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代表取締役 植竹剛の「植竹流げんきになる」ブログ
植竹が実際に体験・経験したドキュメントをベースに、何かのお役に立てるよう毎日書いています。
社会福祉法人の評議員になりました。
このたびご縁をいただきまして、神奈川県にあります社会福祉法人よりご依頼があり、評議員に選出されました。
評議員てなに?ということもあるかと思いますので、管轄官庁の厚生労働省のホームページを参照してみましょう。
まずは社会福祉法人内の機関や組織についてはこのように書かれています。
社会福祉法人の各機関 社会福祉法人の経営組織は業務執行の決定機関である理事会、法人運営に係る重要事項の議決機関である評議員会、理事の職務執行の監査を行う監事(一定規模以上の法人が必置となる会計監査人)で運営されています。 |
むずかしい言葉なのでまとめてみますと、社会福祉法人の中には
①理事 ②評議員 ③監事の3つの役割のヒトがいるということですね。(他にも規模に応じて会計監査人という役割も必要です)
それぞれの役割の中身は
①理事・・・業務執行の決定、理事長等の職務の監視を担う理事会を構成(理事長は法人を代表し、業務を執行) ②評議員・・・法人運営に係る重要事項の議決機関である評議員会を構成 ③監事・・・理事の職務執行を監査 |
となっています。②評議員のところだけをカンタンに言えば
「法人内で『どうしようか?』と考えている議題に対して『こうしよう!』決める権利を持つ人たち」ということになりそうです。
図にするとこのようになります。厚生労働省HPより引用しました。
まちがいなく言えることは「責任重大」な任務であることです。
この機会、これからの経験を活かして「福祉とはなにか?」を改めて学ばせていただきます。
自宅でしいたけ栽培事業にも好循環をもたらすことでしょう。
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
たのしいたけ園 植竹 剛
日本農業新聞の取材にお答えしました。
今日はしいたけ栽培の師匠である小野達也君の歯科医院で日本農業新聞さまの取材依頼にお答えしてきました。
取材の内容はブログに上げさせていただくご了承をいただきました。
ご対応いただいたのは、日本農業新聞 東京支所 記者の小林さま、JAにしたま 営農経済部営農生活課係 管理栄養士 坂本さまのお二人です。
あとは小野達也君、植竹の4名でお話しが始まりました。
午前10:30から始まり、なんと終わったのが13:00前! 長い時間聴き役になっていただき本当にありがとうございました。
おかげさまで申し上げたいこと、訴えたいことを全部言えました。
そして、ご質問いただいた内容が「ハッ!」とすることがあり、今後事業を進めるにあたって良いヒントをいただきました。
そして、とても丁寧です。事前に取材内容のレジュメをいただいておりましたので、緊張感も少なくできました。
あと気づいたのは、①適宜アイコンタクトをいれつつ、②あいづちにバリエーションがいくつもあり、③メモを取るスピード(ある意味スピード重視であるのも好印象)に真剣さを感じる、ということでした。
ドキッとした質問は「いつごろから軌道に乗せますか?」という一言でした。
おっしゃる通りで、まだ採算は取れていません。しっかりかせぎ、しっかりもうけを出さないとただの慈善事業、ボランティアになってしまうのは本意ではありません。
今年中には!と元気よくお答えしました。
併せてちょうど菌床付きしいたけを配送する台座も届き、しっかり宣伝させていただきました。
東京都江東区亀戸にある株式会社グッドリース荒川部長にお骨折りいただき改良に改良を進めております、とアピールさせていただきました。
刻印入り! とても嬉しいです。荒川部長!ありがとうございます!!
皆さまのご協力の基、自宅でしいたけ栽培事業が成り立ち始めています。
大感謝です!!!
