カテゴリー ~ コンサルティング
仕組みづくりの実例を紹介します ~パートさんアルバイトさんが育つ組織づくり22~
今日は実際に植竹が作った仕組みを写真付きで書きます。
これは仕組みづくりをまだ始めたばかりの頃のものです。
改善することも多くあります。反省も一緒にのせます。
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テーマは「備品・消耗品の管理方法」でした。
「あっガムテープがない」
「テプラどこ行った?」
「宅配便の伝票、昨日はここにあったのに今日はない」 |
当時は、このような日々でした。
近くの文房具店に走ったり、宅配業者に電話をして伝票を持ってきてもらうなど「時間のロス」が多くありました。
これはイカンな・・・。
店長時代こう考えた植竹は、何か良い方法はないかをインターネットで探しました。
すると、トヨタで行われている「カイゼン」やいろいろな事例が出てきました。
その時のポイントは「見える化」「定位置決め」でした。
なるほど・・・。でもうちは工場じゃなくて、店舗だしなぁ・・・。
でも、やるだけやってみるか!ということで準備を始めました。
使うのはスタッフです。そしてスタッフはお客さまのために備品を使います。
(最後は、お客さまのためになるんだな)、と思えるようになったのは大きい変化でした。
ということで、引き出しの中にあるものを全部出して、こうしました。
見えますか?
左上から、テプラ本体・テープ類・ふせん・テプラテープ・宅配便伝票というラインナップ。
まぁふせんの多いこと!これ第一の反省です。
そして、数日後・・・テプラ本体が落ちて壊れました・・・。修理代4000円なり。。
でも、このようにしてみると、何がいくつあって何がないかがすぐに分かります。
もう一つの工夫は、これです。
どの発注サイトで、品名は俗称と正式名を入れて、品番、残り数1巻で2巻発注というルールをつくりました。
これはうまく行きました!
発注サイト内にはベンリな機能で
「お気に入り」「定番発注」
というものがあるので、活用した方が早く、間違いない発注ができます。
金額もそうそう変わらないので予算管理もできます。
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制作にかかった日数はのべ5時間。費用は5000円程度でした。
修理代と合わせて9000円は時間ロス=人件費と比較して、1か月かからずペイできました。
このように、ちょっと工夫するだけでけっこうな変化を生みます。
ぜひ、お試しください。
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株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
仕組みをつくる目的と狙い ~パートさんアルバイトさんが育つ組織づくり21~
おとといから書いている「仕組みづくり」。
この2つの記事をまだ読んでから今日のブログへお願いします。
今日は仕組みを作る目的と狙いについて書きます。
くどいですが、仕組みづくり準備編①②を読まないと失敗します。
その上で、目的の例を書きます。
目的 経費節減、機会ロス撲滅 |
ん?おとといの部長とおなじこと言ってない?
そうですね。でもココロの準備ができていれば、単に効率を考えるだけに仕組みをつくろうとは思いません。
あくまでも会社は利益を出してナンボです。目的は利益を出すための1点です。
そして、こんどは狙いの例です。
狙い 経費意識を身に付ける、在庫の見える化、全員適時発注 欠品0 |
結構多めです。
ご覧の通り、狙いは人材の成長の内容が中心に書いています。
この目的と狙いの例を、明日は実施に植竹が作った仕組みを写真付きで書きます。
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仕組みづくりのコツ ~パートさんアルバイトさんが育つ組織づくり20~
今日は仕組みづくりのコツを書きます。
きのうのブログと一部重なります。
結論
誰もが同じ結果になる内容にとにかく「余計な考えを挟めないほど」具体的にする |
ということです。
そして
意見は常に受付け、協議。良いと思えばすぐ改善。自己流・無申告の改善を徹底的に嫌う。 |
というのがコツです。
これは、私が初めて言い始めたのではなく、かの千利休が訓示でのこしています。
千利休 利休道歌(百首) 百首目 「規矩(きく)作法 守りつくして破るとも 離るるとても 本(もと)を忘るな」 |
というお言葉があります。「守(しゅ) 破(は) 離(り)」とも言われています。
守 決められた作法をまずは守り抜き、精進する
破 教えられた作法より超えるものがあっても
離 独立するとしても、「本(もと)=守」を忘れてはならない
と私は読んでいます。
昔から伝わる先人の知恵は活用した方が良いと思うのです。
しかも、百項目ある中で、一番最後に書かれていることにも重要性を感じます。
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