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代表取締役 植竹剛の「植竹流げんきになる」ブログ
植竹が実際に体験・経験したドキュメントをベースに、何かのお役に立てるよう毎日書いています。
しいたけ栽培に合う水を求めて
非常事態宣言が東京都に出されそうな中、今日は山梨県富士吉田市へ出張。
目的は「しいたけ栽培に合う水を求めて」です。
今は水道水で育てているたのしいたけ園のしいたけちゃん。
美味しさはまちがいないのですが、さらに品質を高めたいです。
普段お世話になっている方からご紹介いただき、セミナーに参加してきました。
午後からのセミナーだったので、ちょっと寄り道。
快晴です!とても空気が澄んですがすがしい!来た甲斐がこれだけでもあります。
朝ごはんを抜いてみうらうどんさんへ。
いただいたのはこちらです ↓
わかめまで入ってこのお値段はみりょく的です。
いただきます!
店内でどこからも「ずずーっ!」というすすり音が聞こえないのは、この麺は1本ずつ食べるべきだからだと分かりました。
それくらい噛みごたえ満載です。1本口に入れてもぐもぐもぐもぐ。よく噛むと小麦粉の香りが口いっぱいに広がります。
お汁はいたってマイルド。魚介・昆布、そしてしいたけの味がしました^^
腹ごしらえ完了!
午前はコシある(硬い)麺をいただいたので、
午後は軟らかい水(軟水)を求めて、半日セミナーに参加です。
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セミナーを受けた理由は、「天然のケイ素」が入っている水だったからです。
作物にとってケイ酸とは何か
環境適応力を高める「有用元素」
高橋英一 著
という書籍があり、解説文としては以下の通りです。
土に豊富に存在し、しかも過剰害が出ないケイ酸。作物の耐病虫害性を高めるそのユニークな働きが環境保全型農業の中で期待され、注目を集める。分子細胞レベルで進む最新研究の動向と、生物進化の中での役割を解説。
ケイ酸は「ケイ素・酸素・水素」の化合物をさします。
さらにしいたけの品質を高めるためにもセミナーを受講するのはマストだなと常に考えていました。
ですが、このセミナーは「完全紹介制」だったのでチャンスをうかがっていました。
今日受講できて分かったことは、「しいたけ栽培」に向いているということです。
硬度は軟水になり、しいたけに合います。しかもケイ素は人間の体内に入り、さまざまな良い効果をもたらすことも分かりました。
しいたけ自体にコレステロール値をカイゼンする能力、エリタデニンを含む食材でもあるため、「相性バッチリ」と判断しました。
これからもさらに良い品質のしいたけちゃんをご提供いたします。
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
たのしいたけ園 植竹 剛
菌床付きしいたけの配送ケースを吟味しました
今日は栃木県の自宅で「笠原工業」さんと菌床付きしいたけの配送用発泡スチロールボックスについて打ち合わせを行いました。
福島県から栃木県まで片道約150キロ。遠方にもかかわらず、営業の佐久間さんが来てくださいました。30代かな?の好青年。清潔感もあります。
佐久間さん:「保冷剤入れますよね?」
植竹:「そうですね。とくに夏場は必須です」
佐久間さん:「お電話でもおっしゃっていたので、いちばんコストが掛からない方法を考えてきました」
植竹:「ありがとうございます!(さすが営業さんだなぁ。分かってくれてる)」
植竹:「おー!!そういう方法があるのですね!」
佐久間さん:「はい、そうなんです」
佐久間さん:「発泡スチロールの箱の金型はオスとメスがあります。箱側の高さをもう少し出したいなどありましたら、いつでもご相談ください」
植竹:「はい、ありがとうございます!そうすると、箱とフタ両方の金型を起こさなくても良いのですね」
佐久間さん:「そうなんです!ぜひご検討宜しくお願い致します」
植竹:「かしこまりました。こちら自宅で穫れたしいたけちゃんです。お持ち帰りください」
佐久間さん:「ありがとうございます!どうして傘が茶色くないのですか?」
植竹:「そうですよね。食品スーパーで売られているのはビニールハウス栽培で日焼けして傘が茶色くなります。うちのしいたけちゃんは完全に日光をシャットアウトしているので薄い茶色、クリーム色になるんです」
佐久間さん:「ほーそうなんですね」
植竹:「この事業が大きく成長してくれたら、もっと良いお付き合いができますね」
佐久間さん:「ぜひ期待しています!」
植竹:「ありがとうございます!」
いろいろな方に支えていただいて、自宅でしいたけ栽培の事業はなり立っていきます。
さぁ!今晩は家族で「初回限定たのしいたけ園試食セット」の梱包のやり方を会議で決めていきます。
目玉企画もありますので、お楽しみに!
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
たのしいたけ園 植竹 剛
しいたけ栽培に失敗しても心が折れない理由
昨年から始めた自宅でしいたけ栽培。
本当に失敗の連続でした・・・。
このようなミスや理由の分からない失敗をくりかえしてきました。
でも心が折れなかった理由はたったひとつでした。
良い結果が出ないと、カイ(息子)が悲しい顔をするからです。
おとうさん、まただめだったね。
おとうさん、どうしてなの?
