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代表取締役 植竹剛の「植竹流げんきになる」ブログ
植竹が実際に体験・経験したドキュメントをベースに、何かのお役に立てるよう毎日書いています。
親父たちの憩いの場に天使が舞い降りた ~ひょうたん石川町店~
今日もコロナ禍対策で、夜一で入店したのはこちら。
「口の中に入れたら溶けるような」と言われる「値段の高い」牛肉は、親父たちにしてみれば胃もたれの原因。ホルモンを代表に、あごの筋肉を鍛えるにはもってこいの店だ。
繁盛店なので、15時すぎに電話で予約。
は~い
あ、あの今日17時から2名で予約できますか?
何時ですか? → 17時、午後5時です。
は~い、何名さま? → はい、2名です。
お名前と電話番号を。
植竹です。090・・・です。
は~い。がちゃ。 → 予約できたのかな?
本来は予約をするのは野暮な店なのだが、座れないと悲しいので・・・。
私は生ビールのEXTRA COLD(+50円でー2℃の世界へ誘ってくれる)とOさんは緑茶ハイでスタート。
お得なセットがあったのでチョイス。すると、初客だからか、ものの1~2分でどんどん提供される。
は~いゲタです~
繁盛店のポイントその1は提供スピードの速さにあると感じる。喉乾いた・腹減ったは初手の最大ニーズである。
大根サラダはポン酢が効いてうまい。しょっぱさだけではなく、酸っぱさもドリンクが減っていくスピードに拍車がかかる。キンキン生ビールは1分ほどで蒸発していった。
日本酒の枡酒でこぼれるサービスは有名だが、グラスの表面張力の挑戦するサービスもうれしい。
ぐいぐい飲み、じゃんじゃん焼き、どんどん食べる。
こういう軽めのアクセントも非常に大切。奥に灰皿が見えるのはご愛嬌。続けざまに
サンチュ+ピリ辛ネギ+ハラミ+にんにくミソの四重奏は犯罪級のうまさ。「う~む」と小さく唸り声を上げながら、二階堂炭酸割りを流し込む。
そうこうしていると、「おれんじじゅーちゅ!」というハイトーンな声。思わず撮ってしまった。
あまりにもドヤしていないのが、このような天使が舞い降りるわけでもある。これはなかなか難しいがやってやれないことはない。このように煙対策をしているのも一役買っていることだろう。
JR根岸線石川町駅から徒歩1分という好立地もさることながら、徒歩圏の地元さん、食べログを見て来店した半径20km内くらいに住む一言さんも一緒に楽しめる店だ。
ちなみに、おもてなし的な接客はない分、提供スピードがバリ早なのは超好印象。仕込み中だろうが、なんだろうが、オーダー最優先なのは気持ちが良い。
おとな二人でさんざん飲んで食べてこの会計。
ある意味、ファストフード焼肉ホルモン屋と言っても良いだろう。着席していた時間はジャスト60分。早く出せば、早く喰い、早く帰る。商売の基本でもあることを改めて気づかされた。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
繁盛する訳を考えた ~味奈登庵 総本店~
横浜市を中心に17店舗を展開する味奈登庵の総本店。実は当社事務所から目と鼻の先にある。距離およそ13m。笑うくらい近い。
総本店が発祥の地かは分からないが、なんだか格上の気分になる。100回は来店していると思うが、取材をしようと思ったことはないので、いつもとはちがう気持ちで入店^^
開店直後なので、テーブル席に案内される。ちょっとうれしい気分になる。
味奈登庵が有名になったきっかけの「アレ」をオーダー。頼むのは初回来店以来だ。そして「アレ」はやってきた。
コロナ禍ではなく、にぎやかなランチ時にこの「富士山盛り」を頼み、運ばれてくるまでかなりの注目を浴びる。「おい~、頼んだのか~」「お、やるなぁ」「え~なにあれ~」
なにって、そばだよ。
通ぶって、こんなこともしてみる。
でもこれは軽い現実逃避でもある。「食べきれるのか」
満腹中枢が目覚める前に、完走しなければならない。(前半は飛ばしていこう)と心の中でつぶやいたのだが、次の瞬間、夢で終わることに気づいた。今週、ワタシ、親不知を抜歯して、取れなくて、切開して、縫合してた・・・。
つまり、鎮痛剤が効いているだけで、すべての歯をつかって、ガシガシ食べられない状態。ただでさえ、キツい量なのに、早食い駆け抜けは叶わず、腰を据えなおした。しかし、ここで箸が完全に止まった。
箸で蕎麦を寄せてよせてヨセテ。右前腕しか筋肉を使っていない。「ふー」とため息。この挑戦って楽しいのか?と自問してしまった。意を決してラストスパート。
味奈登庵がなぜここまで繁盛しているのかを改めて分析してみた。
・昼来店をきっかけにして、夜飲みの二部構成でお店の経営を考えている。
└これは、メニューの多さが物語る。
└老若男女問わず、お酒が飲める、飲めない問わず楽しめる。
└ファミレスの要素がふんだんにある。
・男性が喜ぶ量に設定されている。
└男性大盛り、女性普通。女性がきつくなり男性がフォロー。こんな画がいつも見られる。
・蕎麦を始め、「そんなにこだわり切らない」ということがウケている。
└サイゼリヤが代表的。
・14-17時も開いている
└ちょっと昼時のタイミングを失うことが多いサラリーマン。オフィス街でもあるので、終日営業はうれしい。
・おばちゃん(おねえさんもいる)接客集団がおもしろい→コミュニケーション力高いのでリピにつながる
└「は~い、すみませ~ん、はい、すみません」とイントネーションを変えつつ2回連呼するスタッフの方がいらっしゃると、私はツボにはまる。
まだあるとは思うが、再来店したい要素が1つだと実際の再来店確率は●%、2つなら◎%、3つなら100%と考えてみるのもお店経営・運営で面白いと思う。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
親父たちの聖地に行ってきた ~とんとん亭~
大衆居酒屋をさがしてさまよっていると、見つけた見つけた。
わくわく入店^^
いらーっしゃい。独特な言い回し。60代後半と思われるご主人がエプロン姿で登場だ。
生ひとつお願いします!
