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代表取締役 植竹剛の「植竹流げんきになる」ブログ
植竹が実際に体験・経験したドキュメントをベースに、何かのお役に立てるよう毎日書いています。
それでもがんばる! ~にぎり屋 八べゑ~
16時過ぎ、打ち合わせを終えお店探訪を考える。最近の生活パターンは17時くらいからお酒をいただき、19時までに帰社。仮眠を23時くらいまでとり、その後明け方まで仕事をする「探訪スケジューリング」を敢行している。
やはり、19時~23時までのピークタイムはコロナのことも考えて避けている。ということで、明るいうちからすみません。入店入店^^
今日寄らせていただいたのはこちらのお店。
大衆感があるお寿司やさんの「にぎり屋八べゑ」さん。「八」と書かれた清潔感あるのれんをくぐる。
「いらっしゃいませ~~~!!!」
威勢の良いあいさつをお二人から受ける。気持ちが良い。夜の部開店直後なので、まだ客はいない。
「初めてお越しいただきました?」
「はい、そうなんです」
「会社はお近くなのですか?」
「いえいえ、打ち合わせに来ました」
「そうですか!どうぞ御贔屓に!」
という大切なコミュニケーションをし、あぁこういうお店の姿勢と声掛けは大事だなぁということを思い出させてくれる。
「とりあえず生と、えっとこの『八べゑ刺身盛り』をおねがいします」
「はいっ!! 生と八べゑ盛り、かしこまりました!!!」
元気の良さは良いお店の証。15秒ほどで生ビール着。ゴクゴク。旨い!
ほどなくして、刺し盛が到着。
ほうほう、こういう感じなのね。まぐろの赤身が分厚い。おー!なかなか鮮度良し。今日も生きてて良かったモードに浸っていると、大将がカウンター越しに声を掛けてくれた。
「けっこう、早い時間から飲まれるのですか?」
「今はそうしてるんです。コロナなので」
「やっぱりそうですよね。(ここからコロナ被害のお話しが続く)」
「でも、がんばるしかないっすね!」
「そうっす!やるしかないっす!」
「大将も一杯やってください」
「ありがとうございます。でも私、仕事中は飲まないことにしてるんです」
「おー、すばらしいですね!分かりました。代わりに私が飲みます!」
「はいっ!どんどんお願いします!」
楽しい会話だ。
骨から身をそぎ落としながらいただく。うまい塩がかかっていて超美味。ありがたい。
普段あまり飲まない日本酒をいただいてしまったので、けっこう酔いが回ってしまい、肝心の握りは次回の宿題にさせていただいた。
精算を終え、帰ろうとすると奥から大将が、「またお待ちしてます!!!」の声。
がんばりましょう。がんばるしかないです。応援しています。
そう応え、店を後にした。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
JR東日本の立ち食いそばを検証した ~「いろり庵」と「いろり庵きらく」~
以前のブログで「いろり庵」のことを書いた。たぬきそば770円。大量の天かすに驚いた。
チャンスがあり、今度は「いろり庵きらく」のたぬきそば400円にありつけた。ちがいを検証してみた。
この店は、立ち食いコーナーとともに、イスもある店。でも4人席などはもちろんない。
座って食せるのはカウンター形式だ。午前10時すぎで客はわたしだけ。コロナ密対策もバッチリだ。
ゆでてますので、少々お待ちくださいませ~という声掛けにちょっとうれしくなる。茹でたてをいただける証拠である。これもピーク時では経験できない。
うん?こうなったんだね。これも対策の一つだろう。
2分ほど待機して「たぬきそばご注文のおきゃくさま~!お待たせしました!」との合図で取りに行く。いろり庵では持ってきてくれたのでこのあたりが値段の差か。
カウンターまで、七味とすりごまを掛けに行く。「いろり庵きらく」はごまが置いてあるのがうれしい。
着席しなおして、いざ。汁は濃いめだが後味はあっさりする。兄貴分のきらくとはちがう味だ。天かすが汁を吸いながらも、最後の抵抗をして「カリっ」という食感にもありつけた。これこれ、これがたぬきそばのだいご味。
