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代表取締役 植竹剛の「植竹流げんきになる」ブログ
植竹が実際に体験・経験したドキュメントをベースに、何かのお役に立てるよう毎日書いています。
にんにく祭り ~餃子市場神田店~
ハードなセミナー講師業を終えて、がっつり系を所望していた。「肉」「ホルモン」・・・。おや?「餃子」があるじゃないか、ということで虎ノ門のスタジオを出て一考。
結果、選んだのは「餃子市場 神田店」だった。
セルフコロナ対策の一環である「開店直後」は今日も達成。初客として入店^^
客釣り素材である「生ビール(中)190円」をさっそくオーダー。とても顔立ちの良い中国人の女性スタッフさんが愛想なく「あい」といってさっさと行ってしまった・・・。その間、メニューを見てみる。めちゃ多いので一気に画像。
こりゃ覚えるだけでも大変なレベル。
写真をパチパチ撮っていたらお目当てが到着。
中サイズとしては小ぶり。およそ240ml。でも190円は破格。味も良い!そして、せっかく店舗名に「餃子」が入っているので、胃袋と相談しながらチョイス。到着すると圧巻だった。
この量をいただくには「シンプル」なツケだれとしてつくったのはこちら。
よ~~~~し!食らうぞ!!!とばかりにほおばる。
まずはジャンボから。お~~~!うまいじゃないか!チョイス大成功!
皮はモチモチスタイル。普段は王将の薄皮・パリパリ系なので、うれしい誤算と触覚。いいね~。次はエビ。はっきり言って想像通り。うまいはうまいが味覚としての新鮮味はなかった。
3番目にシソ。これはいける!「シソです、シソいっぱい入ってます」というアピールがすごい。最後の一噛みまで「しそ」と表現していた。
さぁて、最強だったのは「ニンニク」。行儀は悪いが半分かじって、ニンニクを取り出してみた。
この店、本気だ。噛めばニンニク特有の「シャク」という歯ごたえが大満足にやってくる。そして挑戦的に「胃もたれしないんかい?おっさん?」と問いかけてくる。望むところよ、といいつつ頬張ると毎回負けそうな想いに浸った。
途中、ハイボールを飲み進めると最近、「チェイサー」が欲しくなる。「お冷くださ~い」と言うと、しっかりステンレスグラスに入れてきてくれた。
ちなみに、ちょっとぶっきらぼうな女性スタッフに、厨房まで赴き、「あのね。おれハイボール飲みたいんだ~♪」というと、急に笑顔というよりも「笑い顔」になって、「あい、すぐもてきます」と中国訛りで快く返答してくれた。自分の意思を貫く武器は今も昔も笑顔だなと再認識。
水餃子もオーダー。なんと中華スープの海の中で浮かんでいた。
ほおぅ!これは初めて。宇都宮で食べる水餃子はただ煮込んだだけの餃子にしょう油やショウガなどを入れて食べるスタイルだったので新鮮。
しかーし!一口水餃子をかじった途端、「これもニンニク餃子か~~~い!!」と叫んでしまうほど、ニンニク大会。
仲良くなった女性スタッフに「水餃子の中の餃子もニンニク餃子なの?」と何回ぎょうざって言うんかい!と自分に突っ込んでみた。女性スタッフは慌てふためいて、「え、え、え、!?ち、ちょとまてね」と厨房へダッシュ。すぐに引き返し、「ま、まちがえた。。ゴメンネ・・・」とペコペコ状態。
ううん、ダイジョブダイジョブ。ニンニク餃子がデフォルトなのかなと思って聞いただけだから^^と愛想を振りまく。女性スタッフもホッとした表情で戻っていった。
もうこうなったら、食欲は止められない。血走りながら、ほろ酔いながら、五目チャーハンとおすすめの担々麵をチョイス。女性スタッフに笑顔が戻り、私もホッとする。
チャーハンは「美味しくいただける」レベルだが、この担々麵は、植竹の中では「超絶旨し!!!」のレベルであった。
とにかく「麻」がすごい。惜しみなく山椒が使われている。というのも一口スープをいただいただけで「うぉ~~!」という感覚とともに「しびれ」がやってくる。ゴマの甘さは控え目で、とにかく「麻=しびれ」がドンドン押し寄せてくる逸品。
完食できるのか?おまえにできるのか?と毎回試されている感覚にとらわれながら、しっかり両方完食。
舌がビリビリしている真っ最中だったが、来店客が増えてきたのでコロナ対策で席を辞す。
ごちそうさまでした!と告げると、女性スタッフのニッコリ笑った表情が愛らしい。最初からやっとけば、売上は2割上がるんだよ、と言いたかったが、「また来るね~」と一言にとどめた。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
残念な閉店 有終の美を ~コメダ珈琲 向ヶ丘遊園店~
クライアント先からほど近い「コメダ珈琲 向ヶ丘遊園店」は、打ち合わせ、商談、面談などいろいろな用途で使わせてもらった。
それが、なんと、今月いっぱいで閉店してしまう。
最寄りの向ヶ丘遊園駅前にはファミリーレストランやファストフード店が並ぶ中、コメダ珈琲一点で来訪される顧客も多いことだろう。しかし、何が原因かは定かではないが10年の歴史に幕を閉じる。