もっと早くとってあげればよかった。 |
これが原動力です。
偉人がよく言います。「失敗とは諦めて止めてしまうことだ」
理念に向かって決めた以上、何度も頭を下げてお金を借り、手足がまっくろになってもやり続ける。
なので、ひととき落ち込みはしますが、やっと世間さまにおすすめできるようになりました。
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ここで予告です。
ゴールデンウイーク明けの5/15から「初回限定たのしいたけ園お試しセット」を販売いたします。
・生しいたけ
・干ししいたけ
・カイからのメッセージ
・その他
が中身です。価格は税込みでワンコインの500円です。
ゆうパケットメール便でお送りする予定です。
ご注文の方法などは追ってFacebookページで公開いたします。
たのしいひとときを過ごしていただければうれしいです^^
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
たのしいたけ園 植竹 剛
菌床付きしいたけを配送するくふう
好評をいただいている「菌床付きしいたけ」の配送方法を考えています。
・とにかくフレッシュ。一度食べたらもうスーパーのしいたけは食べられない
・その場で収穫できることがたのしい。食卓の横にワゴンテーブルを置き、その上で収穫しながらホットプレート焼肉を楽しんでいる。
・見た目がざん新!お中元やお歳暮にも使いたい。
・しいたけ特有の嫌な臭みがほとんどしない。子どもの受けもよい。
・余ったらスライスして干して好きなときにたのしんでいます。 |
というような感想をテスト販売でいただきました。
これは「好印象!」ということで、さっそく始動しました。
配送用の専用容器などを模索しましたが、「金型」を起こす必要があり、最低でも100万円を超えてくるのは、スモールビジネスとしては痛手。
なので、頭を使ってくふうするしかありません。
配送中の「ゆれ」は大敵です。ポキポキとしいたけが折れてしまっては台無しなので、ここに樹脂製のネジを入れて菌床に刺すことを考えました。
ほとんどDIYをしない私はこの10個の穴を開けるだけでも2時間かかりました。
でも、ここでまた失敗^^
モノタロウで購入したネジがこんなに小さいとは・・・。
開封したときに一人で大笑い^^
これでは「異物混入」になってしまうレベルです^^
ということでしっかり吟味して再発注をしました。
仕事のない日曜日の昼下がりに自宅の3畳間の書斎で黙々と。
穴を開ける機械は、農業指導でおなじみの小野君に借りました。
中敷きの次は「箱」です。
段ボール、コンテナボックスなどいろいろ考えましたが、保冷効果も期待できる「発泡スチロールの箱」にしました。
ネット検索をしていたら「笠原工業」という会社に行き着きました。
楽天市場で見つけたのですが、ジャストサイズを作ってもらえるのかを電話したところ、営業担当の方から折り返し連絡がありました。
30分ほど、この事業の主旨や社会貢献に関することを話していたら「場所は栃木県小山市ですか?」ということになり、こんどの水曜日ならお伺いできます、とのご返答。
いやいや、福島県須賀川市からだと片道およそ150㎞もあります。
いえいえ、大丈夫です。この事業は大きくなると思います。
うれしい一言!甘えることにしました。
どのような仕様になるのか、ゴールデンウイーク明けには決まると思います。
販売等のお知らせはこちらのサイトからお知らせします。
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自宅でしいたけ栽培 事業責任者
たのしいたけ園 植竹 剛
カイ(息子)の成長を感じたこと
今日はしいたけ栽培を通じて、息子の成長を感じた親バカブログです^^
息子(カイ)としいたけ栽培に関しての意見が分かれました。
私:「カイ、ちょっと湿度低くないか?60%だよ」
息子:「うん、そうなんだけどアオカビがけっこうおおくでてきてるからかしつきをやめてるんだ」
私:「お?でもこれから生えてくるしいたけにとっては湿度が必要なんじゃない?」
息子:「うん、そうなんだけどカビがはえるとしいたけちゃんにとって『ここからでてきていいよ』ってところがすくなくなっちゃうんじゃないかなって」
私:「なるほど!そう考えたのか!ならばカイの判断に従うよ!」
息子:「はんだん?はんだんってぼくがきめていいってこと?」
私:「そうそう!前もって教えてくれればカイが決めたことをやって良いってことだよ。そういうのを相談っていうんだ」
息子:「ふ~んそうなんだ。ぼくがおもったことをおとうさんにさきにいえばいいんだね」
私:「そうそう!よくわかったね!」
息子:「わかった」
息子のIQは約70です。ムズカシイ言葉は彼を混乱させてしまいます。意味を理解する、抽象的な表現を具体化するのに時間がかかってしまうからです。
アオカビが発生するのは、菌床に添加剤や防カビ剤をいっさい使っていないので仕方ありません。食の安全を考えるならば、手をかけて、よく観察してアオカビを手で除去した方が良いと私が判断したからです。
そのことをカイに言っても100%の理解を得てもらおうとすることよりも、アオカビはしいたけちゃんにとってよくないもの、ということを理解してもらっていました。
一度インプットしたら忘れないのがカイの良いところです。同じ障がいを持つ方も共通の良さがあります。
でも、徹底しすぎてしまったり、これじゃないとダメという気持ちも働きやすくなる傾向もあります。
息子の意見を尊重しつつ、しいたけや菌床にとっての正解をこれからも探していきます。
株式会社チームのちから
自宅でしいたけ栽培 事業責任者
たのしいたけ園 植竹 剛
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