味は総じて、「いろり庵きらく」の方に軍配が上がる。こういうお店で求めるのは「手軽な美味しさ」だと思う。
駅そばならば「いろり庵きらく」の勝利。370円の価格差ならば、あと30円足せば2杯食える。この差を埋めるだけの味、サービスは「いろり庵」では感じられなかった。
でもこの差は「求めるサービス」によるちがいだ。兄貴分を否定するつもりはない。
サービスの多様化により、飲食店は更なる向上が求められている。このコロナ禍をどうぞ乗り切り、本来の勝負をしてもらいたい。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
超人気店に並んで入ってみた ~まぜそば やまの~
高校の同級と久しぶりに会った。現役当時からお互い大食漢で、定食屋で2品は当たり前だった。テニス後に「腹減ったな」ということになり、「植竹、いい店知らないか」ということで二子玉川から練馬まで移動。
練馬は植竹の故郷で、非常に懐かしい。いつ開店したかは分からないが美味しいお店として有名な「まぜそば やまの」へ行ってきた。
密を避けるため11時30分開店のところ、11時すぎに到着。2・3番目という良い位置に付けた。友人と、ずいぶん食事量が落ちたこと、コロナのこと、テニスのことをマスク越しにヒソヒソと話していると、「お待たせしました~」の号砲により入店^^
ここで、「まぜそば」と「トロ豚飯」をチョイス。50手前でも、まだまだ食えることを確かめたい。
入店すると、店員の若いおねえさんに「食券お預かりしま~す。はい、にんにくとニラは入れていいですか~?」と聞かれたので、「はいお願いします」と伝え着席。
店内風景はこのような感じだ。
レトロさの演出もあり、すぐになじめた。改めてメニューをチェック。後追い現金払いも可能のようだ。
1ターン目は12名が着席。まだ入れるがお店の密防止策であろう。結構並んでたのね。さすが人気店。
相変わらず、友人と小声で会話をしていたら、先に「トロ豚飯」が着丼。
おいおい、やる気にさせてくれるじゃないか!と思いながらパシパシと写真を撮っていると、主役のまぜそばも着丼。
長ネギ、ニラ、角切り海苔、節粉、にんにく、ピリ辛ひき肉、黄身と色どりもジャンクの割に良い。さっそくまぜまぜしていただく。
第一印象は「ヘルシー」だ。ニラ・ネギのシャキシャキ音が口の中で奏でる。その後、節粉のザラツキとともに、麺タレのしょっぱさとニンニクの香りが鼻から抜ける。こりゃ楽しい。
食べ進めて気づいたのだが、意外とオイリーでないことだ。油そばとは一線を画している。そして麺とW主演の「ピリ辛ひき肉」は、うなる旨さ。単体でいただいてみたら、「ビール」と思わず発してしていそうな逸品。やっぱりこういうのがしっかり美味しくないと、ここまでの人気店にはならないよね、と自問自答しながら黙々といただく。
ものの数分で平らげたら、美味しい第2ラウンド。割り汁を追加してスープとしていただく。水面下にはピリ辛ひき肉が「早くすくい上げてくれ」と待っている。
少しかきまぜながらいただく。う~~~ん、いいね~~~。汁はあっさりだが、丼の中に、ニンニクやニラ、節粉などがまだ残っているので、それも溶かしながらいただくと複雑な味になってくれる。あ~楽しい。(2回め)
汁が少なくなったので、残しておいたごはんを飛び込ませた。
美味しい、楽しい、汗かきオッサンが二人。懐かしいも加えておく。
大満足でお冷をあおっていたら、こんな説明書きを見つけた。
二人とも老眼が進み、「なんか書いてあるな」ということは認識していたが、指南書であったとは気づいていなかった。
宿題をいただいた感覚になりつつ、店員のおねえさんに「ねえねえ、052ってどんな意味があるの?」と聞いてみた。忙しそうにしていたのに笑顔で「052って名古屋の市外局番って知ってます
?」「うんなんとなく」「それが理由みたいですよっ!」と言い残して、さっそうと次の客の対応をしていった。
友人と顔を合わせて、「意味わかった?」「いや」「こりゃ宿題だな」「だな、また来いってことなだ」とオッサン二人がブツブツ言いながら、お店を後にしようと「ごちそうさま~」というと威勢の良い「ありがとうございました~」にまたうれしくなる。と同時に「熱い視線を浴びながら」退店した。
