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代表取締役 植竹剛の「植竹流げんきになる」ブログ
植竹が実際に体験・経験したドキュメントをベースに、何かのお役に立てるよう毎日書いています。
QSCとは?
こんにちは!
株式会社チームのちから 代表取締役
店舗経営チーム力向上コンサルタント
の植竹剛です。
一段と秋らしい陽気になり、布団が恋しい季節に
なってきましたね。
風邪など体調不良にはお互い気を付けていきましょう。
それでは元気よく行きましょう!
第2回のメッセージは初回ブログでも出て
きました「QSC」とは何かというテーマを
これから数回に渡ってお伝えします。
このテーマは飲食店を中心に広がっていった
考え方ですが、もちろんすべての業種の店舗で
通用する大切なキーワードです。
QSC
・Q=Quality(クォリティ)
・S=Service(サービス)
・C=Cleanliness(クレンリネス)
の頭文字を取ったものになります。
でも、これを具体的に「行動」にまで
噛み砕いていくとどうなるでしょう。
結論から言いますと、「やれているようで
やれていないな~」という回顧が大切です。
まず、Q=Qualityとはあなたの
会社や店舗では何を意味しますか?
小売業でしたら、陳列の美しさでしょうか。
飲食業でしたら、おいしさ、見た目の美しさ。
もちろん、日本語で言えば「品質」です。
この言葉を辞書で調べると、「物の質」という
ような簡素な言葉で表されます。
しかし、あなたの店舗ではこの言葉だけでは
商品のことを語れませんよね。
商品自体の「質」も大切ですが、本当の質の良さを
表現するならば、「お客さまが手に取って、口に入れて
最終的にレジに行っていただけるか」に尽きます。
そうすると、商品が完成してからお客さまをイメージ
するのか、「フェイス(陳列)」や「レシピ」などを
「プロセス」に入れてから商品化するかの違いは
大きな結果の差を生みます。
そうですね。「質」を決めるのは「お客さま」なのです。
このような考え方を「マーケットイン」と言う方も
いらっしゃいます。
反対語は「プロダクトアウト」になります。
「自分のつくる味はこれが最高だ!」
「さぁ、食べてみてくれ!」
私はよくばりなので(笑)、良いとこ取りします。
「郷に入れば郷に従え」が私の基本作戦です。
もちろん、自社の商品とは何かがしっかりと
決定していることが重要です。
そして、ブランド化が確立されていない商品であれば、
十分に地域住民の方にヒアリングを実施します。
インタビューですね。
そして嗜好を知り、自身が温めていた「商品」と
マーケットニーズを組み合わせて、「MORE商品」を
考えて、売り出してみる。
もしかしたら、コアなお客さまには「物足りない」という
評価をいただくかもしれません。
しかし、ここで大切なことは失敗したと思ったとき、
すぐに方向を修正しやすくするです。
うまく行ったときはもちろん「攻め」です!
最初に考案していた「こだわり商品」も宣伝し、
相乗効果を生み出す可能性もグンと高くなります。
やはり、「お客さまを見る」ことに他なりません。
お客さまあっての商売です。
今日はここまでにしたいと思います。
次回お伝えするのはQSCの2つ目、「S=Service」です。
本当にこれは奥が深いです!
お互いに考え方をすり合わせて
乗り越えていきましょう!!
株式会社チームのちから 代表取締役
店舗経営チーム力向上コンサルタント
植竹剛