カテゴリー ~ コンサルティング
お店の断捨離の仕方
最近、お店の中が
乱雑になってきた気がする。
この荷物、
邪魔なのは分かってるけど
片付けている時間がない。
今の状態が
当たり前になってしまい、
どうカイゼンして良いか
分からない。
という悩みをお持ちの方は
必見です^^
1.関係者全員で今の状態を見て写真を撮る
2.どう考えても不要な物には赤い付箋を貼る
3.絶対に必要だと思える物には青い付箋を貼る
4.付箋の付いていない物は組織トップが要不要を判断し、各付箋を貼る
5.赤い付箋を貼った物を広いスペースに移動し、捨てる
6.今後不要になった物を一時保管する場所を決める
7.一時保管場所にある物は1週間で捨てる
これが断捨離の第1ステップの
「整理」です。
捨て方のルールを決める
とも言い換えられます。
どうしてもスタッフ間の
コミュニケーションは
「すき間」が存在します。
あれ?これって捨てて良いのかな?
明日、店長に聞いてみよう。
↓
言い忘れてそのまま放置^^
良くありませんか?
ほぼ確実にあるあるのはずです。
このような「意思疎通」を
確認する意味もあって、
断捨離は年4回を
おすすめしています。
毎週捨てるルールは
少しずつアバウトになります。
それをリセットするのが
年4回の断捨離です。
事業年度のタイミングで
12ヶ月を4で割って、
キリの良い時に実施しましょう。
実施後には
清涼感や解放感を
必ず味わえます。
これを繰り返すことで
段々意思疎通も図れ、
捨てるという業務は
スムーズになります。
そうすると、
次のステップはいよいよ
「整頓」
に入ります。
整頓とは
「定位置を決め、元に戻すこと」
です。
気が向いたら
整頓の仕方をお伝えします^^
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
#442 ルーティンを決める勇気を持つ
どうしてここに
これがあるのだろう……
あれ?
この仕事っていつやるの?
昨日までじゃなかった?
物の配置を決めたり
この業務はいつやるかを決めたり
どこの組織でも
このような決め事をしたり
ルール化したりします。
これをルーティンワークと
呼んでいます。
実はこれ、
ルールがない職場は
決めること自体が難しいものです。
それは
判断したこと、決めたことが
完全に、全員が納得する
ことはないからです。
原因は、下地になる
ルールがないからです。
例えば、
「テーブルの上、誰もいないとき、
何も置かれていないようにする」
という
下地になるルールを敷けば、
誰しもがルールを守り、
ルーティンから外れた場合
判断がしやすくなります。
この下地ルールを決めるのは
社長一択です。
トップからのお墨付きが出れば
社員はスイスイ動けます。
社長、現場回りましょうね^^
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
#439 対策を立てるということの意味
今日はクライアント先で
気づきが多くありました。
業績不振のお店があり、
対策書を全従業員に
提出してもらいました。
内容を拝見すると、
・人材不足
・マンパワーが低い
・オペレーション効率を上げる機器導入
というような内容が
大半を占めていました。
はて?
これで解決できるなら
安い投資だが……。
ここで素晴らしかったのは
社長です。
私が
社長なりの対策を
考えてみてください。
とたった5分間で
イメージを確認しました。
すると
対策内容が
非常に具体的でした。
さすがです。
人材不足って
一体どれだけの人員数と
労働時間が不足しているのか。
そもそも、
過不足の基準は
何にあるのか。
こういったことが
明記されていない対策書は
まったく意味をなしません。
つまり、
提出することが
目的になっています。
併せて
具体的に表記する
ということは
個人にリスクが
生まれます。
●●さんがこう言ったとか
●●さんの意見に従ったが
成果は出なかった
とまあこんな感じです。
だから何なの?
正解がない中で
意見を出した方が偉いのに。
このような葛藤と矛盾が
繰り返されるのが組織なら
改変しかありません。
具体化するリスクは
社長が一番背負っています。
でも背に腹は変えられない。
つまり不退転の決意なのです。
この社長は伸びるーーー
と偉そうに思ってしまいました。
社長、
勇気を持って具体的な
決断されてますか?
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