向ヶ丘遊園駅は、専修大学のキャンパスの最寄り駅でもある。授業がオンライン化する中、学生来店客の減少が原因のひとつかもしれない。もちろん、席の間引きなどのコロナ対策においても、売上減になってしまう。しかし、13時を過ぎた今でもウェイティング顧客は常に3組ほどいる。
初期接客を受け、お冷がサービングされた。もしや?コップにデザインされたロゴがピシっと真正面を向いている。たまたまか?と他の客のテーブルを観察すると、飲んでいない状況のお冷はみな真正面に。相変わらずやるな~と感心する。
先にアイスコーヒーが運ばれてきた。クリーム入れの取っ手をご覧あれ。すばらしいの一言。
こんなことを考えながら、がっつり系コメダフードメニューを見ていて、こちらに目が止まった。
よくちまたである光景として、メニュー写真と実物のギャップがあることは貴兄もご存知だろう。構図としては「写真>実物」でガッカリするものだが、コメダ珈琲店は「逆張り」で『写真<実物』という非常に楽しいサプライズを与えてくれる時がある。システマティックにするだけがチェーンの仕組みではないことを教えてもらえている。
そのギャップ感が一番あると噂されているピザトーストを発注した。
お行儀悪しだが、めくらせていただいた。おりょ?数か月前にもピザトーストを頼んだのだが、ちょっとスケールダウンかな?しかも、一口ほおばるだけで、中のたまごサラダが「ブシュー!」と押し出され、皿にボタボタ落ちる現象も再現できなかった。量の問題か、たまごサラダの粘度の問題か・・・。
でも、十分満足できるレベルなので、美味しく完食。
手がオイリーになったので、お手洗いで洗おうと離席。とたんに興ざめしてしまった。
栓が壊れているようだが、このクリップ作戦ははっきり言って失敗だ。しかも、なかなかのレベルで手あかが洗面台に付着している。
ひとつ大きめのダメージを食らうと、どうしてもマイナス現象に敏感になってしまう。極めつけは、飲食業ではタブーとされている、オーダーメニューを入力する「ハンディターミナル」を閉めるときの『パタン』という音の大きさが残念レベルで大きいのだ。パタンではなく、ほぼ「パチン!」に近い。
好きな店だけに、あと1ヶ月ほどだが、QSCレベルを高くキープしていただき、有終の美を飾ってもらいたい。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
さらなる開発に期待 ~戸みら伊 伊勢佐木町店~
株式会社クロコという手広くシステム開発や動画プロモーション、デザイン制作、催事、エネルギーの各事業を展開する会社だ。同社が飲食事業として経営・運営している店「戸みら伊 横浜伊勢佐木町店」に行ってきた。
実は5・6回めくらいの来店で、植竹的に「好きなラーメン店」に入る。なので楽しみしていた。初めてランチタイムにお邪魔した。
最初は、「豚骨魚介」ってちょっとめずらしいなと思ったのがきっかけ。でもここ最近は「鶏とんこつ」の優しい味が好きになった。
来店して、まずびっくりしたのは若い女性店員に「大盛りと小ライスがサービスですが」と尋ねられた。
あ、あぁ、じゃあライスお願いします。 はい。
けっこうそっけない会話、一往復が終了。許可を取りパチパチ。
飲食店では定番になりつつある、「手指のアルコール消毒促進」「個客化する仕切り・パーテーション」は最低あっても良いが、何も言われなかったので試食は避けた。
つづけてメインが着丼。
例によってスープを一口。魚粉の味をまず感じ、すぐに鶏のまろやかな出汁が見えてきた。そしてさいごに豚骨の甘さが口の中を包む。旨い。
それから、メンマにいった。これ、私大好き。甘辛で煮つけられた色はこげ茶色に照りでキラキラ光っている。
チャーシューもホロホロと肉がほどけていく柔らかさ。一方、麺はいたって普通。もう少ししっかり湯切りをしてほしいところ。
食べ進めていくにつれ、気づいてことがある。それは食べるスピードが増していかないのだ。つまり、うまいと飽きの間をさまよっている状態で、リピフラグが黄色信号になってしまった。
要は食べ慣れてしまったということだ。旨いんだけど、初手からゴールまで「分かって」しまっているのだ。立ち食いそばや牛丼などとくらべてラーメンは、「ド定番」の味がまだ決め切れていないことが大変ではあるが、ラーメン業界がここまで成長した努力の証でもある。
ということは、「進化が前提」の業態であるということだ。たとえ天下一品でも離反はある。いろいろ手掛けている企業だけに、ラーメンの商品開発まで手が回るか心配だ。
私よりも先に食べ終わった、30代男性サラリーマン風と50代フリーランス系男性がともに、食べ終わるやいなや、何も言わずに退店していった姿を見てすぐ、従業員を見たら、「ありがとうございました」とは言いつつも、伏目でドンブリを片付けていた。
商品開発・サービス開発。でも上野・横浜という飛び地で、見られている意識が低下しているかもしれない。でもちょっとテコ入れすればすぐに良くなるはず。スピード感が求められる。
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代表取締役 植竹 剛