11:55くらいだったか。数十人の並び客全員と目が合いながら、「どうだ旨かったろ!」と言われているようで、すごすごと辞した。
このようにコロナ禍を防ぎながらでも「お店探訪」はできる。狙い目は「開店直後」だ。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
美味しいが・・・ここだけは直してほしい店 ~東京グリルセンター~
通りがかりに、派手な看板の店を見つけた。
店頭看板でのウリは「超炭酸ハイボール100円」これは安い。あまり時間がなかったので、1杯1品と決めてオーダーした。ファーストドリンクのスピードは速く、接客も不快な点は見当たらない。開店直後ということもあり、トイレの清潔感もある。
10分ほどで、オーダーした「チキン南蛮」が着皿。
始めに言うが、これは「リピ(リピート)確定」の旨さだった。甘辛のタレに唐揚げをくぐらせ、自家製を思われるタルタルがドッサリ。
揚げたて、鶏肉超絶ソフト、タレ旨し、タルタルの食感最高!と4拍子。口の中が美味しさで満たされた後、ハイボール効果でスッキリさせてくれる。
うれしさ → ハイボール → 楽しさ → ハイボールの順に幸せがつづく。
ほんの20分ほどの来店であったが、良い店を見つけた。再来店をしたいので、ここで唯一の難点を最後に申し上げ、改善をお願いしたい。入店時の出来事だった。
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何が惜しかったのかというと、「店頭を見ていない」ということなのだ。
コロナ禍対策として、夜の営業が始まる17時ちょうどに入店。店頭で誘導を待っていると、1分ほど声が掛からない。いじわるではないのだが、あえて待ってみることにする。
するとほどなくして、「いらっしゃいませ~!」と厨房からの声。「お好きな席へどうぞ~」に「はい~」と返答。
開店直後なので、まだ来店はないだろうという思いが透けて見えた気がした。
売る気があるなら、売上がほしいなら、店頭への意識は絶対に外れないものだ。
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あえて苦言を呈するのも植竹の使命と勝手ながら申し上げた。ぜひコロナ禍を乗り越えていただきたい。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
すごいパンチ力だった ~麺屋武蔵~
一杯やってきた後、いつも気になっていた店に遭遇した。それは「麺屋武蔵」。トップのビジョンをはじめ、非常に誠実な会社なのだろうと思わせてくれる店だ。
体型は気になるが、酔いの勢いもあって入店^^
券売機前で迷いに迷う。
秋葉原店は「麺屋武蔵 武仁」ということなので、「濃厚 武仁つけ麺」をプッシュ。
元気良いオーダー復唱が入り、調理にとりかかってもらった。LINEチェックをしていたら、着丼。
きれいなビジュアルとともに、お肉と麺の多さに驚いた。誤って大盛を注文してしまった。でもせっかくなので、ガッツリ選手権を一人で開催した。
前半は、美味しさを感じながら堪能。後半は、完食に集中する。
つけ汁の味は一言で、おっしゃる通り「濃厚」。でも不思議とお冷お替りということでもない。一気に食せる濃さだった。これは店としての努力を感じた。
やはり真剣にラーメンに向き合っているのだろう。心地よさと潔さも感じられた。訪れた時刻は22:30閉店の30分前で、客は数名であり、密は防げると思い入店した。
コロナのことを無視するのではなく、かつ十分に注意すれば飲食店への来店はできると持論で、探訪を続けている。もちろん、ランチ時などのピークタイムでの入店はあえてしていない。
齢50を手前にして、この時間帯にこの量は正直誤った。しかし上回る楽しさ、気概を感じられた。食事量をコントロールした上で、再来店をする。
ごちそうさまでした。
株式会社チームのちから
代表取締役 植竹 剛
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