は~い、なーま、りょうーかーいー
なんとも、ご主人の「ゆるさ」が心地よい。疲れた心身をいやしてくれる。これはお店の「看板」のひとつであることは間違いない。
はい、おま~ちど~さま。この生ビールは旨いことしか考えられない。ぐびぐび一気に半分ほど液体を失った。
こうなると、あれもこれも頼みたくなる。でもまずはこれから。
す~みませ~ん(ご主人に似せてしまう) あ~いよ~ん
最高に旨い牛すじをひと(つ)・・・ごめ~~~ん!きょうしこみ~わすれ~ちゃった~
この切り返しはすごい。何も言い返せない。でも笑ってしまう。
初球から90キロのスローカーブで空振りしてしまってので、少し動揺して頼み過ぎてしまった。これがもし、「常套手段」であったとしたら、まだまだ私も「飲み慣れて」いない青二才だ。
はい~ とってもあついから~きをつけて~ね~
料理の味はどれも濃いめで、酒がどんどん進む方程式も健在。でもドヤに近い立地なのでこれがウケる。
親不知を抜歯したので、かるくうずきだした。お水をお願いするとちょこっと配慮のレモン。植竹のハートをがっちりつかむ一工夫だ。
おいしかったです~ またきます~~~
りょうーかーいー ありがとね またきてね まってる~よ~
ひらがな表現が一番分かりやすい。顧客のハートをつかんで離さない、リピート仕掛けの達人に脱帽であった。再来店決定のお店と出会えたことがうれしい。
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代表取締役 植竹 剛
心配になる店 ~蕎や爽亭~
ジャパン・トラベル・サーヴィスが運営する店「爽亭(さわやかてい)」に行ってきた。
訪れた場所は、JR登戸駅の改札の目の前にある。小田急線登戸駅への乗り換え口として多くの人が往来する。
メイン顧客はJR→小田急線の方へ向かう人たちのような立地だ。正午前に乗り換えようとしたとき、ぱっと見1人しか顧客がいないことが気になり、理由を探しに入店してみた。
券売機を見ると、「爽やか」という店名もあって冷し系のラインアップが一番目立つ。しかし、少し目線よりも高めにPOPが配置されているため、見にくいか。でも冷し探しならすぐ分かる。
植竹デフォルトの「たぬきそば」を発注した。
驚いたのは、チケットを渡したとき、隠れるように2人の顧客がいた。店頭画像から見て左サイドである。あぁ、0・1人では入りにくいが2人以上いれば入りやすくなる顧客心理があるのにもったいない。空いている時にはコロナを逆利用して、店頭から入りが見えない場所は、イスでも置いておけばいいのに。
そうこうしているヒマにたぬきそばが着丼。
ん?360円ととても安価だが、このようなエプロンが設置されている。
雰囲気からいって、女性客の獲得は考えていないように見えるが・・・。そもそも紙エプロンって、太麺や乳化している汁によって衣服にかかるのだが過剰サービスになっていないか?
ちぐはぐ感を覚えつつ汁を一口。か、からい。。ながいこと汁を湯煎して煮詰まったような味。店頭看板に「茹でたて」「揚げたて」と書いてあるが、事実とは思い難い麺と天かす。
おいおい、本来は良いところを褒めたいのだが一つも見当たらない。。。
私のあとに入った顧客は5名。また私が客寄せパンダになっている。しかも予想した通り、全員男性サラリーマン風情で40代前後。そして驚くことに全員が「温」メニューを頼んでいた。POPの視野ケアの問題はありそうだ。
スタッフは3名。前方の茹で場に1人、後方の揚場・シンクに計2人。状況は、茹で場の完全ワンマンショー。時間によって場所を交代しているのだろうがこれでは後方支援の役割は果たせていない。
「いらっしゃいませ、ありがとうございました」もしているが、心地よくはならないレベル。表面的な初期研修は受けているのだろう。
残念だが、こういう店はコロナ禍でなくても生き残らない。早急なる改善をすべき。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
蔵出し ~山下町 どん八~
だいぶ前に訪れた時の記録。当社事務所と同じ住所の横浜市中区山下町にある「どん八 山下町店(神奈川県横浜市中区山下町2 産業貿易センター地下1階) 」に行ってきた。
うまい・安い・多い!の3拍子揃った名店である。
実は今日、親不知を抜歯したので今日は取材に行くことができない。
噂には聞いていたが、このサイズ、一般的にはLLだがこちらはMなのが驚き。もちろんLサイズもある。サラリーマンに人気のある店で、昼時は早めに行かないと売り切れ必至なのである。
一口いただく。マイルド・まろやか。ルーの粘度は「もっさり」と「シャバシャバ」のちょうど中間で植竹ごのみ。旨い。
ということで、ギリギリ完食。満腹度120%である。
次回はSにしておこう。
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代表取締役 植竹 剛
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