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
たのしいたけ園 植竹 剛
あしたからまた新しい撮影をします。
先週末に納品していただいた菌床ちゃんもスクスク育ってきました。
ここまで傘になる、子実体になる数が多ければ「アレ」が撮影できます。
それは「胞子が飛ぶ姿」です。
以前のブログにも書きましたが、NHKが撮影に成功しています。それをワタシもチャレンジしてみたいのです。
タイムラプス(コマ撮り)の方法ではなく、今回は「映像」で勝負します。
ネットではいくつか撮影に成功している映像を見ることができました。でも、著作権などいろいろなしがらみがあって自宅でしいたけ栽培事業では使えません。
徹夜になるかもしれませんが、しっかりもれなくやり遂げます。
明日の夜から撮影準備に入ります。
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
たのしいたけ園 植竹 剛
しいたけにとってのリスクを考える
「自宅でしいたけ栽培」は、害虫が入り込みにくい、害菌が発生しにくい特徴をもっています。
その理由は、「外気」に触れる機会、時間が短いことが挙げられます。ビニールハウスならば、ドアを開けると直接外気がすぐに入ります。この隙に、害虫や害菌が入り込むリスクがあります。
一方で自宅の一室で育てる場合、玄関→部屋のドアという「2つの関門」があるのでリスクは低くなります。併せてビニール温室のように覆ってしまうものがあると3つ目の関門にもなってくれます。
でも、完全に0になるわけではありませんので、今日は害虫や害菌に関して学習している内容をご紹介します。
まずは「害虫」です。最初の1匹が入ってくればどんどん増える特徴があります。主な害虫は「キノコバエ」と「コナダニ」だとして扱っています。
キノコバエ・・・約150種類以上いると言われています。しいたけ自体(子実体)ではなく、菌糸を食べるようで、きのこ類が大好きです。
ヤナギゴケ・・・藻の種類のようです。育てている場所の照度が高いと発生するようですが、自宅では電気を消して、雨戸を閉めていますのであまりリスクとして感じていません。
つぎに、これはむずかしく、やっかいな「害菌」です。いろいろ文献や論文を読み漁って、こちらの研究機関と巡り合いました。
「九州地区林業試験研究機関連絡協議会 森林微生物管理研究グループ」です。中でも主任研究員 の宮崎 和弘さんが執筆されている文献は非常に分かりやすく、参考にさせていただいてます。
ちょっと簡単にまとめてみました。引用している文もありますのでリンク先を貼っておきます。
http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/situ/mic/miyazaki/gaikinhp.htm#top
栽培特性上の害菌
Trichoderma(トリコデルマ)属・・・ツチアオカビ
Penicillium(ペニシリウム)属・・・アオカビ
Verticillium(バーティシリウム)属・・・葉を枯らす、発育を抑制してしまう菌
Neurospora(ニューロスポラ)属・・・アカパンカビ
が代表的な害菌です。特に30℃以上になると発生率が高くなるということで、23℃以下に保つことが必要なしいたけ栽培では、「アオカビ」は発生こそしますが、すぐに洗い流して悪影響がでないようにしています。
面白いエピソードがあります。
あるお客さまから「朝起きたら、菌床の上面全体的に”シロカビ”がたくさん!どうすれば?」とご連絡をいただきました。
画像を送っていただいてすぐに分かりました。「これはシロカビではなく『胞子』です」とお答えすると、驚かれました。
目視できるくらい多くの胞子を出すのは、うちがお取引している菌床業者さんの努力の結晶ですね^^
これからも安全・安心な製品を皆さまへお届けいたします。
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
たのしいたけ園 植竹 剛
日本農業新聞から取材依頼をいただきました
高校時代の同級でもあり、今回のしいたけ栽培の師匠でもある、小野達也君から紹介をいただいて、JA全農の方からご連絡をいただきました。
内容は、JA全農が仲介役となって、「知的障がい者、発達障がい者が家族とつくる、自宅でしいたけ栽培」の事業に関して取材を申し込まれたとのことでした。
オファをいただいたのは「日本農業新聞」さんです。
知的障がい、発達障がいが原因で社会と距離がある方向け、そして引きこもりの方への支援を事業の目的に起ち上げた経緯や、なぜしいたけだったのかということを取材されたいそうです。
とてもありがたいことです。
そして、インタビューにお答えして、正しく主旨が伝わるかに緊張をおぼえます。
障がいというハンディキャップを乗り越えて、人生を楽しみたい、自立をしたいという気持ちになっていただいて、個人事業主として納税をしてもらいたいという意図もあります。
資料も作りましたので、お見せしたりしながら取材を受けようと思います。
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
たのしいたけ園 植竹 剛
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