かテイクアウト商品はつくれないかを考える日にしたい。そのためには、「部分清掃」をおすすめする。

 

商売繁盛ならば大変結構なので、がんばってお店を回す。閑古鳥が鳴いているか、顧客0ではないなら、厨房内だけでも「普段できない場所」を清掃してみよう。

・シンクやコンロなど設備の床清掃
・冷凍冷蔵庫内外の清掃
・食器洗浄機の分解清掃(洗剤補充)
・レンジ、オーブンのこびりつき除去清掃
・常温倉庫内清掃

案外探せば、いろいろ清掃する場所はある。

 

2.今日明日臨時休業するがお店には行く方向け

どうせ顧客が来ないなら休む、と判断した方向けに、がっつり「断捨離+清掃」をおすすめする。

■断捨離ポイント
・レジ付近
・事務所内書類 ← この際、ペーパーレス(スキャン・データ保管)にチャレンジ
・倉庫
・冷凍庫内 ← 賄いメニューづくりに役立つ
・清掃用具入れ ← この際、買い替えて気持ち良く清掃しよう

 

清掃ポイントも「普段ほぼできない場所」を探して清掃しよう。

■清掃ポイント
・オブジェを移動させ、掃き・拭き清掃
・清掃用具の清掃
・事務所本棚の清掃
・トイレ内衛生用品収納棚内の清掃
・包丁入れ内の清掃 ← ほとんどのものが下部が外せる

 

3.なぜ捨てたり、清掃したりするのか

「捨てるは入る」
限られたスペースで営業する店舗だからこそ、モノの入れ替えはいずれ必要。古いものを捨て、新しいものを入れることで、新しいアイデアにつながる。

 

「清掃=運動」「清掃しながらアイデアを考える」
名城大学のHP「MEIJO MAG」他によると、筋トレ効果の一つとして「前向きホルモン」が分泌される。

①精神の安定を司り気分を高揚させる「セロトニン」
②モチベーションが向上しポジティブ思考となる「ドーパミン」
③集中力や思考力を働かせるために必要な「ノルアドレナリン」
④健康な体を維持するために重要な役割を果たす「テストステロン」
出展先URL https://www.meijo-u.ac.jp/mag/susume/detail_22121.html

つまり、筋トレ(運動=清掃)をすることで、気分の高揚・ポジティブ・集中力がアップするということは、「新しいアイデア」が生まれやすくなることが科学的に証明されている。

 

こんな状態になったら、ぜひやってほしいことは

・顧客へのサンクスレター書き
・新作レシピづくり or 既存レシピ改良
・コロナ終息後の販売促進策

ということである。SNSの媒体別効果分析や、HP改良内容を考えても良いだろう。いろいろなHPを閲覧して、「何をパクるか」を決める日でも良い。※パクることは良いことと植竹は考える。

 

4.臨時休業しお店に行かない方向け

普段忙しくて家族との時間が取れない方は、団らんを。
独身独居の方は、趣味に没頭。趣味がない方は趣味探し。

 

 

ちなみに私は、明日以降のための策を事務所清掃をしながら考える日にします。
清掃は「ひと汗かく位、必死に」が特におすすめしている方法です。

 

今日明日も良い一日にしましょう!

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛

 

 

【コツコツ達成】売上目標を達成させるテクニック

チームワーク向上策, 売上・利益向上策, 実店舗向け商売繫盛ノウハウ

新型コロナウイルス対策として、「自粛」ムードが高まる中、一層厳しさを増す飲食店。

 

 

昨夜も新橋界隈を散策していると、キャバクラの客引きさんとホステスさんが
「やばい、マジでやばい。全然客入らん」の連呼。

 

 

飲食店は「半外」の軒先にテーブル・イスを出してコロナ対策。
排煙口を開放したり、換気扇を常時稼働させたりと工夫が見られます。

 

 

でも、顧客が入っている店・入っていない店の優劣はさらに拍車がかかっています。

 

 

そんな中でも「目標」をつくり達成していくことが大切です。

 

 

 

今日の「すぐコツ」

・ランチセットの目標販売数を決め、全員で顧客におすすめし、達成させる。

 

 

 

1.ランチで一番売りたい商品を決める

■ランチタイムは色々な意味を持っている。
・ランチ売上自体欲しい
・ディナータイムへの顧客誘導
・来店頻度を上げる機会
・廃棄手前の食材を使い切れる
・活況感を演出できる

 

■ランチタイムの盛り上がりはディナータイムに連鎖する
・ランチ来店顧客のディナータイム来店
・ランチで食べた味が忘れられず、ディナータイムでアラカルト注文
・融通が利く店と思われていれば、4名程度の小パーティで使われる

 

ということから、ランチは非常に重要。なので、それぞれの「目標販売数→目標売上」という
「数字の積み上げ」を考える必要がある。

 

 

2.全員でがんばれば達成できそうな販売数を決める

Aランチ 1,200円
Bランチ 1,000円
Cランチ    800円

 

■作戦方法を決める

・Aランチ●●さん、という担当制でもよし
・常連顧客にAランチをプッシュ、という作戦もよし
・まずはBランチをおすすめして、その上で大盛などのオプション付けもよし
・異性の顧客に付き、おすすめでもよし
・店頭声掛けは「Bランチ誘導」と決めてもよし

 

「作戦内容、担当、やり方」の3つを共有し実践しよう。

 

■目標販売数を決める

Aランチ 1,200円・・・8食・・・9,600円
Bランチ 1,000円・・・20食・・・20,000円
Cランチ    800円・・・10食・・・8,000円

計 38食/37,600円

 

となるが、ここで植竹のおすすめは、「何が何でも達成させる1つの数字」を決めることである。

 

「特に、Bランチ20食は完全に売り切ろう!」
という店長からの指示に「はいっ!」と応えるスタッフが必要。

 

 

すべての目標をクリアすることは、現状なかなか難しい。でも、1つだけにこだわって達成させるには「チームワーク」によって、「顧客の意思を動かす」ことができる。

 

3.成功するおすすめの方法

「美味しいですよ~」の連呼だけでは、人の心は動かない。

 

ポイントは「味をどう伝えるか」。

 

「開店前に試食したら、今日の賄いモード全開に入りました」
「このビーフシチューは、パンも美味しいですが、ちょこっと玄米にかけても美味しいんです」

 

一口食べた直後、『うん!うん!と言っている自分』や『口の中の喜び』」を顧客の頭の中で描いてもらう「洗脳」を行うことが大切。

 

珍しい、数が取れないという希少性をアピールしても良い。

 

 

4.途中経過・結果を全員で共有する

「今、Bランチは残り7食となっておりま~す!いかがでしょうか~!」
という店頭呼び込みで共有も可能。

 

「Bランチ3オーダー入ります!」
「Bランチ3了解!残4!」
「残4了解です!」
「の~こ~り~4食、大人気のBランチ残り4食ですよ~!!」

 

働いて、どうせ疲れるなら、ヒマ疲れではなく、一生懸命やって疲れよう。

 

 

5.達成したら、ちょっぴりご褒美を

「みんなのおかげで、Bランチ20食完売しました~!」
「よっしゃー!」「わーい!」

「じゃあ、今日のちょっぴりご褒美は『賄い無限お替りOK』『試作中のデザート』にしよう!」

大金を払う必要はない。要は「気持ちに対して、気持ちで答える」ことでチームワークはさらに高まり、大きな数字を達成する階段を登っていく。

 

 

株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛

 

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