メシのうまい天ぷら屋さん ~天ぷら ひさご~
仕事の手伝いをしたお礼にと連れてきていただいた。秋葉原UDXの中にある「天ぷら ひさご」だ。
店舗前までの道のりは険しかった。それは顧客がフロアにほとんどいないことだ。すれちがうのは各店の従業員ばかり。あぁコロナがここまでそうさせているのかと嘆く。
でも、到着してからこころが躍る。
ランチの売上を重視しているように見える外観。2750円の大海老丼はなかなか昼から手が出ないが、美味しさの自信をうかがわせる。もしかすると、ランチ時の価格は下げられているかもしれない。
こんなことを歩きながら数秒で考えてしまうのは職業病でもある。
メニューを見るよりもこちらに目を奪われる。そうそう、高級天ぷら屋にあるこの銅のカバーは顧客の背筋をピンとさせてくれて、「しっかり食べるぞ!」とやる気になる。
期待感高まるなぁとおもいつつ、無料ドリンクで乾杯。
ほうれんそうのお浸しの中に、細かく細切りされたゆずも。清涼感がでていて旨い。
今日は助かりました。ありがとうございました。いえいえ。という会話をしていたら、ほどなくして着皿。
あまり、カリカリしていないところが非常に面白い味。でも決してフニャではない。素材の味を引き立てる衣をあまり主役にし過ぎていないのが美味しさのヒケツか。
途中、単品で「はもの梅肉揚げ」と「ペコ玉」を追加していただいた。ペコ玉とは小玉ねぎのことである。
ちょっと分かりにくいので断面をアップに。
ペコ玉はサラッと一口で食べられてしまう。普通の大きさの玉ねぎと比べて柔らかさが引き立っている。
はもの梅肉揚げは、小骨の引っ掛かりはまったくなく安心できる。梅肉の酸味は揚げたことで和らいでいるが主張はバッチリしている。これも美味。
ハイボールも3杯目になり、良い気分になってきたとき出会った。
これ、感動もの。なにがと言うと「シャリ」の旨さである。もちろん天ぷらも旨いが、ご飯のピカピカ、ふっくら、ねばり、甘味と完璧。今年一番のシャリである。
最後は、2滴ほどレモンを絞って。う~~~ん、旨い!
最後のお番茶も清々しい。大満足であった。「ひさご」の良かったなと思える点を書き残すことにした。
・店頭から入ったとき、職人さんがいの一番に「いらっしゃいませ!」これは店頭への意識が向けられている好事例。
・店内清潔感がある。壁のオブジェのひょうたんのくぼみ部分までしっかり清掃されている。
・店内が油くさくない。新しい油を使っている証拠。
・フロアスタッフの接客スピードがちょうどよい。来店直後、お腹が空いている時の提供スピードは速めに、落ち着いてきたときは少しゆっくりめに、という配慮がうかがい知れる。
・途中、カウンター席にドカッと座った個客が来たが、分け隔てなくスマートに対応されていた職人さん、フロアさんに「大人の接客」を感じた。
・商品はすべて目と心の配慮があり、見た目もきれい。
・「ハイボールください」にすぐ全員が反応し、「はい!ハイボールかしこまりました」と全員がオーダー復唱をされていた。気持ちがよい。
天ぷらや食べものの品質、接客サービスレベル、店舗内の清潔感という3拍子揃った良い店だった。UDXという施設がどれくらいの集客支援をしてくれるかが、今後の生き残りの大事な要素になるだろう。
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代表取締役 植竹 剛
移動時の親友 ~崎陽軒 シウマイ弁当~
10時からテニス。終わって実家に移動するとき、前もってイメージしていたのが「崎陽軒のシウマイ弁当」だった。
わざと日持ちをさせない製法が旨さのヒケツだろう。だいたい6時間以内に食べるべしと店員さんからご教示をいただく。
とはいえ、おともからいただく。プシュ ゴク ウマ~~~。
ちなみに、この車両に座っているのはワタシだけ。密にはなっていない。しかも最前列。
何から食べるかのフォームが人それぞれだろう。前の儀式として、このように和からしを付ける。
さぁて!参る!ワタシはこのような順番で食べ進めるのがほぼルーティンだ。
締めは小梅であることを言い添えておく。
迷い箸はマナーに反するが、このシウマイ弁当は例外。この「迷い」が非常に楽しい。これで860円は非常にコスパが高い。
なぜシウマイ弁当がウケているのかを考えてみた。
・具材が11種類と非常に盛りだくさん
・弁当の総量がちょうどよい
・お酒を飲みながらの肴にしっかりなる
・とにかく全部旨い
・価格に値頃感がある
・シウマイの塩味と貝柱の存在感ありあり
・ご飯の甘味がシウマイを引き立てる
・柔らかいもの、歯ごたえのあるもののバランスが取れている
・変に冷たかったり、固かったりしていない
と挙げればキリがないくらい。
コロナ禍で、大変な飲食店も多い。ぜひテイクアウト商品の参考になれば幸いである。
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代表取締役 植竹 剛
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